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私たち日本アレルギー友の会では、アレルギーによって、苦しみや不安を抱える人たちに対して、講演会や療養相談を通して、前向きに、自分らしい生き方ができるように後押しすることを大切にしています。
クラウドファンディング中は特別企画として、友の会と関わりのある方々が、どのようにアレルギーを乗り越え、今の自分らしい生き方を掴むことができたのか、生の声とともに紹介していきます。
6回目は、アトピー性皮膚炎を患っているM・Eさんです。
M・Eさんのアトピー性皮膚炎体験記
子供の頃は膝の裏と肘の裏、口の周りに湿疹の症状が出ていました。中学生になると勉強や部活などの疲れや環境の変化からか頭と体が痒くなり皮膚症状が昔に比べてだんだんに悪くなってきました。今まで通っていた病院では良くならず別の病院へ行って初めてアトピー性皮膚炎と診断されました。定期的に病院に通い、症状は落ち着いていました。
高校3年生頃から以前よりアトピー性皮膚炎が悪くなりステロイド外用薬も強めのものを処方されたり内服ステロイドを処方される様になりました。高校3年生の冬頃、突然顔と体中が痒くなり、掻きすぎて汁が出るようになりました。そんな状態では人と会うのも苦痛で自分の顔を鏡で見るのも勇気がいりました。
その後、良くなりたい一心で色々と調べ、いいと言われるものは沢山試しました。どれも肌が痒いのは治まらず症状がひどい時に効果があるものはありませんでした。毎日掻き壊しどんどん悪くなり毎日暗い顔で過ごしていました。
そんな時、たまたま本屋さんで日本アレルギー友の会の「患者だから分かるアトピー性皮膚炎」を見つけ購入しました。自分と同じ様に悩んでいる人がいてとても励まされ、標準治療をきちんとしていけば良くなるんだと希望が持てました。日本アレルギー友の会でボランティアをしながらアトピー性皮膚炎の方達とお話しをするなかで、アドバイスをいただき励みになり、ためになる時もありました。
今はしっかり標準治療をしたおかげで、アトピー性皮膚炎の症状も落ち着き快適な日々を過ごしています。また、嫌なことがあったときには自分なりにストレスを解消していくことが大事だと気付き、ジョギングをするなど自分なりのリフレッシュ方法を見つけました。
良くなるきっかけを与えてくれた日本アレルギー友の会の活動や皆さんに感謝しています。
相談・サポートする体制が整っています
アレルギーを乗り越えてきた相談員が電話やメール・オンラインで、患者の立場からアドバイスを行っています。同じ患者だからこそ、気持ちに寄り添うことができ、自身の治療の経験から情報提供も行うことできます。
また、講演会も実施しており、アレルギーを乗り越えるためのサポートも行っています。
M・Eさんのアトピー体験記の全文はこちらをご覧ください。
▷http://allergy.gr.jp/archives/410
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クラウドファンディングを実施中です。
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