▼自己紹介
まだまだ壁のある『障がい』と『地域社会』の架け橋になる。
はじめまして。「一般社団法人bird」代表理事の杉岡怜子と申します。
私には、発達障がいを持つ息子がいます。息子を育てていく中で、障がいを持っていても
自分の可能性を見つけられたり、同じ障がいを持ったお子様がいる保護者の方達と
繋がれる場所があればと思い、「一般社団法人bird」を立ち上げました。
「一般社団法人bird」は
・障がいを持った方々が安心して通える『音楽、芸術スクール事業』
・不登校の子ども達への『フリースクール事業』
・民間学童として『アフタースクール事業』
・保護者コミュニティー『family bird』を現在運営しております。
将来的には『就労支援事業』や『コンサルティング事業』などの運営もできるよう、事業を拡大していきたいと考えています。
▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ
息子が発達障がいとわかった時から
「この子は、もし私が死んでしまったら、どうやって生きていくのだろう?」
その事ばかりを今でも心配し続ける。
私の息子は小学2年の時にADHD(注意欠如・多動症)、ASD (自閉症スペクトラム)と診断されました。
保育所の時は、ただ単に一人で遊ぶ少し変わった子どもという認識でしかなかったけれど、小学校に入学してから異様な集中力のなさ、落ち着きのなさが目立つようになり、診察を受けに行って初めて発達障害の診断を受けました。
当時の私は簡単に受け入れることができず、しばらくは何とかそのまま社会に馴染ませようと投薬も断り、母子共に頑張ったものの診断から一年ほど経った頃に心身共に限界を迎えた私が、縋る思いで扉を叩いた発達障害の認定医に
『お母さん、イライラするだけ無駄無駄!』と言われたことで絶望より救われた気がしました。
諦めるのではなく、できる方法を見つけながらいっぽずつ、少しずつ成長していく。
そこから始まった母と息子の2人3脚の生活、これこそがbirdの原点であり、「一般社団法人bird」を立ち上げるきっかけです。
『発達障がいの子どもの人数は大幅に増加傾向』
調べによると1993年から2023年までの30年間で発達障がいの子どもなどが通う通級の生徒の数はおよそ15倍になり、増加の一途を辿っていると言われています。
たとえ我が子に障がいがあったとしても、子どもの幸せを願わない親などいません。
それでも相談できず、理解されず、悩み続ける親子にたくさん会ってきました。
まだまだ保護者にとっての救いの場は足りていないのが現状です。
子どもたちと共に、親にとっても孤立しない地域づくりが必要とされているのだと感じています。
障がいを持っていることは決して「かわいそう」ではありません。
成長する過程で、これから生きていくための経験と教育を必要としているだけなのです。
▼プロジェクトの内容
『音楽の力でごちゃ混ぜのコミュニティを作ろう』
『障がい』に対して、世間の皆様はまだまだどう接したらいいのか分からないのが大半だと感じます。
接し方が分からないから遠ざけてしまう、声をかけづらい、など、誰しもそういった気持ちを抱いた経験が少しはあるのではないでしょうか。
一方社会に目を向けると、従業員が一定数以上の規模の事業主は従業員として障がい者も一定数雇い入れる必要があります。
このような法整備で一見理解が進んだように見えても、実際には就職後の定着率は高くないため、企業単位で見てもどう接したらいいのか分からない部分があると考えられます。
そのため実際にはまだまだ障がいを持った方への理解、接し方には多くの改善の余地を残しています。
今回新しくできた『はみんぐばーど』は、障がい者も健常者も区別なく通っていただける音楽スクールです。
障がい者専門の音楽スクールにするのではなく、誰でも通える音楽スクールにすることで、多様性のあるオープンなコミュニティができてきます。
開講コースは、ボーカル、ピアノ、ギター、ウクレレ、サックス、DTM(作曲)と様々で、経験豊富な講師が生徒一人一人のペースに合わせレッスンをしていきます。
障がいがあってもなくても、音や色が作る世界の先には、小さなほっこりとした幸せがあると信じています。
すべての人たちが共通に表現できる世界。それが音楽、芸術の持つとても大きな力だと感じます。
だからこそ私たちは障がい者専門ではなく、垣根なく一緒に演奏できる、一緒に関わりあえる、そうして音楽や芸術と過ごす中で、だんだんそういった光景があたりまえになっていく環境を作っていきたいと考えています。
フリースクール、民間学童においても教員免許保持者や介護経験者をはじめ、福祉を学んだ従業員も在籍しています。
現状、有志の教員や講師たちで集まってなんとか私物の持ち寄り品で事業を開始していますが、教材や楽器、防音設備の整備がまだまだ追いついていません。
そのため、必要な設備を整備するためこのプロジェクトを立ち上げさせていただきました。
〈目標金額〉
【ステージ1】50万円
◎子どもたちが快適に通えるように設備を整えたい!
・ロッカー 1台
・イス 14脚、テーブル 2台
・本棚 1台
・階段の滑り止め、保護カバー 1セット
・譜面台 8台
・楽器スタンド 各1台ずつ
・パーテーション、カーテン 各1セット
◎子どもたちがお弁当や飲み物を保存する冷蔵庫や、温かいごはんが食べれるようになる電子レンジの購入
◎たくさんの人がいる部屋が苦手な子や、聴力過敏、視覚過敏をもっている子が落ち着ける部屋を作るために、空いている部屋を整える照明機具やカーペットなどの購入(4部屋分)
【ステージ2】160万円
◎子どもたちが使うレッスン用の楽器の購入
・ギター(アコースティック、エレキ)各2本ずつ
・キーボード 2台
・サックス 1本
・電子ドラム 1台
・DTMで使用するPCやDAWソフト、録音機材など 1セット
【ステージ3】350万円
◎子どもたちがドラムや管楽器の練習ができるように、防音室の設置工事
◎防音室内の空調設備の購入
▼プロジェクトの展望・ビジョン
『あなただけの個性に出会える場所』
私たち「一般社団法人bird」も、まだまだいっぽ踏み出したばかりです。
これから音楽レッスンや芸術を通して、『障がい』という壁がなくなり、それぞれが持つ個性や才能に出会える場所を作っていきたいと考えています。
そして、最終的には障がい者との接し方に悩める企業へのアドバイス、指導を行うコンサルティング事業や就労支援事業を通して独り立ちするところまで後押しさせていただく事業を展開していく予定です。
障がいをお持ちの方々が、少しでも壁を感じることなく過ごせる地域社会を作っていきたいという思いを込めて、本プロジェクトを立ち上げました。
そんな私たちの取り組みにもしご共感いただけましたら、ぜひご支援を賜りたく存じます。
金額3,000円 |
金額5,000円 |
金額10,000円 |
金額30,000円 |
金額100,000円 |
金額100,000円 |
金額300,000円 |
金額500,000円 |
金額500,000円 |
金額3,000円 |
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