認定NPO法人 パレスチナ子どものキャンペーン
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2025-07-31 12:03
ガザでの食料調達について
ガザでは食料や燃料の搬入が止められ、飢餓状態が続いています。 栄養失調による死者が増えているなか、当会と現地NGOは、現在も炊き出しを続けています。 また、燃料の調達ができず一時休止していた給水活動は、先週から再開しました。 物資調達についてのご質問を多数いただいていますので、以下ご説明させていただきます。

ガザ市の炊き出しでは、いままで国連機関などから調達し、備蓄していた米や豆などの炭水化物がとうとう底をついてしまい、先週から野菜のスープしか提供できなくなってきました。

野菜は現地の生産者から入手していることが多い一方で、調味料や小麦、薪、食用油などの調達は非常に難しいです。物資価格は大変に高騰していますが、これまでの調達関係のある業者から、わずかな物資を回してもらっています。

なお人道支援物資はごくわずかですが、国連機関を通じてガザに入っていて、その多くはNGOの活動に回されていますが、商業ルートによる搬入はほとんど無いと見られています。

当会の活動は、米国やイスラエルが主導する「ガザ人道財団」(GHF)とは全く別のものです。
国連や各国政府だけでなく、国際NGOと現地NGOもGHFのやり方には反対していて、一線を画した活動をしています。
GHFは搬入した食料や物資を、配布場所を設置して直接個人に配布している場合が多く、ガザ内の業者や支援団体に物資を寄付したとは聞いていません。

また、寄付金や公的資金を受けて支援活動をしている当会や提携団体は、闇市での購入は不可能です。
闇市では、支援に必要な多くの量を調達することはできないうえに、
売られているものの出所などは分かりませんし、闇市では単価や数量が明確な領収書が発行できないからです。

空からの物資投下なども始まったようですが、莫大な費用が必要ですし、必要としている人たちに届くという保証はありません。
従来のように人道支援物資や商業物資をトラックでガザに搬入できるようにし、国連機関やNGOを通して配布することが最も効率的かつ効果的なので、その再開が何よりも必要なのです。

ガザでの一日も早い停戦を切望しながら、当会では、可能な限り炊き出しや給水を継続します。

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