活動・団体の紹介
CCBICA(アフリカ・コミュニティ能力開発イニシアチブセンター) は、ジンバブエの貧困問題・子どもたちの栄養失調の改善を目指し、また国内で生じている環境問題についての教育を目的として 2011 年に設立されました。ジンバブエ国内の教育省や専門家、他のNGO団体とのネットワークによって、学校を巡回しながらより効果的に活動を広めています。
活動の背景、社会課題について
近年の気候変動によりジンバブエは干ばつが起きやすくなっており、農業の国内生産が十分ではありません。また長年続く経済の混乱により物価の高騰が続き、それによって生じる子どもたちの貧困問題や栄養失調が深刻な社会課題となっています。子どもたちが自分たちの未来のために、自分たちの身の回りで起こっている環境問題を深く学び、更に拡大していく可能性をある食糧不足を見据えて農業について実践的に学ぶ機会を与えることが必要とされています。
↓ 建設中の「教育支援センター」
最近の活動実績について
ジンバブエ国内にあるKadoma地区・Chegutu地区にある小学校112校と連携をし、2011年の設立以来、学校のクラブ活動として農業の指導をし、環境問題について学ぶワークショップを開催し続けています。2023年から2024年ここまでの主な活動は、連携小学校での農業・栄養・健康・環境に関する事実を把握する基礎調査をしたうえで、各学校・地域での重点分野を話し合い、以下のような取り組みを進めました。
環境問題への取り組み
・小学校でのエコクラブの設立と育成活動
・廃棄物の分別、リサイクル、火災管理についてのワークショップ
・水道施設への見学と研修
・国内の環境問題に取り組んでいるNGOと共同での植樹コンテスト
・環境に関する学校対抗クイズ大会の開催
・コミュニティ内での林地開発
農業指導への取り組み
・学校菜園の促進と菜園クラブの育成
・学校間での技術交流訪問
・地元企業と連携した食品の開発
・キノコ栽培と家禽に関するビジネスプロジェクト
代表者メッセージ
私たちNGO「CCBICA」は2004年、青年海外協力隊でジンバブエに赴任していた隊員とジンバブエの小学校教員との結びつきをきっかけに活動を続けています。
出口の見えない国内の経済不安、貧困や栄養不足など深刻な社会課題を抱えるなか、子どもたちが将来自立できるように農業を身につけてほしい、環境問題について学び国土を守ってほしい、という願いから、これまでは小学校を巡回し「農業クラブ」や「環境クラブ」を設立し、活動を広げてきました。
現在、その活動を更に推し進めるため、子どもたちのための「教育支援センター」の建設を進めています。これが完成することで、各小学校で「クラブ」を率いるリーダーの育成をし、そのリーダーたちが自分の学校で他の子どもたちに教えを広める、というより多くの子どもたちの自立を支援するための循環を目指しています。
土地の購入を経て建物の外壁は既に完成していて、あとは屋根や床、内装を残すところまで来ています。20年間続く私たち日本人と現地のジンバブエの教員の絆は強く、皆様からお預かりした支援は必ず、ジンバブエの子どもたちのための未来のためにつなげます。
どうかご協力をお願いいたします!
NGO CCBICA(アフリカ・コミュニティ能力開発イニシアチブセンター)
理事 石川晋太郎
寄付金の使い道について
教育支援センター建設費
・屋根の設置
・床の施工
・水道とトイレの設置
・内装
金額5,000円 |
金額10,000円 |
金額30,000円 |
金額50,000円 |
金額100,000円 |
金額5,000円 |
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