一般社団法人銀座環境会議 とは
銀座環境会議は、都市住民のライフスタイルを変革し、持続可能で循環型の社会をつくることを目的に2019年に設立した一般社団法人です。千葉県松戸市を中心に、子どもたちの社会体験や交流のある街づくりにつながる環境活動として、市民参加による再エネや省エネの普及、使い捨て容器削減、SDGsの普及啓発といった事業を行っています。私たちの事業の特徴は、街づくりや人々の交流に資する環境活動を目指していることで、松戸市、柏市を中心に、地域の障がい者施設や児童養護施設といった福祉施設や子ども食堂、そして様々な事業者、市民とともに活動しています。


活動内容
- 市民発電所の設置…資金調達や設置に市民が関わり、停電時は地域の充電ステーションとなる太陽光発電所、市民発電所を、主に福祉施設に設置しています。平らな屋根の場合は、子どもたちとのパネル設置体験も行います。
- 事業所の省エネ診断(経産省補助事業)…“省エネは大事だけど、どこからやれば?”そんな事業所に、専門家を派遣しています。
- 使い捨て容器削減のためのマイボトル、マイ容器推進…無料で給水させてくれるお店や、持参容器でテイクアウトができるお店を広げる活動をしています。
- SDGs普及啓発…カードゲームを使い、SDGsの本質を体感できるセミナーを学校や行政、企業等で行っています。
活動の背景、社会課題について
夏の平均気温が毎年のように過去最高を記録するなど、地球温暖化とそれに起因するとされる気候変動、特に災害への不安が年々高まる中、火力発電からの脱却/再生可能エネルギーへの転換は急務です。また、スマートフォンやパソコンをはじめ様々な電子機器がライフラインに準ずる存在となっている現在、災害時の停電が大きな懸念となっており、温暖化を抑制して災害リスクを減らす意味でも、災害時の対応の意味でも、太陽光発電への関心は高まっています。しかし、事業者、事業所においては、初期費用の調達の観点から設置に踏み込めない事業者も少なくありません。資金の豊富な企業等は自社事業所への太陽光発電設備設置を着々と進めていますが、それらの事業所は地域社会に開かれたものではありません。
なぜこの事業が必要なのか
地域には、地域に開いた、地域に溶け込んだ施設を目指して、カフェを併設する、フリーマーケットを開催するなどの働きかけを行っている障がい者福祉施設が存在します。こうした施設は、災害時の利用者の安全確保、光熱費高騰による経営不安の緩和と並び、災害時の地域貢献の観点からも市民発電所の設置に大きな関心を寄せていますが、上記の通り初期費用の問題から設置に踏み出せないでいます。
「ぶるーむの風」は、まさにそんな施設です。重度の障害のある方7名が暮らす地域生活支援拠点+αの機能を備えた複合施設で、災害時の利用者の安全確保と、地域との交流・地域貢献の両面から太陽光発電設備の設置はかねてからの念願でした。
今回、この寄付募集を通して、市民の再生可能エネルギーに関する知識と意識を高め、市民の支え合う力を高めていきたいと考えています。

プロジェクトの内容
千葉県柏市の社会福祉法人ぶるーむが運営する「ぶるーむの風」に、当法人5番目となる市民発電所「柏そらぴか発電所第3号」(パネル容量15.66kW(発電容量9.9kW)を設置します。財源は、寄付金のほか柏市補助金、銀座環境会議発行の疑似私募債を活用します。
設置後、ぶるーむは設備使用料を支払い、銀座環境会議はそれに加えて余剰電力の固定価格買取制度での売電収入を得ます。これを一定期間続けて、諸経費を含む初期費用を回収した後は、設備をぶるーむに譲渡します(以降太陽光分電力が無料になります)。
市民発電所は、災害時の充電ステーションとして災害時には近隣に開かれます。また、「ぶるーむの風」、「ぶるーむの森」は重度心身障がい者が利用している施設で、柏市と第2次避難所(福祉避難所)としての協定を結んでいるため、充電ステーションに留まらず、集団での避難生活が困難な方の受け入れや、医療的ケアで電源が必要な方の介助ができる災害時安心拠点として、地域に貢献することができます。
※「ぶるーむの風」とは、柏市中原にある地域生活支援拠点+αの機能を備えた複合施設です。診療所を併設した重度障がい児/者の安心・安全な地域生活の拠点です。
「ぶるーむの森」は法人本部機能のほか、児童発達支援、放課後デイサービス、生活介護、子ども食堂などを実施しています。

具体的には
・10月末に太陽光発電設備の設置工事実施
・その後さまざまなかたちで近隣に災害時の充電ステーションとなる市民発電所の存在を周知
・年内に寄付者や関係者、近隣住民をお招きしてのお披露目会を実施
・お披露目会では、災害時充電ステーションとしての周知を図るとともに、
1)太陽熱だけで調理するソーラークッカーによる調理
2)再エネで走る三輪車“電動トライク”の試乗
3)家庭でできる省エネについての講座
といった企画を実施し、寄付者、地域住民、「ぶるーむの風」職員が交流しながら、再エネ及び省エネについて学びます。
また、寄付者は“発電者”として認定され、設置後3年間、年間発電量の報告を受けます。
3万円以上ご寄付の方には、出張環境学習会の“開催権”を進呈します。ご希望する保育園等の施設にて、ソーラークッカーや電動トライクを使用した環境学習会を実施し、結果を報告致します。

<上記写真は柏そらぴか第1号です>

<上記写真:ソーラークッカー実演>

<上記写真:再生可能エネルギーで走る電動トライク試乗>
この事業で実現すること
1)地球温暖化抑制に貢献する
2)誰もが“発電者”になり、再エネに関する知識と意識を高める
3)災害時に充電ステーションとして開くことで、地域住民の災害対応を強化する
4)発電所を通じて地域と「ぶるーむの風」の交流を促進する
5)グループホーム利用者の災害時の安全を確保する
6)光熱費削減で「ぶるーむの風」の経営安定に貢献する
事業の展望・ビジョン
設置後、銀座環境会議はぶるーむに施設の自家消費分を売電し、施設で消費しきらない余剰は固定価格買い取り制度で販売します。目標金額(125万円)が達成できた場合、総費用から寄付金と柏市補助金(49.5万円:採択済み)を除いた残余額(銀座環境会議が発行する疑似私募債を充当)は5年程度で回収できる見込みで、回収後はぶるーむに設備を譲渡します。
設置予定の太陽光パネルは出力保証30年(30年後も新品時の87.4%発電を保証)で、その後も出力は落ちても使用できるかも知れません。パワーコンディショナーは10~15年に1回交換が必要(30万円程度)ですが、長期間に渡ってCO2を削減し、並びに地域の安心拠点として活躍します。
今後の活動予定
松戸市、柏市を中心にそらぴか発電所の設置の計画があります。本事業同様の障がい者福祉施設や、生活者支援を行う団体の施設など、いずれも地域貢献を志す施設で、多くの市民の方の参加を得て設置の予定です。
代表者メッセージ
私たち市民も地域に自らの発電手段を持って“発電者”となり、エネルギーの地産地消を促進できたら…そんなワクワクが、これまで4つ設置してきた「そらぴか発電所」の活動の原点です。温暖化抑制のために再エネ導入は必須です。環境規制をクリアし、かつ地域の同意を得られるならばメガソーラーも選択肢ですし、大きな屋根のある工場等を所有する企業はどんどん太陽光パネルを設置するべきでしょう。市民発電所は、発電容量はメガソーラーや工場に及びませんが、自分たちの発電所であり、災害時の助け合いにも繋がります。是非そんな発電所を柏に増やし、みんなで発電者になるために、ご寄付をお願いします。
(一般社団法人銀座環境会議 代表理事 平野将人)

社会福祉法人ぶるーむ理事長からのメッセージ
パネルを設置する施設は、心身に重い障がいを持つ方7名が暮らすグループホームに、障がいを持つ方のためのショートステイ3床が併設されている建物です。医療的なケアの必要な方も多く利用されること、福祉避難所であることから災害時の電力確保が必需です。敷地内には、地域の方に自由に過ごしていただけるフリースペース「ぶるーむカフェ」もありますので、災害時の充電ステーションとして地域に貢献していきたいと考えますので、みなさまのご支援をお願いします。
(社会福祉法人ぶるーむ 理事長 野田幸子)

寄付金の使い道について
- 太陽光発電設備(パネル容量 15.66kW、発電容量 9.9kW)本体費用の一部:900,000円
- お披露目会開催費用(ソーラークッカー食材費、ドローン撮影等):50,000円
- 出張環境学習会費用(手作りソーラークッカー資材費、食材費等):50,000円(5回実施の想定)
- 事業指定助成プログラム運営手数料:寄付額の20%
税制優遇について
ちばのWA地域づくり基金は、千葉県より公益財団法人としての認定を受けています。
本プロジェクトへのご寄付は、税法上の特定公益増進法人への寄付金として、個人・法人それぞれに税制上の優遇措置があります。
詳しくは、所轄の税務署又は税理士などへお尋ねください。
計算式など詳細はこちらから
https://chibanowafund.org/supp...
<国税庁のページ>
https://www.nta.go.jp/taxes/sh...
お申込みにあたりご確認いただきたいこと
- 寄付の際には以下の点をご確認いただき、お手続きください。
- このプロジェクトは、公益財団法人ちばのWA地域づくり基金が運営する「事業指定助成プログラム2025」に採択された事業として実施するものです。
- 口座名義は、運営・管理を行うちばのWA地域づくり基金の名義となっております。
- 寄付金はプロジェクト指定として公益法人会計基準に基づく区分管理を行い、原則寄付募集期間終了後、運営費20%を除いた額を実施団体に助成します。
- 振込手数料は、誠に申し訳ありませんが、振り込む方でご負担下さいますようお願いします。
- 領収書は、クレジットカードの場合は決済後、銀行振込の場合は入金確認後に都度お送りします。
- 領収書は公益財団法人ちばのWA地域づくり基金事業指定助成プログラム「プロジェクト名」での発行になります。
- 領収書や事業報告をご希望の方は必ず住所を入力ください。
- 個人の場合は税制優遇を受けるための領収書に記載する必要があるため、住民票所在地の住所を必ずご記入ください。
- 寄付指定先からの情報を希望される場合は、申込時に記入いただいた個人情報を指定先の団体に提供いたしますので、予めご同意の上でお申し込みください。
- 万が一、プロジェクトが中止となった場合は、寄付金の取り扱いについて個別に意向を確認させていただきます。
- ご提供いただいた個人情報は、公益財団法人ちばのWA地域づくり基金にて適切に管理し、寄付の手続き等の連絡業務と当財団からのお知らせや案内以外には一切使用いたしません。
個人情報保護方針、個人情報の取り扱いについてはこちらからご確認ください。
https://chibanowafund.org/priv...

金額3,000円 |

金額5,000円 |

金額10,000円 |

金額30,000円 |

金額50,000円 | 在庫5 |

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