「安房まちづくり基金」について
ちばのWA地域づくり基金は、持続可能な地域コミュニティの実現を目指し、地域の資金循環を生み出し、地域の課題解決を促進するための助成を行っています。
多様な形で寄付を呼びかけることで、多くの人々が地域づくりの取り組みに参加が可能となる環境をつくり出すことを目指しています。
この度、笑顔のコミュニティ株式会社(所在地:千葉市中央区、代表取締役:新田信行)、株式会社KIJ(所在地:東京都中央区、代表取締役:熊切雄三)からの寄付により冠基金「安房まちづくり基金」を設立しました。
本基金では、基金の趣旨にご賛同いただける方からの寄付も受け入れます。
ローカルファンドとして様々なプロジェクトの創出を促進し、みんなが安房の持続可能なまちづくりに参画できる仕組みにしていきます。
地域でのチャレンジにご寄付という形での応援をお待ちしております。
設立趣旨
房総半島南部に位置する安房地域は、鴨川市、鋸南町、南房総市、館山市の3市1町からなり、豊かな自然環境や歴史遺産が存在するエリアです。
安房地域の人口は2024年12月現在約11万人で、全国的な傾向と同様に少子高齢化が進み、人口減少が続いています。
高齢化に伴い医療や福祉サービスの需要が増加する一方、これらを支える人材の不足、公共交通の利便性の低下による移動困難、漁業や農業の担い手不足、インフラの老朽化、地域文化や伝統の保存・継承など、さまざまな課題が顕在化しています。
こうした課題に対し、本基金では設立寄付者の「豊かな千葉の未来を共創していくために安房地域における地方創生の取り組みを支援したい」という思いに基づき、安房地域の特性を活かしたソーシャルビジネスを推進するために、特に資金調達が困難な立ち上げ期(シード・アーリー期)を支援し、安房地域の豊かな自然、生業、暮らしを支え、持続可能なまちづくり、地域の活性化を目指します。
基金の特徴
1.寄付による地域づくりへの参加が可能
基金の趣旨にご賛同いただける方からの寄付も受け入れます。
2.寄付による地域課題解決プロセスを実感
寄付者には、事業者からの参加型リターンプログラムもご用意します。
3.多様なステークホルダーによる公正な選考プロセス
有識者、専門家等で構成する助成選考会による選考を行います。
4.評価委員会による成果評価
選考会とは別に、学識、専門家、金融機関などによる評価委員会を設置。成果指標の設定や成果評価を実施します。
5.ちばのWA地域づくり基金による伴走支援
ロジックモデル支援、成果測定支援、情報発信等を行います。
基金のスキーム

寄付金の使い道について
地域課題解決や地域の価値創造につながるソーシャルビジネスを推進します。
特に資金調達が困難な立ち上げ期(シード・アーリー期)に必要な市場調査費、プロトタイプ開発費、環境整備、ウェブサイト構築等を支援する予定です。
また資金助成のほかに、事業計画策定や資金調達支援など伴走支援も予定しています。

税制優遇について
ちばのWA地域づくり基金は、千葉県より公益財団法人としての認定を受けています。
本基金へのご寄付は、税法上の特定公益増進法人への寄付金として、個人・法人それぞれに税制上の優遇措置があります。
詳しくは、所轄の税務署又は税理士などへお尋ねください。
計算式など詳細はこちらから
https://chibanowafund.org/supp...
<国税庁のページ>
https://www.nta.go.jp/taxes/sh...