「ブックスタート」とは?
「ブックスタート」は、赤ちゃんとその保護者に、読みきかせの「体験」と「絵本」をセットでプレゼントする自治体の子育て支援事業です。絵本を読んでもらう幸せなひとときを、どのような環境にある子どもたちにも経験してほしい――。そんな願いのもと、1992年にイギリスで発案。2000年の「子ども読書年」を機に、世界2か国目として日本での活動が始まりました。現在、全国1,100超の自治体で、0歳児健診などの機会に実施されています。▶詳しくはこちら
自治体の「ブックスタート事業」をサポートしています
当NPOは、各自治体のブックスタート事業を支えるために2001年に発足しました。
設立以来、日本におけるブックスタートの推進組織として、自治体での事業の立ち上げやの充実を支援する各種事業(研修、相談対応、各地の情報収集と発信など)を全国規模で行っています。
また、子どもたちが健やかに成長する社会の実現のため、講演会開催や出版事業を行う「子ども・社会を考える」プロジェクト、あたたかい絵本のひとときが子どもたちのまわりにもっと広がることを願う「いっしょにえほん」プロジェクトなど、ブックスタート事業から派生した取り組みにも注力しています。▶当NPOの事業内容
運営は、自治体への絵本の販売収益(※)と、活動に賛同してくださる企業、個人の方からの会費やご寄付によって成り立っています。
※出版界の社会貢献として合意し成立した非営利のしくみを通じ、当NPOに非営利支援価格で提供された絵本を、自治体に販売提供しています。
ご寄付の使い道
いたただいたご寄付は、より多くの地域でのブックスタート事業の実施と、各自治体の活動のさらなる充実を目指した支援活動のための費用として活用いたします。
また、「すべて」の赤ちゃんにあたたかな絵本のひとときを届けるための取り組みも、ますます充実させてまいります。
■多言語対応資料の作成・提供
厚生労働省人口動態統計によると、2021年に日本に生まれた赤ちゃんのうち、24人に1人が両親もしくは父母のいずれかが外国人です。ブックスタートの場でも、さまざまな国籍や言語の親子に出会うことが増えてきました。当NPOでは活動の趣旨や手渡す絵本に関する資料を多言語化し、自治体に無償/廉価での提供を行っています。▶詳しくはこちら
■障害のある方への対応
障害のある対象者へ対応するための自治体向けサポートとして、「てんやく絵本」への交換対応や、点字/拡大文字版付き資料の発行などの取り組みを行っています。当事者や関係者へのヒアリングや周辺情報の収集にも注力し、よりよい対応を模索しています。▶詳しくはこちら
よくいただくご質問
① 税制優遇はありますか?
当NPOは「認定NPO法人」の認定を受けておりません。そのため、当団体へのご寄付は、寄付金控除の対象にはなりません。
② 自治体の活動を、直接応援できますか?
事業に携わるボランティアスタッフの募集・養成、絵本購入費用の寄付受付などは各自治体が行っています。「ボランティアスタッフとして親子にかかわりたい」「絵本等のブックスタート・パック購入費用を寄付したい」など、自治体が行うブックスタート事業への、直接的なご支援をお考えの方は、支援したい自治体のブックスタート担当課に、直接お問い合わせください。 担当課がわからない場合はご案内いたしますので、当NPO自治体支援担当までお問い合わせください。▶ブックスタート実施自治体一覧
③ 領収書はいつ届きますか?
[クレジットカードでのご寄付の場合]
領収書は、カード決済日の翌月末に発行・送付いたします。
[銀行振込でのご寄付の場合]
領収書は、ご寄付が当NPO銀行口座に着金した日の翌月末に発行・送付いたします。
領収年月日は、当NPO銀行口座への着金日となります。
④ 活動報告はどのようにしていますか?
日々の活動は、ウェブサイトや各種SNS、ニュースレター、メールニュース等でご報告しています。また、年に一度、活動報告書を作成し公開しています。
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