千人会設立の経緯:
1967年7月、大学セミナーハウスの運営を支えるため個人からなる後援組織としての千人会が発足しました。「千人会」という名称の由来は、徳川幕府を守った千人同心が八王子にいたという史実に基づいたものです。
発足の当初はごく内輪の方に設立の趣意書を送りましたが、2か月足らずの間に100件を超す申し込みがあり、加入者は大学人ばかりではなく、社会人からの申し込みもありました。そして千人会結成の趣旨を新聞にも載せ、幅広く募るようにしてからは「善意の連帯」により支持層が拡大されてゆき、8年後の1975年7月には加入者が千人に達したとの記録があります。