バイブルフォージャパンとは
一般財団法人バイブルフォージャパンは日本全国に世界のベストセラーである聖書(解説付き)を普及するための一般財団法人です。当団体は、理解できる聖書を無料で進呈し、通読仲間と共に聖書を読むことで、心の健康を維持し、心に希望を取り戻し、また自殺の予防にも寄与できるよう努めております。
バイブルフォージャパンはエホバの証人、統一原理、モルモン教などの諸宗教、およびいかなる政治団体、思想団体とも関係ありません。
一人でも多くの方に、理解できる聖書を届けたい
バイブルフォージャパンにて取り扱っております回復訳新約聖書には、読者の理解を助ける五つの特徴があります。
1.ギリシヤ語原文に忠実な翻訳
新約聖書回復訳本文は、ギリシャ語ネストレ二十六版を底本とし、ギリシャ語のニュアンスや真理を正しく伝えるため直訳的な翻訳となっています。
例えば、ギリシャ語の前置詞の訳し方について、「eis」というギリシャ語の前置詞は英語では「into」、日本語では「中へと」という意味を持ちますが、一般的な日本語訳はこの前置詞を無視してしまっています。対し、回復訳はこの前置詞のニュアンスを消すことなく直訳的に訳しています。
- 【SKD訳】 神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された。独り子を信じる者が一人も滅びないで、永遠の命を得るためである。
- 【SK訳】神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。それは御子を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。
- 【KG訳】神はそのひとり子を賜わったほどに、この世を愛して下さった。それは御子を信じる者がひとりも滅びないで、永遠の命を得るためである。
- 【回復訳】神はそのひとり子を賜わったほどに、世の人を愛された.それは、彼の中へと信じる者が一人も滅びないで、永遠の命を持つためである。
その他、回復訳は無理な意訳を避け、直訳的に訳した上で解説を付けることにより、読者の理解を促すよう工夫されています。
2.聖書を学ぶために役立つ解説付き
9,000以上のフットノートは読者の聖書理解を大いに助けます。
3.関連する箇所に導く引照聖句 13,000以上
聖書は関連する御言葉を併せて読むことで、より深い理解を得ることができます。
4.主題や段落ごとにテーマをまとめたアウトライン
「木を見て森を見ず」という諺がありますが、聖書を読む際に一つの御言に注目しすぎて、その御言がどの様な内容、背景の下で語られているのかを見失ってしまうことがあります。回復訳は御言の内容をテーマごとにまとめ、アウトラインを挿入することで、読者が読んでいる節がどんな内容、背景で語られているか、理解を助けます。
5.チャート・地図
聖書には思想の流れがあります。回復訳はその思想の流れをチャートにすることにより、読者の理解を助けます。
通読仲間と共に聖書を読むことで、助けられ励まされる
バイブルフォージャパンは単に聖書を無料進呈するだけの団体ではありません。わたしたちは希望される読者の方に、日本各地で開かれている聖書読書グループをご紹介しています。
■人が独りでいるのは良くない
聖書は「人が独りでいるのは良くない」と言います。もともと、人は団体的な存在です。大抵の場合、独りでいる時には悩みの思考の連鎖からなかなか抜け出せず、多くの時間が空しく費やされてしまいます。人には適切な助け手が必要です。
創世記2:18 それから、エホバ・神は言われた、「その人が独りでいるのは良くない.わたしは彼に、彼の配偶者としての助け手を造ろう」。
■聖書を理解するには適切な導き手が必要
聖書は単なる知識の書ではなく、実行を伴う生活の書です。日常生活を営む方法は親から子へ、また子から孫へと有機的に伝えられます。その際には両親や祖父母など、適切な導き手が必要です。聖書を学ぶことも同じ原則にあり、聖書から知識を得て、それを実行することは適切な導き手を必要とします。
使徒8:30-31 そこでピリポが走り寄ると、その人が預言者イザヤの書を読んでいるのを聞いて、「あなたは読んでいる事がわかりますか?」と言った。すると彼は言った、「だれかがわたしを導いてくださるのでなければ、どうしてわかるでしょう?」。そして彼はピリポに、馬車に乗って一緒に座るよう請い求めた。
■共に聖書を読む生活は励ましを通して喜びを得る生活です
多くの悩みを経て聖書に来る方々は初め、喜びがなく、歌を歌うような状況にはないかもしれませんが、誰かと共に聖書の言葉を読み、教え合い、その言葉を味わい受け入れる時に、その言葉は外側で歌となり、その人を慰め、励まし、喜びを得させます。
コロサイ3:16 知恵を尽くして、キリストの言をあなたがたの内に豊かに住まわせ、詩と詩歌と 霊の歌とをもって、互いに教え戒め合い、恵みをもって、心から神に向かって歌いなさい。
ご支援の使い道
一般財団法人バイブルフォージャパンは、皆さまからのご支援で成り立っています。これまでバイブルフォージャパンは個人の希望者の方々に分冊聖書(476~333円)を無料進呈して参りましたが、今後は図書館、宿泊施設、公共施設やレストランなどの書籍コーナーへ新約聖書(3000円)を寄贈していきたいと思っております。また、スタッフやボランティアが在住していない地域にも訪問し、聖書を共に読み、皆様の心の健康と希望を取り戻して頂きたく思っております。皆さまからの献金は、聖書の購入費とスタッフの人件費、読者訪問の交通費として使用させて頂きます。
バイブルフォージャパンは原則、頂いた献金について、個別にお礼状をお送りしません。それは、聖書の御言葉に書かれている通りです。(何か問題が発生した場合や、ご質問を頂いた場合などは適切にご連絡を差し上げます)
「 しかし、あなたは施しをするとき、右の手がしていることを左の手に知らせてはならない.それは、あなたの施しが隠れているためである.すると、隠れて見ておられるあなたの父は、あなたに報いてくださる。」マタイによる福音書6章3-4節
隠れて見ておられる父なる神が、あなたに報いてくださいますように。