NPO法人ちば救命・AED普及研究会(千葉PUSH)

AEDを使うことが当たり前にできる社会のために、千葉PUSHへの寄付をお願いいたします

NPO法人ちば救命・AED普及研究会(千葉PUSH)は、心臓突然死を減らし、AEDを使うことが当たり前にできる地域にするために設立されたNPO団体です。広く救命教育の普及推進およびその周辺知識等の啓発を行うことで、 救命技能の向上と共助の心を醸成し、お互い声をかけ助け合える地域社会の涵養と市民の救命率および社会復帰率の向上に寄与することために日々活動しています。主に千葉県内で活動していますが、最近は千葉を飛び出し全国でも活動しています。

活動・団体の紹介

はじめまして。NPO法人ちば救命・AED普及研究会(通称、千葉PUSH)と申します。
我々は医療従事者、教員、一般職など様々な背景をもつ人間で構成されたNPO法人です。
・一般市民対象の救命、AED講習会および講習会指導者の育成
・AED利活用促進のための提案
・救命に関わる調査研究
を活動の3本柱とし、心臓突然死から救命できる人を増やし、AEDが使われる社会を目指し日々活動しています。

活動の背景、社会課題について

日本における心臓が原因で突然心停止となる人は年間約8万人以上と報告されています。1日200人以上の方が心臓突然死により命をおとしています。突然の心停止からの救命のために重要なのは胸骨圧迫とAEDによる電気ショックです。胸骨圧迫をすることで救命率は2倍、AEDによる電気ショックでさらに2倍、あわせて4倍以上救命率があがるといわれています。しかし、誰かの目の前で倒れた突然の心停止であっても、半数の方は胸骨圧迫などの救命行為が実施されておらず、AEDによる電気ショックが実施されているのはわずか約5%、20人に1人です。また、AEDによる電気ショックが1分遅れるごとに救命率は10%ずつ低下していくという研究結果があります。救急車を呼ぶことは重要ですが、救急車を待つだけでなく、今目の前にいる方が救命行為を行うことが心臓突然死を減らすためには重要です。

救命率をあげる胸骨圧迫やAEDがより実施されるためには、
・救命行為に対する不安や恐怖を減らすこと
・AEDがより使われやすいよう社会のシステムを整備していく
ことが必要です。我々NPO法人ちば救命・AED普及研究会は、すでに活動している救命普及団体の方々とも連携しつつ、よりAEDが使われるまちづくりを目指しています。

活動内容の詳細、実績について

2022年度の我々の活動は以下の通りです。

・救命講習会の開催
今年度は対面、オンラインと併用して救命講習会を開催しました。対面での講習会では1年間で約100回、合計約3,800人の方に講習会を受講していただくことができました。対象も児童生徒、教員、スポーツ関係者、地域自治体、企業と様々な方に実施することができました。また我々の講習会の様子をTVや新聞などのメディアでも取り上げていただくことができました。

・イベントへの出展
千葉、東京、名古屋で開催された防災、子育て、救命をテーマに開催させたイベントに千葉PUSHの名前で参加し、AED体験や救命方法についての普及啓発を実施しました。

・スポーツチームとの連携
千葉県内のプロスポーツチームに招待いただき、救命講習会を開催しました。その他一部理事が日本サッカー協会、日本ラグビー協会の活動に協力し、スポーツを通した救命活動の普及に努めています。

・講演会の開催
日本赤十字社千葉県支部様、全国養護教諭連絡協議会様、ちば自民党にご招待いただき講演会を開催しました。様々な団体と連携することでさらに活動を大きくすることができました。

・企業様との連携
バンダイナムコ社のゲーム「アイドルマスター SideM」とコラボをさせていただき、プロデューサー(ファン)の方を対象とした普及啓発活動を行いました。詳細はこちら 活動はTV、ネットメディア等で紹介されました。今年度は「アイドルマスター ミリオンライブ!」とのコラボを進行中です。

・AED利活用促進のための活動
公益財団日本AED財団の地域コアサポーターとして、AEDのマッピング事業に協力しています。その他ちば自民党 AEDプロジェクトの方々と意見交換を行い、AEDが使いやすいまちづくりについて検討をすすめています。

・救命に関する調査研究
我々の活動について日本救急医学会、日本臨床救急医学会、日本救護救急医学会、日本遠隔医療学会にて学会発表を行いました。また救命教育についての論文も1本発表されました。
日本AED財団が主催した教育フォーラムでは、千葉市のAEDに関する教育についてのシンポジウムで座長をつとめました。

代表者メッセージ

代表の本間と申します。この度は弊団体の活動ページをみていただきありがとうございます。
弊法人は「命がたすかるまち、命をたすけるまち」をビジョンに突然の心停止からの救命が当たり前になることを目指して設立されました。 弊法人では、医師、看護師、薬剤師といった日々救命に関わる人、教員として学校教育に関わる人、現場で救命経験をもつ人、AEDで救命された人、AEDが使われることなく家族を亡くした人、と様々な背景をもつメンバーが、同じ目標をもって日々活動しています。
ご寄付をとおして、命の大切さの啓発、そしてAEDが使われることが当たり前になる社会のために、お力添えいただけますと幸甚です。何卒よろしくお願い申し上げます。

寄付金の使い道について

寄付金は以下の活動に大切に使わせていただく予定です。
また、年間寄付金額が1万円以上の方には、年度末に作成している活動報告書をメールにて送付させていただきます。


・救命講習会に関わる諸経費
出張講習会の交通費や機材輸送費、または講習会の会場レンタル費として使わせていただきます。

・救命講習会に使用する機材費
我々の救命講習会で使用する胸骨圧迫のためのシミュレーター、AEDのシミュレーターは複数回使用しているとどうしても劣化や故障がおこってしまいます。そのため、シミュレーターの購入費用に使わせていただきます。その他講習会で必要なプロジェクターやスピーカーの購入費用に使わせていただきます。

・救命普及推進のための冊子および動画コンテンツの制作費
講習会以外でも広くAEDや救命について知っていただく機会をつくるため、冊子や動画コンテンツの制作費として使わせていただきます。

団体情報
NPO法人ちば救命・AED普及研究会(千葉PUSH)
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