
シーセフは奈良県宇陀市、和歌山県那智勝浦町のご協力のもと、ふるさと納税クラウドファンディングを実施し、7月23日(水)~25日(金)にCIESF Leaders Academy(以下CLA)の小学生と宇陀市と那智勝浦町の小学生、及び「日本を代表するアスリート」とスポーツを通じた交流事業を行いました。
岸田前首相を表敬訪問

7月22日に岸田前首相を表敬訪問、「このようにお会いできる機会をいただき、有り難うございます」とCLA児童が日本語で挨拶をしました。岸田前首相から「アカデミーの皆さんとお会いするのを楽しみにしていました。日本の小学生と体験プログラムに臨み、楽しい交流をして欲しいです。そしてこの経験を勉強や遊びに活かして、将来は日本とカンボジアの懸け橋として様々な分野で頑張ってください。ようこそ日本へ!」と歓迎の言葉をいただきました。
AR技術を使った対戦型スポーツゲーム「HADO(ハドー)」体験

23日には奈良県宇陀市に移動し、地元の小学生と合流。様々な体験を一緒に行いました。
水泳教室では元オリンピックの選手に指導いただきました。またAR技術を使った対戦型スポーツゲーム「HADO(ハドー)」では腕にデバイスをつけて、エネルギーボールを撃ち合ったり、シールドを出したり…子どもたちは画面の中で動き回る自分と、目の前に広がる仮想空間に夢中になっていました。宇陀市、那智勝浦町、CLAの子どもたちでチームになり、コミュニケーションをとってハイタッチしたり、あっという間に仲を深めました。

暑さに負けず、ビーチスポーツ体験
「海辺の安全教室」と題して、ライフセーバーから海の危険性について学んだり、ビーチバレーのオリンピックに出場した選手から指導を受けて、ビーチフラッグやビーチバレーを楽しみました。暑さに負けず、砂浜の上を走り回りました。カンボジアではめったに見られない海を前に、目をキラキラさせて眺めていました。

生マグロにもんじゃ焼き、日本食を多能
那智勝浦町ではまぐろの競りを見学。朝食は生マグロを堪能しました。子どもたちもまぐろが大好きに!

また事前に日本で食べたいものを調べ、ラーメンやもんじゃ焼き、寿司などを味わったほかに、納豆などにも挑戦。日本食に舌鼓を打ちました。
初めての温泉にも入り、けん玉にもはまったりと、たくさんの異文化を体験しました。

26日(土)に無事にカンボジアに帰国し、最後は「もっと日本にいたい」「他の場所にも行ってみたい」「私はもう一回宇陀市と那智勝浦町にいきたい」「来年もありますか?」と名残惜しそうに帰っていきました。日本には自分たちを応援してくれる人がたくさんいるというのを肌で感じているようでした。
この1週間で、本当にさまざまな貴重な体験をさせていただきました。今回の経験は、カンボジアに帰国してからも周囲に良い影響を与え、今後の学びをさらに深めていく原動力になると確信しています。ご支援、サポートいただきました宇陀市、那智勝浦町、一般社団法人公民連携推進機構様に心より感謝申し上げます。
