特定非営利活動法人CAIT SITHとは
CAIT SITH(ケット・シー)は「譲渡型猫カフェ」を運営することで『帰る家のない、助けを必要とする猫たち』と新しい家族とのご縁をつないでいます。
多くの猫たちが幸せな第二の猫生を安心して送れるよう、そして猫と人が共生ができる社会や文化が発展し、さらには人間の都合によって「殺処分をされる動物」がゼロとなる未来が訪れることを願って日々活動してまいります。
今後とも、私達の活動のご支援をお願い申し上げます。
活動開始から2年8ヶ月がたった今、奄美大島や茨城など各地方の『帰る家のない猫たち』を保護し、新しい家族に繋げることのできた猫たちは現在300匹となりました。(2022年11月末)
奄美大島ノネコ管理計画について
私達は「奄美大島ノネコ管理計画」で捕獲された猫たちを引き受け、譲渡につなげる活動をしております。
環境省と地元自治体(奄美市)は、生態系を守るという大義の元、「ノネコ管理計画」を策定しました。
計画の中に、「個体については、飼養を希望する者への譲渡に努め、譲渡できなかった個体 は、できる限り苦痛を与えない方法を用いて安楽死させることとする」と記されています。つまり、アマミノクロウサギ等固有種の絶滅を防ぐという理由から、奄美大島以外では地域猫と呼ばれる桜耳カットの猫でも『ノネコ』という都合の良い呼び名で捕獲駆除、譲渡できなかった猫を殺処分するというものです。
野良猫は動物愛護法にて愛護動物としてみなされます。みだりに殺したりすれば2年以下の懲役か罰金が科せられます。ノネコは鳥獣保護法の有害鳥獣駆除という名目で自治体が捕獲するが可能です。自治体が野良猫を殺処分すれば殺処分数としカウントされますが、ノネコとして捕獲し殺処分する場合、殺処分数にはカウントされません。野良猫とノネコには実際のところ明確な線引きはありません。
ノネコも野良猫も地域猫もみんな猫。
過酷な環境で暮らす猫たちを、命の期限をつけられてしまった猫たちを、不幸な猫たちを1匹でも減らすため、私達は奄美大島で捕獲された猫の保護と譲渡をしております。
猫との暮らし
私達は奄美大島の猫たち以外にも、不幸な境遇にある猫たちを保護しています。
命の期限をつけられてしまった猫や行き場を無くした猫たちなども、CAIT SITH(ケット・シー)でお客様やスタッフ、他の猫たちと接しながら、人間の家族の一員として暮らすための準備を整えています。
そして家族となっていただける方たちには室内飼育の徹底など、猫たちの幸せを第一にお約束いただいた上で譲渡を行ない、また、初めて猫と暮らすご家族にも安心して頂けるよう、猫をお迎えいただいてからの継続的なサポートにも力を入れております。
猫にとって外の世界は病気や交通事故、怪我など、じつに多くの危険が潜んでいます。
一匹でも多くの猫に温かい家と家族を、ぜひ皆様のお力を貸し下さい。
ご支援の使い道
CAIT SITHはみなさまからのご支援で成り立っています。
いただきましたご支援は、
- 猫たちの医療費
- ごはんやサプリメント
- トイレの砂やシートといった消耗品
- カフェのテナント代、光熱費
などに使わせていただいます。
例えば、
1000円でカフェデビュー前の検便代2回分をサポートできます。
3000円でワクチン代1回分又は血液検査1回分のサポートができます。
5000円で奄美からの空輸代や羽田から病院までの交通費として。
10000円で避妊・去勢手術をサポートできます。
継続的な応援・ご支援いただけるようでしたら、下記リンクよりお願い致します。
月額定額でのご支援はこちら
ご支援いただいたみなさまのお気持ちに応え続けられる団体としてスタッフ一同、日々邁進して参ります。
みなさまどうかご支援よろしくお願いいたします。