農民連食品分析センター
一般社団法人

分析サポーター会員-年会費のご入金-

分析サポーター会員になって頂けませんか。私たちの調査活動と施設の維持は、サポーター会員さんからのご支援に大きく依存しています。市民の立場に立って科学の力を使った調査活動をすることを目標としている私たちに、みなさんのお力をお貸し下さい。

活動・団体の紹介

 1996年5月、募金を中心に誕生した農民連食品分析センターは、 これまで日本の食品衛生にかかわる分野の最前線に立って、調査研究、問題課題の摘発、データ発信などを行ってきました。

 このような活動を続けることができたのは、私たちの農や食のあるべきを真剣に考える多くの方々からの募金や機材による支援があったからでした。

活動の背景、社会課題について

私たちは、いま日本には大きく分けて3つの検査施設があると考えています。一つは、国や自治体にある検査施設、もう一つは、民間企業による検査施設、3つめは私たちの様な募金で活動する検査施設です。この3つの施設はそれぞれ最終目標とするものが異なっていると思います。 

 一つ目の、国や自治体の検査施設は、法律や行政上の業務を達成することが目的だと言えます。2つ目の民間企業による検査施設は、検査によって利益を得ることが最終目的になるでしょう。いずれも、ベースには私たちの食品衛生や環境を守るための機能を担っている検査施設ではありますが、私たちの社会には、もう一つ、市民側の立場に立って、科学に基づいた調査や検査活動に取り組む施設の存在が欠かせないと考えています。それが3つめの施設、私たちのような施設です。市民に寄り添って、その目線で食品衛生を見つめ、その声を聞いて活動する、市民の手で施設は支えられ、オープンな環境でデータを発信していく施設です。(本来ならもう一つ、4つ目として、わたしたちに近い活動ができる大学の研究施設があるべきでしたが、時代と共に、市民との距離が遠くなっているように感じます)。

 食のグローバル化や行き過ぎた経済性を求める食糧供給システムによって、食や農を取り巻く環境は、大きな変化の時に来ていると感じませんか。そして、そのいくつかは、市民には検証が困難な高いテクノロジーで生み出されてくる食品であったり、食べる、作る側の声が届かない仕組みで承認、流通が決められていくものがあるように思いませんか。 

 市民側に、科学的な検証や調査ができる施設がある、これはこの関係に正常なバランスを生み出すはずです。そして、その存在は、食と農の未来の議論を活発にする重要な砦となると、私たちは考えています。

活動内容の詳細、実績について

 科学に基づくデータは、議論を建設的に前進させる、私たちは20年を超えるこれまでの活動の中で、それを実現、経験してきました。

 設立以来、学校給食パンのポストハーベスト農薬問題漢方薬の残留農薬問題割り箸への漂白剤使用問題などを明らかにしてきました。特に1998年、中国産冷凍ほうれん草の残留農薬問題発見は食品衛生法改定と残留農薬のポジティブリスト制度化へとつながりました。

 近年では、ネオニコチノイド系農薬(/ワイン/浸透性調査/尿中/水道水)、除草剤グリホサートに関連する調査(市販食パン/学校給食パン/おやつ)、有機フッ素化合物(河川水)の検査、ポテトチップスから芽つぶし剤を検出、などに取り組んできました。私たちの施設で得られたデータは、「調査研究データ公開」ページで読むことができます。

市販玄米のネオニコチノイド系農薬残留調査2020
輸入ワインのネオニコチノイド系農薬など残留農薬131成分調査2018
尿中のネオニコ検査
尿中ネオニコ系農薬オープンプレテスト参加者19名の検査結果について
市販食パン
市販食パンのグリホサート残留調査2019
おやつのグリホサート
おやつあれこれグリホサート残留調査-2022-
PFAS調査マップ
水試料のPFAS調査結果マップ

農民連食品分析センターは、これからも、募金で活動する唯一無二の科学分析施設として、砦の役割を果たし続けたいと考えています。私たち

代表者メッセージ

 私たちは、いま日本には大きく分けて3つの検査施設があると考えています。一つは、国や自治体にある検査施設、もう一つは、民間企業による検査施設、3つめは私たちの様な募金で活動する検査施設です。この3つの施設はそれぞれ最終目標とするものが異なっていると思います。 

 一つ目の、国や自治体の検査施設は、法律や行政上の業務を達成することが目的だと言えます。2つ目の民間企業による検査施設は、検査によって利益を得ることが最終目的になるでしょう。いずれも、ベースには私たちの食品衛生や環境を守るための機能を担っている検査施設ではありますが、私たちの社会には、もう一つ、市民側の立場に立って、市民のための調査行うことをゴールとする施設の存在が欠かせないと考えています。それが3つめの施設、私たちのような施設です。市民に寄り添って、その目線で食品衛生を見つめ、その声を聞いて活動する、市民の手で施設は支えられ、オープンな環境でデータを発信していく施設です。

 食のグローバル化や行き過ぎた経済性を求める食糧供給システムによって、食や農を取り巻く環境は、大きな変化の時に来ていると感じませんか。そして、そのいくつかは、市民には検証が困難な高いテクノロジーで生み出されてくる食品であったり、食べる、作る側の声が届かない仕組みで承認、流通が決められていくものがあるように思いませんか。

 市民側に、科学的な検証や調査ができる施設がある、これはこの関係に正常なバランスを生み出すはずです。 科学に基づくデータは、議論を建設的に前進させることができる、私たちは20年を超えるこれまでの活動の中で、それを実現、経験してきました。農民連食品分析センターは、これからも、募金で活動する唯一無二の科学分析施設として、砦の役割を果たし続けたいと考えています。施設存続のために、皆様のご支援を重ねてお願い申し上げます。

年会費の使い道について

 いただいた会費は、市場調査を行うためのサンプル購入費用、試験を行うための試薬や器具類、検査装置を稼働させるためのランニングコスト、検査装置の強化保守、施設の維持費、スタッフの人件費、検査室ニュースの発行などに当てられます。

 近年、試薬代や機器の消耗品パーツ、保守サービスなどがどんどんと値上がりをしていて、かなり厳しい運営を強いられています。収益を追いかけることをゴールとしていない私たちにとっては、皆様のご支援が欠かせない状況が進んでいます。ご理解とご支援をよろしくお願いいたします。

団体情報
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コングラント」で作成されています。
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