ペットとともに路頭に迷うケースが急増!
コロナ経済危機により、多くの人が失業したり住まいを失っています。「新型コロナ災害緊急アクション」にも、「犬とともにアパートを追い出された」という女性が相談メールをくれました。
私たちは住まいのない方には緊急宿泊費を渡し、後日、公的な制度などにつなげるなどの支援をしていますが、犬がいるとビジネスホテルやネットカフェには宿泊できません。その日は野宿となりましたが、その翌日から、様々な方の奮闘で女性と犬が安心して宿泊できる場所を確保できました。一方、彼女は生活保護の相談に行った際、「犬を処分しろ」と言われたそうですが、生活保護はペットがいても利用することができます。
ですが、一度ペットともに住まいを失ってしまうと、アパート生活に戻るまで様々な困難がたちはだかるのも事実です。また、女性とともに住まいを失った犬は、滞在場所が決まってから体調を崩し、継続的な治療が必要な病気であることが判明しました。
どうか小さな命を守るためご支援ください!
ペットを連れて住まいを失った人からの相談はこの女性からだけでなく、他にも来ています。コロナによる経済停滞が続く中では、これからも増えることが予想されます。このような事情から、私たちは「反貧困犬猫部」を立ち上げ、寄付金を集めることにしました。
フード代や宿泊費、病院代など、飼い主とともに住まいを失った犬や猫などのペットを支援する取り組みです。ありがたいことに、活動に理解を示してくださる動物病院にも出会えました。コロナ禍で、困っているのは人間だけではありません。小さな命を守るため、ぜひ、お力をお貸しください。
ご寄付の使い道
本ページからのご寄付は、通常のご寄付とは別に管理し、住まいを失った方と暮らすペットのために下記用途で使わせていただきます。
・飼い主と共に身を寄せられるペット同伴OKのシェルター費用
・住まいを失った方が飼うペットのフード代
・住まいを失った方が飼うペットの治療費
利用実績はウェブサイトなどで公開させていただきます。