べんざいてんのお家3つの事業をご紹介!
NPO法人べんざいてんのお家代表理事吉本真菜実と申します。
「人は自ら学び、育つことができる」
私は、この言葉が人の本質であると考えています。
そのために「自分で生きるきっかけ」と「子どもと大人が育ち合う居場所と学校」を
提供するために行っているのが…
①デモクラティックな学校運営事業
②人の可能性は無限大!ワクワクしよう!植松努さん考案エンジンロケット教室
③大人のてらこや事業(保護者の居場所と学びの場)
以上3つとなります。
具体的にどんなことを大事にしているのかをご紹介させてください。
3つの事業に対するそれぞれの大切なこと
デモクラティック(民主主義)な学校では「生きる土台」を育むことために
大事にしていることが3つあります。
・自由と自治
・折れない心を育む
・子どもと大人が一緒に育ち合う
・自由と自治ってどんなこと?
自分のことは自分で決められる「自由」と
学校全体のことはみんなで話し合って決める「自治」
自分のことは自分で考え選んで決めて行動できる経験を
行っています。
興味のあること、好きなこと、ワクワクすることが学び、探究に繋がっていきます。
そこから、自分に必要な学びや将来の道を自分の力で出会っていけるように
スタッフ大人が伴走している日々を送っています。
また、学校全体のことをみんなで話し合うことも
すごく丁寧に、回り道のようなことを積み重ねています。
最短距離で話し合い、決めるには「多数決」が手っ取り早いです。
しかし、それをせずに「合意形成」を図っていけるように取り組んでいます。
・折れない心を育む
気持ちが折れると何もできなくなる経験はありませんか?
やりたい!知りたい!探求したい!仲良くなりたい!など気持ちは
行動に繋がっています。
気持ちが折れてしまったら、チャレンジも意欲も湧かず
何もできなくなってしまうと考えています。
だからこそ、折れない心を育みたい!
それをするために「共感的コミュニケーション(NVC)」を活用した関わりを行っています。
自分の大切なこと/他者の大切なことを
大切にできる力があれば
自分の思うようにいかないことが起こったとしても
怒りや悲しみが湧き起こってきたとしても
その気持ちに自分自身が共感的に受け入れられ
何を大切にしたかったのかに気がつくことができます。
その大切にしたかったことと繋がることができたら
「だったらこうしてみたらいいのかも!」と
道が塞がることなく、新たな広がりを見せてくれることになります。
・子どもと大人が一緒に育ち合う
学ぶのは、子ども時代にすることだと思っていませんか?
大人こそ、時代にあった、そして子どものために学ぶ必要があります。
子どもの育ちに一番大切な環境要因は「大人」です。
子どもを通して、子どもの育ちに必要なことを学び合えるように
べんざいてんのお家では、子どもと大人は対等に上下関係なく
関わり合い、一緒に場を創っています。
大人も時に傷つき、悶々し、どうすればいいかなと悩みながら
目の前の子どもの最善に向かって、伴走しています。
「あの時ごめんね」とやり直しをさせてもらうこともしばしばあります。
大人として、上から圧をかければ支配できて、簡単です。
けれど、それをすることが本当に子どものためになるとは到底思いません。
「あなたが大事、大切だよ」を届けながら
大人自身も「私って大切で大事なんだ」と思えるように
関わり合っていけることを行っています。
(子どもと大人で共感的コミュニケーション(NVC)に取り組んでいる様子)
人の可能性は無限大!ワクワクしよう!
植松努さん考案エンジンロケット教室
「人の可能性を潰してしまう、どーせ無理という言葉をなくしたい」
そんな思いで、全国各地で講演会を行っている植松努さんがいます
植松さんは、北海道赤平でマグネット会社をされている社長さんです。
(写真は、2023年11月11日@徳島県阿南市にお招きし講演会主催をさせていただいた時のもの)
植松さんと言えば、こちらの動画で有名です。
Hope invites | Tsutomu Uematsu | TEDxSapporo
植松さんは、人の可能性が奪われない社会にするために
エンジンロケット教室を北海道で行っています。
当法人も、その想いに共感し研修を受けロケット教室を展開しています。
子どもにも大人にも、可能性がたくさんある。
自分の好きやワクワクすることに出会えたら
人の可能性を奪うようなことをしなくて済むはずです。
もっと自分に集中して、自分のことに取り組めるように。
そして、そんな人たちが社会に増えていけば人の可能性を奪っていくようなことが
必ず減っていくはずだと信じて、徳島県内で毎月ロケット教室を展開中です!
大人のてらこや事業(保護者の居場所と学びの場)
子どもを育てるすべての保護者の居場所として「こころの保健室」を開催しています。
誰にでも話せない子育ての悩みって、ありませんか?
不登校や引きこもり、学業や親子関係など
どんな内容でも、この場所では「共感的に聴き合い」「否定せずジャッジしない」場を創っています。「この場の話は、この場だけのもの」と設定していることも心理的安心を体感してもらえるようになっています。
心も頭もいっぱいで苦しい時、少しずつ話し始められたら
隙間があいて、そこに風が通り、新たな発想や気づきが生まれます。
話すは、放す、離すとも置き換えられます。
私たちは、子育て中の保護者にも寄り添えることを行っています。
派生して、共感的コミュニケーションスキルを高められる講座も開催しています。
代表者メッセージ
ここまでお読みいただきありがとうございます!
2019年7月から始めたべんざいてんのお家は、2021年3月にNPO法人となりました。
子どもの居場所としてスタートし、現在では「多様な教育を提供する学び場」として学校を行うようにもなりました。ロケットあげたり、保護者の居場所をしたり、学び場をしたり…時には映画の上映や講演会を行ったりしています。
ここまでやってきたことは、すべて経営理念に繋がります。
そして、私は10年後にこうなっていたいビジョンがあります!
🏠共感的に自分と他人に関わりあえて 折れない心を培った 子どもと大人を増やす
🏠わくわくすることと出会えて 行動できるきっかけを創る
🏠自分の可能性と自信をもって 興味関心にチャレンジできる 子どもと大人を育む
🏠子どもも大人も自分らしく 安心していられる居場所と学校
この実現のためには、様々な方に関わってもらう必要があります。
そして、現状ではとても運営費も何もかも足りていないことに気がつきました。
これまでボランティアベースで行ってきましたが、自転車操業です。
どうか一緒にべんざいてんのお家を創ってください。
支えてください。
寄付金の使い方とマンスリー特典
デモクラティックな学校は、本当は学費無料で通えるようにしたいです。
皆さんからの寄付で経営がしたいのです。
現在、火曜から金曜日週4回の開校で月12,600円と全国平均を遥かに下回った学費設定です。
経済的な理由で通えなくなることを避けたい思いで、この金額でやっています。
けれど、これでは、質の良い教育を提供することが難しいと最近になり気がつきました。
子どもの環境要因に大切なのは「大人」の存在です。
意欲に溢れる方を雇用できれば、子どもに伴走してくれる人が専従でいれば
子どもの世界も広がっていきます。
また、社用車があれば、様々なところへ出向くことができます。
現在は、スタッフの好意で自家用車での移動をしていますが事故など起こった場合を考え
それを今年度でやめにしようと思っているところです。
法人を継続させていく大変さを痛感しています。
寄付経営をしたいと声を大きくして言えることも、なかなかできませんでした。
べんざいてんのお家をスタートし始めて、代表と副代表は無報酬でやってきました。
2023年は月2万円もらおう!と決めましたが、払えるかどうか微妙なところです。
私は、べんざいてんのお家を続けていきたい。
ここは、社会にとって必要不可欠なことをやっている法人だからと胸を張って言えます。
どうか皆さんの支援で、べんざいてんのお家がもっと社会に役立てられるように
マンスリーサポーターになってください!
⭐️マンスリーサポーター特典⭐️
・不登校専門情報誌助っ人 PDFにて送付
・不登校専門情報誌助っ人 お名前記載
・共感的コミュニケーション勉強会(共感サークル)参加費無料
(月4,000円以上のサポーター様対象)
・毎学期ごとに学校の様子をお届け
・ロケット教室など各種イベントや勉強会、こころの保健室優先告知
現在、代表が現在第4子妊娠中(2024年5月初旬予定日)のため
マンスリーサポーター目指せです。
どうぞよろしくお願いします。