ふる里創生機構の活動は…
ふる里創生機構は、平成30年3月に播州赤穂の市民有志を中心に設立された一般社団法人です。設立祝賀会には100名近い方が参加。お陰様で設立初年度の主事業は、武士道の聖地播州赤穂「塩・水・温泉・素行まつり」(赤穂市観光アクションプログラム補助事業及び、兵庫県政150周年記念補助事業)と銘打ち、平成30年9月20日~26日の1週間イベントを開催致しました。
■定期開催事業としては毎月第2土曜日に月例会を開催して伝統文化に関する学びを深めています。12月には、赤穂義士祭が催される関係で、「忠臣蔵をもりあげよう!ふる里創生@らじお風■はぐれ演歌人in赤穂」(赤穂文化会館)を開催。ふる里創生瓦版を発行する等、赤穂市や兵庫県の補助、及び年会費とカンパを元に地域で可能な限りの活動を行いました。
■本年度は、新生忠臣蔵座談会を開催中です。この座談会は、自分たちの学びを深める活動です。ひとりでも多くの方に赤穂市内での活動と研究の成果を伝えるため動画を配信しています。この座談会を核にした全国規模の民間ネットワークを計画中です。
■1年と数か月間を経て、市内では忠臣蔵復興復活への見通しを感じ始めました。以上のような経緯から、全国の皆様に播州赤穂より発信する時期の到来だと考えています。
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いまさら忠臣蔵、されど忠臣蔵…
忠臣蔵は300年以上も日本人に愛され続けた国民的物語です
元禄赤穂事件は今から約300年前に実際に起った出来事です。この出来事をベースにしたお芝居(忠臣蔵)が、大人気となり全国に広がります。この大人気作品は、時代を超えて江戸時代・明治・大正・昭和・平成へと続きます。
ところが近年では、「忠臣蔵」「赤穂義士」「元禄赤穂事件」を知らない方が増えています。赤穂市内の子どもたちは忠臣蔵に触れる機会がありますが、全国的には…、特に若い世代の皆さんは知らない方がかなりの割合でいます。
■何故、忠臣蔵人気が低迷に向かうのでしょうか?
そのひとつには、「忠臣蔵研究」の問題が挙げられます。史実としての元禄赤穂事件を調べる方は元々かなりいましたが、元禄赤穂事件に関する資料を解明出来ることなく議論は出尽くした等と言われています。資料が解明されることなく研究に終止符が打たれた感が有ります。その結果として真実の赤穂事件「日本人の心」が分からない出来事に対して社会全体が無関心となる方向は当然なのかもしれません。なぜ「日本人の心の反映」と言われて受け継がれたのかに、これまでの忠臣蔵研究で誰も答えることが出来なかったから人気が低迷しているのではないでしょうか。
忠臣蔵のふる里・播州赤穂では忠臣蔵研究が止むことは有りません
☆戦前、戦中、戦後を播州赤穂で過ごした大先輩は「いまの忠臣蔵は、わたしたちの知っている忠臣蔵と違う」と語ります。受け継がれた忠臣蔵とはどのようなものか。播州赤穂には文献や遺跡等、どの地域よりも研究材料が数多くあります。地元の利を活かした研究は欠かせません。
『日本人のこころの反映』
地元の赤穂だけではなく、元々全国的に大人気の忠臣蔵です。全国の忠臣蔵を愛する皆様と共に戦後の忠臣蔵史観に終止符を打ち…
日本人の心の反映☆受け継がれた忠臣蔵を取り戻しましょう!
*画像は、第1回新生忠臣蔵座談会の資料
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未来のこの国を支える子どもたちに、日本の心を…
このページに辿り着いてくれて、ありがとうございます。あなたとのご縁に感謝いたします。わたくしは一般社団法人ふる里創生機構理事長の目木敏明です。
忠臣蔵に対して今の時代の評価は非常に厳しくなりつつ有りますが、だからこそ強く言いたいことが有ります。わたしは赤穂に生まれ育ち70有余年、大石内蔵助ら赤穂義士たちの生き様(人生)に習って今の自分自身があると思っています。会社に勤務していた頃も、皆と協力することや他の者たちを尊ぶ等、赤穂義士から学んだことは数多く有ります。現代の子どもたちにも、赤穂義士の精神(こころ)を伝えていきたいと思います。47名の赤穂義士にはそれぞれの人生があって、自分に適した人物から学ぶことが出来ます。実際、ひとりひとりに色々な人生ドラマが有ります。子どもたちの未来にヒントになるような出来事にスポットを当てることは大切なことだと思っています。未来の日本を支える子どもたちに、過去の偉人たちから学ぶ日本の心(原点)を伝えたいと心から願います。
播州赤穂発、忠臣蔵復興復活の活動に皆さまからの温かいご支援をお待ちしています。
一般社団法人ふる里創生機構
理事長 目木敏明
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*矛盾だらけの戦後の忠臣蔵史観(相関図)
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ご支援の使い道
(一社)ふる里創生機構は、皆さまからのご支援で成り立っています。これまで、地元の赤穂市内での活動は、すべて地域の方々からのご支援やご協力で賄っています。
- 忠臣蔵研究費
- 各種資料作成
- ポスター・のぼり等の制作
- スタッフ(ボランティア)の交通費
- 忠臣蔵復興イベントの開催
- 全国の関係緒団体等の交流や普及活動費
- 新生忠臣蔵推進事業全般 /等
*忠臣蔵復興を赤穂市内だけで行うことに疑問があります。やはり、真の忠臣蔵は赤穂だけのものではありません。赤穂だけの活動ではいつか限界がくるのではないかと懸念もあります。忠臣蔵は日本人にとって大切な物語です。赤穂市内の活動だけでは不十分なことを分かっていますが、残念ながら現状は全国の皆様にお伝えする活動に対して賄うことが難しい状況です。この度の皆さまからのご寄付は、この現状を改善するためのものです。
したがって全国規模で展開する忠臣蔵啓蒙(推進)の資金として以下の通り活用させて頂きます。
☆毎年開催されている「義士親善友好都市交流会議(忠臣蔵サミット)」を盛り上げるための民間活動として、全国の忠臣蔵に関係する民間諸団体や、忠臣蔵を愛する人たち(個人)をも含めた民間交流(民間ネットワーク)の定期開催企画に活用致します。
- 寄付金に上限は設けていません(自由)
- 最低額を、1000円に設定させて頂きました
よみがえれ!日本が世界に誇る忠臣蔵…
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【最後に…】
侍魂は世界平和に貢献しますTHE SOUL OF SAMURAI地元の作家:山口翔著「永遠の忠臣蔵」文化栄誉賞受賞 他/感謝状授与等(インドネシア國バリ州日本文化交流協会より)●地元での研究は日々進んでいます。その効果のひとつに海外より高い評価を受けた一例です。
播州赤穂発「日本人の心を語れる忠臣蔵」の推進活動に皆様のご理解を賜りますよう(祈)