あわひは「一人ひとりが自分の生き方を肯定できる社会」をビジョンに活動する任意団体です。
2022年8月にホームページを公開し、「社会に間の選択肢を創り、一人ひとりの心に、ゆとりと安心を届ける」をミッションに、活動をスタートさせました。
あわひは「お金の心配をせずに、人との繋がりの中で、自分自身について考えられる環境を創る」ことを軸に、活動をしています。
具体的には、現在は以下の4つの事業を中心に活動しています。
休職・離職中の方を対象に、交通費をサポートさせていただきながら畑活動をする「休む人のための畑」
一人で何もせずに休むことは思っている以上に難しい。だからこそ、みんなで一緒に休みながらも、適度に活動できる場として開いています。
休職・離職中の方であれば、最初の一杯は無料となるカフェ「休む人のためのカフェ」
一人で抱え込まずに、悩み等を打ち明けられる場所としてカフェを開いています。店主側も、現在休職・離職中の方に立ってもらい、小さな「働く」が体験できる場にもなっています。
休職・離職経験のある方をゲストにお話を聞くラジオ「あいだの生き方ラジオ」
毎週月曜日の朝7:00に、Spotifyにて配信中のラジオ。休職・離職経験のある方に毎回50分ほどお話を伺うことで、あいだの生き方についての考えを深めていきます。聞いてくださった方々が、少しでも心が軽くなればと思っています。
たった一人から始める居場所作りをコンセプトに、場作りに興味のある人が集まるコミュニティ「アキボシ」
あわひが場を作るだけではなく、世の中にもっとたくさんの居場所が生まれたら。そんな願いから、たった一人から始める居場所作りというコンセプトで、場づくりに興味のある人同士で集まるコミュニティを運営しています。
社会には、間の選択肢が足りていない。
学校を卒業したら就職して働く。何歳になったら結婚する。そうした”こうあるべき”とされる当たり前が、この社会にはまだまだあります。ですが、そんな当たり前とされる生き方が合わずに、体調を崩し、仕事を続けられなくなる人たちも大勢います。
「今の仕事は辛いけど、今後どうすればいいのかわからない」
「体調を崩し仕事を辞めた。その後もなかなか次の一歩が踏み出せないでいる」
居場所作りを通して出会ってきた方々から、そのような言葉をたくさん聞いてきました。
今ある社会の中で感じる生きづらさ。それらの要因として、社会に間の選択肢が少ないでのはないかとあわひは考えています。
会社に就職して週5日働くか、フリーターとしてアルバイト生活を送るか。働くという選択肢一つをとってみても、安定か不安定かといったような極端な選択肢しかないように感じます。
その結果、仕事が辛くても、なかなか辞めることが出来ずに、体調を崩してしまうまで働いてしまうということが起きています。また、もしも辞めたとしても、「無職である」という状態は良しとされず、すぐに新しい職場を探さなければというプレッシャーを感じている人もいます。
収入は減るけれど、週3日だけ働いて生活をする。
一度仕事を辞めて、ペースダウンをした上で、再度自分のやりたいことを考える。
そんな間の選択肢があっても良いのではないでしょうか?
一人ひとりが自分の生き方を肯定できる社会に
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。任意団体あわひの代表、西村征輝です。
私は中高2年半の不登校経験があり、大学時代はNPO等、社会課題解決の分野でインターンをするなどの活動をしていました。
ですが、大学卒業直後、再び鬱になり、今までの自分の頑張りは何だったんだろう。自分の生き方が間違っていたのではないかと、自分の生き方を否定していた過去があります。
そこから、様々な人に助けられ、居場所作りの活動を始めました。そして、沢山の人と出会う中で、「どうしてこんなにも優しくて、素敵な人達が、苦しまなければいけないのだろう」と思うようになりました。
生き辛さを抱えている一人ひとりが、「うまく生きられない自分が悪いのではないか」と自分を責める必要がないように。たとえ自分自身を肯定できずとも、そんな自分なりになんとかやっている、その生き方は肯定できる社会を目指したい。そんな想いをビジョンに掲げて活動をしています。
多くの人が息苦しさを感じているこの社会の中で、間の選択肢を増やし、もっと息のしやすい場所を創る。そんなあわひの活動を応援し、あわひを広げる仲間になっていただければ幸いです。
いただいたご寄付の使い道
あわひの活動はまだ始まったばかりですが、少しずつ広がりをみせています。
今までも、事務所を居場所として開放し、休む人のための畑・カフェで、人との繋がりを感じられる場を創ってきましたが、今後もより活動の規模を広げていきます。
寄付をしていただける方が10人集まれば、カフェを一度開催することができます。
現在は月に一度しか開催をできていませんが、今後は隔週・毎週と開催頻度を増やしていきたいと考えています。また、大阪だけではなく、東京でもカフェを開催することを目指しています。
また、寄付していただける方が一人増えるたびに、畑に一人来ていただくことが出来ます。
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寄付をしてくださる方の多くが「少額で申し訳ない」と言葉にされますが、少額だなんてとんでもないです。毎回本当に本当に嬉しい気持ちでいっぱいです。
「活動を応援する1000円」というのは、より具体的に言えば、
居場所を無くしている方に対して、「交通費なんて気にしなくていいから、あわひの畑においでよ」と声をかけられる1000円かも知れないし、「その得意なことをカフェで活かしてみない?」と声をかけられる1000円かも知れません。
あわひを応援してくださる皆さんがいるからこそ、何気ない一つの声かけ、一つの行動を、お金の心配をすることなく出来ているんだなと感じています。
だからこそ、寄付して良かったなと思えるような活動を、今後も広げていきたいと思っています。
今後のあわひの活動を広げていくためにも、ご支援よろしくお願いいたします。