公益財団法人CIESF(シーセフ)がカンボジアで運営する幼小中一貫校「CIESF Leaders Academy」はカンボジアでモデル校となり、国内に広げ、公教育の改善を目指します。モデル校としてSTEAM教育を実現し、芸術をするための教室の整備と備品の購入、またグラウンド増設と整備、併せて学習農園も作ります。子どもたちにさらなる質の高い教育を届け、カンボジア教師の育成も図ります。
2025-08-22 10:00
失われたカンボジアの芸術を定着させたい

カンボジアでは、芸術の授業はは2023年から公立小学校で週1時間割り当てていますが、実際には芸術教育のスキルを持っている教師はおらず、行われていないのが現状です。
CLAでは、最高水準の教育を実現し、モデル校として国内に広げ、公教育の底上げを目指しています。
今回のクラウドファンディング では、音楽や美術を含む、芸術の教室を整備、そして楽器や絵画などを充実させます。クメールルージュで失った芸術を定着させ、多くの芸術に親しみ、自国の文化に触れ、豊かな人間性を育みます。
動画は先日行われたCIESF Leaders Academy(以下CLA)の 学習発表会 の様子です。小学1年生~5年生まで各学年で「芸術」の授業の成果として、歌唱・演奏・ダンスを披露しました。
CLAではカンボジアの楽器、踊り、そして日本から届いた楽器も用い、音楽に親しんでいます。
カンボジアでは、芸術の授業はは2023年から公立小学校で週1時間割り当てていますが、実際には芸術教育のスキルを持っている教師はおらず、行われていないのが現状です。
CLAでは、最高水準の教育を実現し、モデル校として国内に広げ、公教育の底上げを目指しています。
今回のクラウドファンディングでは、音楽や美術を含む、芸術の教室を整備、そして楽器や絵画などを充実させます。クメールルージュで失った芸術を定着させ、多くの芸術に親しみ、自国の文化に触れ、豊かな人間性を育みます。
📣カンボジアの伝統的な物語を題材にした劇づくりを 小学部キムスリン先生
「子どもたちは、自ら考え、手を動かし、仲間と協力して課題を解決する力が不可欠です。カンボジアの伝統的な物語を題材にした劇づくりを例にすると、劇中にカンボジアの伝統的な踊りを入れたり、BGMの音楽づくりをしたりすることで芸術性を磨きます。さらに、クメール文化の模様を分析し、デジタルツールを使ってオリジナルのデザインを作り、それを背景に映し出すことで、数学や技術も活用します。このように、教科横断的な学びを通じて、子どもたちの探求心、創造性、そして協働性をさらに育みたいです。」
子どもたちもどんな学びをしたいか想像を膨らませて、教室ができるのを楽しみにしています!