
この度はファーストゴールに加えて、更に大勢の方々から多くのご寄付をしていただき、ネクストゴールの達成することができ、本当に感謝に堪えません。皆様、誠にありがとうございます。
私たちは当初、ドキュメンタリー映画 『普通に死ぬ ~いのちの自立~』 の上映会とシンポジウムを開催し、地域の皆様や関係の方々とともに、親が亡くなっても重い障がいのある方が地域で安心して充実して暮らし続けられるためには、どうしていけばよいか考え合う機会といたいと思っていました。
更にネクストゴールとそれを超過してご支援していただきました分につきましては、『映画上映会及びシンポジウムの不足分』 『ホームページ構築費』 『先進地視察研修費』 『自立生活をイメージするためのツアー』 の費用に使わせていただきたいと思っております。
現在、18歳以上の利用者の方は、生活介護事業という事業を利用し、はぁもにぃ永平寺に通所されています。経営は、国からの報酬でまかなっています。前回も書かせていただいたように、国の制度が、これだけ障がいの重い方が地域で暮らすことが想定されていなかった時代の低い報酬のままでした。全国的にも医療的ケアも含む方の割合も高くなってきた状況が課題となってきたために、この春の報酬改訂では、重い方の生活介護事業というものが想定されるようにはなってきたようです。しかしながら、実際の運用となると、現在のサービスの質を保つだけの物にはなっていません。はぁもにぃ永平寺の厳しい経営状況はあまり変わらないようです。
そうしたなかで、すでに年齢を重ねてきた方々の今後の生活の仕方を考えていくことは、経済的にも精神的にも負担が大きいことは変わらない課題です。
皆様から頂いた大きなご支援とお気持ちを糧に、今後も前に向かって進んでいきたいと思っています。どうぞ今後ともよろしくお願いいたします。