1972年東北初のプロ・オーケストラとして誕生した山形交響楽団
芭蕉も愛した立石寺の石碑にはこう刻まれています。“山の向こうのもう一つの日本”(1988年ライシャワー駐日大使)。美しい自然と歴史に育まれた山形。「山形は小さな町だが、ヨーロッパのようにオーケストラを創り、子供たちに音楽のミルクを届ける」創立指揮者 村川の夢・想いが多くの人の心を動かし、1972年、東北初のプロ楽団として誕生した山形交響楽団の活動範囲は全国に広がり、年間150回の演奏会を開催しています。
子どもたちの歓声に包まれるスクールコンサート
これまでに5200回、延べ300万人が体験
山形の子どもたちは、山響スクールコンサートを体験して育ちます。49年前の子どもたちも、今の子どもたちも。
金字塔“モーツァルト交響曲全集”
第55回レコードアカデミー賞特別部門(企画・制作)受賞)
2004年、飯森範親が常任指揮者に就任(2007年―音楽監督 現芸術総監督)。2007年から2015年「アマデウスへの旅」(モーツァルト交響曲全曲演奏会)を開催、2017年4月には「モーツァルト交響曲全集」を発売、国内外で絶賛を博しました。
山形の魅力を伝える
東京・大阪での「さくらんぼコンサート」&コロナ禍で強化した配信
2019年音楽専門誌上での「世界オーケストラランキング」で国内6位という高い評価を得ました。その評価を追い風に山響は更に飛躍します。“山形物産展”を併設する「さくらんぼコンサート」は毎年6月に首都圏・関西圏の皆様に山形の魅力を届ける風物詩として好評を博しています。コロナ禍の2020年以降、常任指揮者阪哲朗とともにライブ配信を敢行。数十万人の国内外の皆様に山響の演奏と山形の魅力をお届けしました。山響は、山形と世界を結ぶHubのような存在を目指しています。
活動目的、支援
子どもたちの感性を育み、歴史と文化、自然に恵まれた山形の魅力を世界に向けて届け続けるため、山形交響楽団の活動にご支援をお願いいたします
“東京一極集中”から“個性豊かな地域の魅力”溢れる未来へ
山響を体験した子どもたちが世界に羽ばたいていく
少子化進む未来にも継承するために
子どもたちに生の音楽を届けたい、その思いから山響は始まりました。これまでに5200回を数えるスクールコンサートでは、延べ300万人の子どもたちが山響のライブを体験しました。感受性豊かな小中学生の時代に「本物のオーケストラを聴いた!」この貴重な文化体験の共有は、幅広い世代で継承され、豊かな文化教育的価値を育んでいます。山響が拠点とする小さな町 山形は舞台芸術が子どもたちの感性を育む先鞭事例を創ってきました。
~山形から離れ、各地で活躍されている皆さんへ
30年前、10万人が鑑賞した同公演は、少子化の中で今は2-3万人に。その分厳しい運営が続いています。皆さんの後に続く子どもたちがオーケストラを体験し続けるために、ご支援の輪に参加していただきたいと願っています。
“歩みを止めない”コロナ禍の中でライブ配信を続け、世界に向けて山形の魅力を発信
世界の第一線で活躍するアーティストの招聘、多彩な企画を通じて芸術性を高めてきた山響。その成果を子どもたち、年間8万人を越える聴衆にお届けしてきました。コロナ禍の中でも音楽を届け続けるため、そして山形の魅力を伝える映像を独自制作。配信を通じて子どもたち、世界に向けた配信を敢行。従来の枠を超える発信を実現してきました。
世界中の舞台芸術団体は、その社会的存在から多くの寄付によって支えられています。寄付文化が脆弱な日本ではその運営の多くを事業収入によって維持しています。山形交響楽団は来年創立50周年を迎えます。山響を体験された方、配信・メディアなどで触れていただいた多くの方・・・次の100年を見据え、小さな町 山形から挑戦を続ける山響の活動を成長・持続していくために、皆様のご支援を宜しくお願い申し上げます。
寄付の用途使途
小さな町 山形の伝統を継承・子どもたちの感性を育み、発信を続けるために
山形交響楽団の持続的な運営・公演実施のため公益目的事業に活用させていただきます。
・かつては10万人が鑑賞したスクールコンサート。多くの子どもたちに芸術に触れていただくため、鑑賞金額は20年前の金額をほぼ維持。少子化で収入がかつての1/4に減少する厳しい状況にあるスクールコンサートの運営・維持のために。
・配信等、音楽・山形の魅力を発信する事業持続のために
・海外招聘、優れた音楽家の採用など恒常的にハイレベルな演奏を提供するための運営経費として