恩賜財団母子愛育会は、昭和 8 年 12 月 23 日の現上皇陛下御誕生を機に昭和天皇から伝 達された御沙汰書をもとに、当時ほとんど顧みられることのなかった母子の保健と福祉を 向上させるため、昭和 9 年 3 月 13 日、創立されました。以来約 87 年にわたって母子保健・ 福祉を中心とした事業を行い、我が国の母子保健・福祉の向上、発展の一翼を担ってきたと 自負しております。 今後もより一層充実した事業を行うため、多くの皆様のご支援を賜りたく、よろしくお願い申し上げます。
寄付金の使い道について
1.愛育班活動の育成指導・普及・強化
乳幼児死亡率の改善に村ぐるみで取り組む「愛育村事業」を発端に、全国各地で「子ども達の健やかな成長と、地域住民の健康」を願って愛育班が活動しています。
声かけ・見守り活動や子育て支援活動等に主体的に取り組む班員や育成者
(保健師)の功績に表を行ったり、研修等を通じて愛育班活動の推進に努めています。
2.愛育研究所の運営及び整備
母子医療・保健と子どもの福祉を領域とする臨床研究と相談・研修を推進。
3.総合母子保健センター(愛育病院他)の運営及び整備
母と子の幸せと健やかな子供の成長のため、質の高い医療を提供し、安全で快適な妊娠・出産・子育てを支援するため麻酔分娩や産後ケア、子育て支援機能の充実。
①愛育病院
②愛育クリニック
➂産後ケア子育てステーション
4.教養施設(愛育幼稚園・ナーサリールーム)の運営及び整備
愛育幼稚園 (3歳以上の幼児の3年保育)、認証保育所ナーサリールーム(0~2歳児)、あいいく病児保育室の運営の充実。