ドコデモこども食堂とは
いつでも、無料で、安心できる食事の機会を。
ドコデモこども食堂は地域でこどもを見守る仕組みです。
ドコデモこども食堂は、食事や見守りを必要とする子どもが地域の飲食店で、いつでも・無料で・安心してご飯を食べられるようにする仕組みです。
大人たちからの“寄付”によって、食事や見守りを必要とする家庭にチケットを発券します。チケットのお渡しや使用を、地域の支援団体や飲食店とのやり取りを必要とすることで、食事を通して、見守りを必要とする家庭やこどもたちが地域の人たちとつながる機会をつくります。
ドコデモこども食堂の実現にあたり、(社福)大阪府共同募金会『地域の子どもの福祉のための助成』およびクラウドファンディングの実施により623名の方々からご支援をいただきました。
クラウドファンディング:https://readyfor.jp/projects/asuchik
プロジェクト立ち上げの背景
ひと時の食事を届けるだけでない、見守りの仕組みを
7人に1人の子どもが貧困状態にある実態が見えづらいまま、さらに深刻化している今。
水道と電気が止められているけど、あと10日は給料が入らないので支払えない…。
1日1食の学校給食しか、育ち盛りのこどもに食べさせることができてない…。
生きていくために必要不可欠な光熱費や食費までも切り詰め、それでも途方に暮れている子ど
もや家庭があります。
コロナ禍での数年間を経て、地域の人や機関とつながることのハードルは一層上がり、どうしようもない状況に喘いでいる家庭やこどもたちは、その「しんどさ」、SOSをこれまで以上に発しづらくなっています。
私たちはひと時の食事を届けるだけではなく、継続的に食事や見守りを届けられる仕組みが必要だと考え、「ドコデモこども食堂」の構想にたどり着きました。
参加利用方法
ドコデモこども食堂は完全オンライン化されたクーポンチケットになります。
チケット配布の対象となるには、地域で活動に取り組むこども支援団体の招待が必要です。
各ご家庭での利用には「ドコデモこども食堂」アプリが必要です。
参加対象:
・地域のこども支援団体
・地域の子どもと保護者(こども支援団体が招待)
・地域の飲食店(こども支援団体が招待)
利用イメージ
こども支援団体専用の管理画面を提供し、画面から地域の子ども・保護者、飲食店を招待することができます。
・利用者、飲食店を招待(登録後に自動通知)
・運営に必要なクーポンチケットを申請(1ヶ月、3,000円×20枚を想定)
・配布されたクーポンチケットを利用者に配布
・利用者が飲食店でクーポンチケットを使用、飲食店はアプリで精算。
・運営から飲食店にチケット使用額を支払い
■利用者向けのアプリ画面イメージ
大阪市西淀川区から開始
地域クーポンチケット「ドコデモこども食堂」
大阪市西淀川区から運用開始。
大阪市西淀川区でこどもたちを見守る大人の声
コロナ禍の影響で黙食、イベント縮小と人とのつながりが薄れていく中で、こども食堂はより注目されてきました。
こどもたちや家庭の「見えにくいしんどさ」が増えているため、地域の大きな期待に応えるべく、小さな団体がそれぞれキャパ限界まで頑張っています。地域が地域の困り事として子育て世帯への支援も考える必要があると思います。小さな一団体が支援をするには限られた範囲が限界となります。
「ドコデモこども食堂」のような取り組みが地域に広がることで、こどもや子育て世帯を広く面で支えることができる流れができることを期待しています。
特定非営利活動法人くるる「にしよどこども食堂くるる」
理事長 大西 史高 さま
副理事長 大西 裕子 さま
今回は素晴らしい取組に先駆けてスターティングメンバーに選定して頂き、大変学びになりました。
地域の方に愛される店舗に限ってシステムの運用が不可能であったりと、開拓には苦難もありますがお陰様でこちらの思いに応えてくださる店主様に巡り合い、何とかスタートに至りました。
利用者ヨシ、店舗ヨシ、運営ヨシ、社会ヨシの4方ヨシで末永く続くように応援宜しくお願い申し上げます。
佃こども食堂
藤田欣也さま
これからの社会を担う子どもたちの “明日” を見守る大人を応援しませんか?
一般社団法人明日へのチカラは、子どもを取り巻く課題に挑む大人たちを、支援者の皆さまのご寄付で応援しています。
私たちと共に、すべての子どもが希望を持って成長できる社会を実現しましょう。
いただいたご寄付は子どもたちを見守る活動やNPOを応援するために大切に使わせていただきます。
多くの団体が持続可能な形となり多くの課題を解決し、子ども達の人生を豊かにするために応援をお願いいたします。