私たちの活動
・自殺を考えるほど苦しんでいる人のための電話相談
・チャットによる相談窓口「ビフレンダーズチャット」
・自死で大切な方をなくされた人のわかちあいの会「自死遺族のつどい」の開催
・24時間辛い気持ちを書き込めるネット掲示板「思いをのせる心ノート」の運営
・自殺についての正しい知識を啓発するための講演活動
・心によりそうにはどうすればいいのかをテーマとした研修会の開催
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なぜ"死にたい気持ち"によりそうのか
年間2万人を超える自殺者数。
15歳から39歳の死因の第一位は自殺。深刻な若者の自殺。
自殺を考えるほど苦しんでいても、その悩みを周囲の人にはなかなか打ち明けることができません。
大切に想うからこそ話せないこともあります。
「死にたい」と、抱えきれない思いを誰にも言えず、ひとりきりで苦しさに耐える、孤独の中にいる人たち。
そんな人たちの、"死にたい気持ち"も含め、誰にも話せなかった想いを受けとめることで、心によりそいながら、共に生きていきたいと考えています。
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目の前にある課題
月に1万人の方からかけていただくお電話に対して、受けられるお電話は毎月約500件。
これだけ、勇気を出して”だれか”と繋がろうとする人たちがいる中で、ほとんどの方の思いを聴くことができていないのが現状です。
1人でも多くの方とお電話で繋がるために、こころに寄り添う活動に取り組む相談員の存在が、私たちの活動には不可欠です。
これからも、一緒に活動をしてくれる仲間を増やして、思いを受けとめる場所を広げていきたいと考えています。
寄付金の使い道について
お電話を受けるために、1件あたり500円の費用が必要となります。
5,000円で10人、10,000円で20人の方のお話を聴くことができます。
現在、私たちがお電話でお話を聴くことができるのは、月に約500人。
いま受けているお電話を継続するためには、少なくとも、毎月約25万円必要です。
また、相談員は全てボランティアですが、電話相談員の養成に掛かる費用は、一人あたり約3万円。現状、この費用はボランティアが全額負担し、活動に参加しています。
より多くのボランティア相談員に参加してもらうために、今後、こういった負担も少なくしていきたいと思います。
一度きりでも、いただいた寄付金は貴重な運営費となります。
また、継続してのご支援も、当センターの安定した運営継続に欠かせません。
ご協力のほど、どうぞよろしくお願いいたします。
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