アニドネは数少ない中間支援組織であり、公益社団法人です
アニドネは、動物のためにがんばっている団体と、自分も何かしたいと思う人や企業を結びつける日本初の動物関連に特化したオンライン寄付サイトを運営する中間支援組織です。「どのような施設や活動を支援したらよいか分からない」という多くの方の声に応え、厳正な審査を経て認定された団体へ寄付をお届けしています。
アニドネは中間支援組織であることに誇りを持ち、日本の状況を変えていくために、さまざまな取り組みを行っています。
現場で奔走する多くの活動団体に寄り添い伴走することで、動物福祉のボトムアップを図っていきたいと常に考えています。また「動物福祉を世界トップレベルにするために、なにが問題でなにが必要なのか」を世の中に提示できる立場にあります。そのために、活動団体のみに向かい合うのではなく、多くの有識者、専門家、企業などと手を取り合い、施策を実施しています。
ここではその一部を紹介します。

<情報発信>
正しい知識を持つ専門の方(国内外の行政や動物愛護センター、動物の専門家など)へ取材をし、寄付サイト「アニドネ」で積極的な情報発信をしています。
セミナーでは、海外や日本の比較などをしつつ、現状と解決策を伝えます。
<企業コラボ>
企業が持っているスキームと動物への寄付コラボを多く実施しています。
寄付文化が根付いていないと言われる日本ですが、昨今SDGsの世界的な後押しもあり、動物関連に興味を持ってくださる企業が増えています。
<リサーチ・啓発活動>
問題の根源を変えるためにAWGs(アニマルウェルフェアゴールズ)活動を展開。犬猫版のSDGs活動といえます。リサーチ、署名活動、法改正への提言なども行っています。
◆「AWGs(Animal Welfare Goals)」
多岐にわたる動物関連の問題
「すべての犬や猫が、幸せに暮らせるように」
そう思う時、現在の日本社会では変えていくべきことがあります。
法整備の遅れ、命を生み出す現場から流通にかかる問題、多頭飼育崩壊や野犬問題、高齢化からくる問題など一筋縄ではいかない状況があります。アニドネは、その一つひとつに向き合い、調査・発信・行動をしていくことで日本の動物福祉をよりハイレベルに変えていきたいと考えています。

厳格な基準で認定団体を選定
寄付先は、動物のためにがんばる団体(保護団体・介在団体・伴侶団体・啓発団体)が対象で、2025年12月現在で53団体を認定しています。アニドネでは、団体の認定のために膨大なパワーを割いています。年に一度の公募と、2年に一度の更新で、約半年をかけて動物福祉を始め、様々な観点からチェックをさせていただいています。
動物関連に寄付をしたいけど、適切な団体がわからない・選べないという想いをお持ちの方にも、安心して寄付をしていただけます。
個人から企業まで…多様な寄付のカタチ
アニドネはこれまでに、個人の方・団体の皆さまから、678,681,069円(2025年8月末時点)の寄付金をお預かりし、「保護団体」、「介在団体」、「伴侶団体」、「啓発団体」へ寄付を届け、その活動を支援しています。今後もアニドネに寄せられる多くの寄付金を、高い理念と目標を掲げ活動する団体が有意義に活用できるよう努めてまいります。
アニドネの活動に賛同くださる公式サポーターも募集中です。

代表者メッセージ

愛犬と過ごすうち、私はその経緯の中で動物業界を深く知ることになりました。引っ越しするから、吠えるから、子供が産まれたから、というような人間の都合で多くのの動物達が殺処分にあっている、これは衝撃でした。また、その反面、そんな動物達を救う活動をしている人たちが多くいることに、私は同じ位の衝撃を受けました。
そして私は、多分この先もずっと愛する動物と暮らすであろう自身の人生の中で、なにができるのか、いやなにかすべきではないか、を考えるようになりました。その結果、この事実を多くの方に知ってもらうと同時に動物のためにがんばる方たちを支援できる仕組みを作りたい。そのために、株式会社リクルートという企業で培った情報加工スキルを動物に還元するべくオンライン寄付サイトの設立に至りました。
多くの愛犬家・愛猫家の方々に日本の現状を知っていただき動物のために尽力する団体に寄付を届け一頭でも貴重な命を救いたい、犬猫が介在することで幸せな人を増やしたい、それが私の、そしてアニマル・ドネーションの願いです。
公益社団法人 アニマル・ドネーション
代表理事 西平衣里


