特定非営利活動法人CAIT SITHとは
私たちが暮らす社会には、『家族のいない、助けを必要とするネコたち』が沢山います。
CAITSITH(ケット・シー)では、「譲渡型猫カフェ」を運営することで、猫と新しい家族とのご縁をつないでいます。また、第二の猫生が幸せなものになるよう、譲渡後のサポートにも力を入れています。
より多くのネコたちが安心して暮らすことのできる「人間とネコが共生する社会」の実現、
人間の都合により殺処分される動物がゼロになる日が訪れることを願って、これからも日々活動してまいります。
今後とも、私たちの活動の応援、ご支援をお願い申し上げます。
設立開始から4年8ヶ月の現在、
奄美大島や茨城、沖縄など各地域の『帰る家のないネコたち』を保護し、519匹が新しい家族に出会いました。(2024年11月末)
奄美大島ノネコ管理計画について
私たちは「奄美大島ノネコ管理計画」で捕獲された猫たちを引き受け、譲渡につなげる活動をしています。
環境省と地元自治体(奄美市)は、生態系を守るという大義の元、「ノネコ管理計画」を策定しました。計画の中に、「飼養を希望する者への譲渡に努め、譲渡できなかった個体は、できる限り苦痛を与えない方法を用いて安楽死させることとする」と記されています。
つまり、アマミノクロウサギ、ケナガネズミ等、固有種の絶滅を防ぐという理由から、奄美大島5市町村の野外を歩くネコを愛玩動物ではない呼び方のノネコとして大量に捕獲、譲渡できなかった個体を殺処分するといったものです。
野良ネコは、動物愛護法にて愛護動物としてみなされます。みだりに殺したりすれば5年以下の懲役または500万円以下の罰金が科せられます。
ノネコは、鳥獣保護法の有害鳥獣駆除という名目で自治体が捕獲することが可能です。
自治体が野良ネコを殺処分すれば殺処分数としカウントされますが、ノネコとして捕獲し殺処分する場合、殺処分数にはカウントされません。
実際のところ、野良ネコとノネコには明確な線引きはありません。
そのため、地域ネコと呼ばれる桜耳カットのネコ、母ネコがお世話していたであろう乳飲み猫も『ノネコ』という名で捕獲されています。
ノネコも野良ネコも地域ネコもみんなネコ。
過酷な環境で暮らすネコたちを、命の期限をつけられてしまったネコたちを、1匹でも減らすために、私たちは奄美大島で捕獲されたネコの保護と譲渡をしております。
2018年7月~11月21日までのノネコ捕獲数 696匹
CAITSITHとして引き出した頭数 239匹(うち譲渡数 201匹)
猫との暮らし
CAITSITH(ケット・シー)では、奄美大島のネコたち以外にも、各地域にいる不幸な境遇にあるネコたちを保護しています。
保護されたネコたちは、預かりさん宅やカフェで過ごしながら、他のネコとの関わり、人と共に暮していくことを学びます。
その後、ネコたちにとって最高の幸せをつかめるずっとのお家探し。
ネコのことを第一に考え、家族として猫を迎えてくださる方へとご縁をつなぎます。
譲渡する際には、「完全室内飼育の徹底」と共に、「脱走防止対策の設置」を必ずお願いしています。家の外の世界は、病気や怪我、交通事故など、ネコにとって多くの危険が潜んでいます。沢山のスタッフで、我が子のように育ててきたネコたちが、再び悲しい出来事に遭わないよう、必ずお守りいただいています。
また、初めてネコをお迎えするご家族にも安心していただけるよう、譲渡後も定期的にご報告をいただき、サポートにも力を入れています。
ネコたちが一番求めていること。
私たちスタッフには出来ないこと。
それは、『家族になる』こと
「一匹でも多くのネコに温かいお家と家族を」
ぜひ皆さまのお力を貸してください。
ご支援の使い道
CAITSITH(ケット・シー)は、皆さまからのご支援で成り立っています。
いただきましたご支援は、
- ネコたちの医療費
- ごはんやサプリメント
- トイレの砂やシートといった消耗品
- カフェのテナント代、光熱費
などに使わせていただきます。
例えば、
1000円でカフェデビュー前の検便代2回分をサポートできます。
3000円でワクチン代1回分又は血液検査1回分のサポートができます。
5000円で奄美からの空輸代や羽田から病院までの交通費の一部として。
10000円で避妊・去勢手術やマイクロチップ埋込をサポートできます。
継続的な応援・ご支援いただけるようでしたら、下記リンクよりお願い致します。
月額定額でのご支援はこちら
ご支援いただいたみなさまのお気持ちに応え続けられる団体としてスタッフ一同、日々邁進して参ります。
みなさまどうかご支援よろしくお願いいたします。