NPO法人楽知ん研究所

たのしい科学入門教育の講座で,明るい未来をつくる人がたくさん育つ社会をつくる

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私たちは,「楽知ん研究所」といいます。  誰もが    たのしく感動的に学ぶことができる    〈科学入門講座〉を  開催する NPOの研究所です。 その講座を通して,  予想をたてて実験しながら,   ◯新しいことに〈チャレンジ〉する人   ◯そのチャレンジを〈主体的に応援〉する人   ◯〈他人の笑顔〉を広げていく人  たちが,  たくさん育つ社会をつくっていきます。

楽知ん研究所は,なにしてるの?

私たちは,「楽知ん研究所」と言います。

  〈たのしい科学入門講座〉をとおして,
  子どもから大人,おじいちゃん,おばあちゃんまで,
  感動的に学ぶことのたのしさを広める


NPO の研究所です。

 科学入門教育では,

  まだ解かれていなかった問題を
  解決していく〈典型的なプロセス〉を体験する


ことができます。

  過去の人間たちが,いろいろ間違え失敗しながらも,
  1つ1つ問題を解決してきた,その頭の使い方


を学ぶことができるのです。

 つまり,予想をたてて,他人と議論して,どれが正しいのか実験することをくり返して,仮説を検証していくという方法です。

 1人1人が科学に入門することで,予想をたてて実験しながら

  さまざまな新しいことに〈チャレンジする〉人たち,
  そのチャレンジを〈主体的に応援する〉人たち,
  〈他人の笑顔〉を広げていく人たち,

そういう人たちがもっともっと増えていく。
その結果として,より豊かでたのしい未来がつくられていく。

  そんな未来をつくる人間を育てるお手伝いすること

 それが,私たちのミッション(=何をし て,何を解決するか)です。
  講座の参加者や会員のみなさんといっしょに,そのミッションを実現していきます。

楽知ん研究所の講座って,どんなの?

 こんな体験を,親子孫の幅広い世代でいっしょに味わっていただく〈科学入門講座〉を,私たちは 2006 年から全国の仲間と開催しています。今のところ,私たちが提供できる講座プログラムは以下です。

 2時間 ×4コマの連続講座。1つの テーマを4コマを通して追究する本格的な科学入門教育のプログラムです。 1963 年に板倉聖宣氏によって提唱された仮説実験授業の授業書を使います。サイエンスシアター(1994~1999)の伝統を引き継ぐ,家でも実験ができる〈豪華実験セット〉付の講座です。

 2時間ほどの講座。「大道仮説実験+体験やものづくり+紙芝居」というような構成になっています。短いプログラムなので本格的とは言えませんが,それでも,予想をたてて実験をするたのしさは味わえます。子どもか ら大人までたのしめます。お気軽な科学入門教育のプログラムです。

 カードゲームで原子論に入門で きる「〈ぶんしっし〉講座」。
 5000 万倍の手のひらに乗る分 子模型づくりで,原子論にさらに 入門していくのが,「もっと〈ぶん しっし〉講座」です。
 分子模型はつくりますが,分子の世界に深く入っていくのではありません。今から 2400 年前の古代ギリシア時代の,デモクリトスやエピクロスによって提唱された「すべてのものは原子でできている」という原子論入門講座です。その原子論は,1600 年代のガリレオにひきつがれ,ボイルやフックなど近代科学をつくっていった〈科学する人々の考え方の バックボーン〉になっていったのです。

 1日,あるいは1泊2日のセミナー,あるいは1コマ 90 分の連続講座。 〈見れども見えず〉,〈皿まわし組織論〉,大道仮説実験,心得マッキーノなどを組み合わせた〈ものの見方・考え方〉や発想法を通して自分の脳ミソでも のを考える講座です。科学講座ではありませんが,科学のバックボーンとなる〈ものの見方・考え方〉や認識論,組織論,発想法にかかわるものです。 中学生・高校生くらいから大人まで。リーダー育成,社員研修などでも好評です。仮説実験(仮説検証)はビジネスでも有効です。

楽知ん研究所の到達点(ビジョン)は?

 人生の節目で,こう思っていただく人が出てくる〈学ぶ場〉をつくっていきたいです。人生で何か新しいことをはじめるとき,何か困 難にぶつかったとき,自分が少数派になったとき,仲間と何か成し遂げたとき,失敗してもう一度やってみようと思ったとき,予想があたり確信したとき......そんなときに今の自分の〈背骨〉がどうやってできたのかをふと考えたときに,「仮説実験授業を体験し,そこから自分で学んだことが,今の自分の〈背骨〉になっているなぁ」と思う人がいろんな仕事をしている人の中にいる......。そんなことになったら面白くたのしい社会になると私たちは思い,講座を主催しています。
 そうなれば講座の参加者は一方的にサービスを受容するお客さんではなく,いっしょにミッションを実現していく仲間になっていくことでしょう。そんな仲間といっしょに,〈人間が人間として学ぶに値することを学ぶ場〉をつくっていくことができれば,なんだかたのしいことが始まっていくと思いませんか?
 上記のような人々が次々と出現すれば,楽知ん研究所の事業は未来にも持続可能になります。どうしてだと思いますか?
 そういう人は,きっと友人,知り合いにも,楽知ん研究所の講座を体験して欲しいと思うことでしょう。自分が年齢を重ねた時に,自分の子ども,孫といっしょに受けたいでしょう。そのためには,「この事業が未来にも,ずーっと続いてくれないと困る」と必ず思うに違いありません。逆にそうならないかぎり,この事業は持続可能にはなりません。
 これはハードルの高いことだとは思っていません。講座のリピーターのみなさんの〈脳ミソが喜んでいる〉笑顔を見てると, そんな未来がそのうちやってくるように思えてなりません(笑)。

どんな思いで活動しているの?

 楽知ん研究所の中心メンバーは,自由が 得られる〈束縛〉として,以下のことがらを価値観として共有しながら,講座を主催したり,研究,開発,普及に取り組んでいます。

 成熟経済時代になり,〈たのしい時間〉をどうつくるかが求められるようになってきた。これからの社会では,〈たのしい時間〉を提供する具体的なサービスが様々な分野でより多様なものがつくられていくだろう。
 我々は,その中でも〈科学入門教育〉を中心に,みんなの脳ミソが喜び,たのしい笑顔が流れる〈楽知ん〉を,みなさんに提供できる研究を することで,〈たのしい時間〉をつくるお手伝いをする。

 たのしい科学教育の源流は,古代ギリシア,それをひきついだ 1600~1800 年代からの欧米での科学実験講座や巡回講座にある。当時の人々は,街の中で開催されていた科学実験講座に参加し,実験という新しい〈ものの見方・考え方〉を学び,役立てていった。
 その講座は有料で,参加者はたのしんで参加したのである。その科学史の研究を通して,絶えず「たのしい科学と科学教育の伝統」の原点にたちかえる。

 日本では板倉聖宣氏が 1963 年に提唱した科学入門教育である「仮説実験授業」の成果が蓄積され,たのしい科学教育が実現することが実験 的に明らかになっている。これは授業科学と言っていいだろう。
 その成果の肩の上に我々は乗り,そしてきちんと立ち,成果を引き継ぎ,さらなる研究を進めていく。

 誰もが追試できる研究蓄積をするためには,先行研究を明らかにして,正当な評価や再発見ができる体制をつくる。100 年後にも,誰かの先行研究になれるような形として残すことで, 人類文化に貢献する。
 100 年後にも,事業が持続可能となる〈お金の流れ〉もつくる。それは「楽知ん基金」として長期運用をすることをスタートさせている。

 〈たのしい時間〉をつくれたかどうかはすべて参加者の評価と感想による。その結果をもとに,我々は大胆かつ繊細に,さらなる新しい研究成 果にもとづく予想を参加者に提案し,仮説実験していく。
 講座の参加者が喜ぶ顔を見ることで,我々はたのしみ,満足する。そう,「衣食足りれば,他人の笑顔」である。そして,
 自分良し!(自分がたのしい) 
 他人良し!!(参加者もたのしい) 
 世間良し!!!(社会もたのしい) 
 未来良し!!!!(未来もたのしい)

NPO 法人楽知ん研究所の会員になりませんか?

 NPO の会員になるということは,その事業を支え応援する,株式会社でいえば「投資家」になるということです。
 株式会社では事業がうまくいけば出資者にお金のリターンがあります。一方,NPO では,「会費」によって事業が成功しても金銭的リターンはありません(その事業から〈お金の流れ〉ができにくい事業を,もともとやっているからです)。そのかわり,その事業で広がる〈笑顔のリターン〉があります。会費を出した人にも講座の参加者にも笑顔が広がり,100 年後のまだ生まれていない 人たちの笑顔にも広がっていくでしょう。〈金銭的リターン〉ではなく,〈笑顔のリターン〉を受け取るのが NPO の会員という「投資家」です。

お金には,大きく分けると次の2つの使い方があります。
 (1)消費する(物やサービスに対する対価)
 (2)働いてもらう(投資,貸す,寄付,税金,そして NPO の会費)
 「NPO 法人の会費」というのは(2)の「お金に働いてもらう」という使い方の1つです。自分では直接に働かなくても,自分のお金に働いてもらうわけです。これが資金ならぬ「志金」です。
 1600~1700 年代のヨーロッパでの貴族のように,楽知ん研究所の事業を持続可能にする応援をしていただくことなのです。現在では 貴族もいないので,みんなで少しずつ,その事業が必要だと思う人が応援して支えるというのが,NPO の会員制度です。成熟経済社会ならではの,こんな「お金の働かせ方」はいかがでしょうか?

NPO 法人楽知ん研究所の会員制度

 NPO 法人楽知ん研究所では,以下の〈運営サポーター〉〈サポーター〉 〈プチサポーター〉の3種類の会員があります。会員の方には,それぞれ特典があります。「せっかく〈投資=投志〉するのに,特典めあてで会員になるなんて,さもしい」という方もいらっしゃるかもしれませんが,そういう意図ではありません。
 私たちの活動に,積極的にかかわったり,応援したりしていただくために,より自由になるための〈束縛〉や〈キッカケ〉としての特典ですので,大いにご利用ください。

運営サポーター(会員) 年会費 60000円(=5000円/月)

■ NPO 楽知ん研究所の「ミッション」や「ビジョン」,「中心メンバーが共有する価値観」に共感し,〈本格的な応援〉をしてくださる方。総会時に議決権があります。
● 特典: 運営サポーターは,以下のサポーター(会員)の特典がすべて受けられ ます。

サポーター(会員)  年会費 18000円(=1500円/月)

■ 楽知ん研究所のミッションやビジョンに共感し,〈活動を普及する 応援〉をしていただける方。
 総会時に議決権はありません。
● 特典1:親子孫でたのしい仮説実験講座の主催者・講師としての各種サポート(実験セット購入,
 企画運営サポート,情報共有など)が受けられます。
● 特典2:〈大道仮説実験〉講師としての各種サポート(おみやげ実験グッズセット購入,情報共有など)
 が受けられます。
● 特典3:科学読み物紙芝居の電子版を使用できます。
● 特典4:100 億倍水分子バルーン,「歓びの歌」バンジーチャイムなどのレンタル料の割引。
● 特典5:会紙『ころコロ』・参加者交流紙「楽知んプリーズ!」無料購読。
● 特典6:楽知ん研究所主催イベントの割引参加。

 プチサポーター(会員)  年会費 6000円(=500円/月)

■ 楽知ん研究所のミッションやビジョンに共感し,〈お気軽な応援〉からはじめたい方。
 総会時に議決権はありません。
● 特典1:会紙『ころコロ』・参加者交流紙「楽知んプリーズ!」無料購読。

どうやって応援したらいいの?

(1) なにはともあれ楽知ん研究所の講座にご参加ください。一度,参加していただかないことには,そのたのしさはやっぱり伝えられません。 ぜひ一度〈脳ミソが喜ぶ体験〉をご家族と,友人と,一人で,どうぞ!
(2)すでに講座にハマった方はファンとして何度も講座にご参加いただければうれしい限りです。参加するたびに〈予想をたてて実験するたのしさ〉や〈議論するたのしさ〉が次第に脳ミソにしみ込んできます。
(3)地域によっては,親子孫講座に3回以上参加された人だけが参加できる,仮説実験授業やそこから広がる世界をさらにたのしみ,学ぶファン講座を開催しています。そんな〈人間として学ぶに値すること〉を学び続ける場がありますので,末長く,長期的におつきあいください。
(4) 楽知ん研究所の熱烈なファンになってくださった方は,お知り合いに,この講座の魅力を思わず話したくてしょうがなくなると思います (笑)。ぜひ,魅力たっぷりにお話しください。もちろん,私たちは〈誘う に値する講座〉や〈商品〉を今後も全力でつくっていきます。
(5)あなたが,地域などで講座を主催していただくこともできます。会場と参加者を確保していただければ,こちらから講師を派遣します。
(6)NPO の会員となって,「親子孫で〈たのしい仮説実験〉講座」「〈大道仮説実験〉講座」「もっとぶんしっし講座」などの講師や主催者になり普及 する仕事もできます。
(7)NPO の会員となって,会費というお金に働いてもらうこともできます。 会員にならなくとも寄付というお金に働いてもらうこともできます。
(8)以上の他にも新しい応援の仕方が生まれると,もっとたのしいことが始まるかもしれません。あなたも実験してみませんか?

 会員みなさまからの会費は,活動のバックボーンとなる基礎研究や活動を支える組織運営,さらに講座のプログラム開発に使用され,ミッションを実現する社会を広く長く遠くまで作り上げていくことにつながります。
 楽知ん研究所の活動を「自分も加わって一緒にたのしい未来をつくりたいなあ」と思われた方はぜひ,会員として私たちの活動に参加してください。

団体情報
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