ブリストル マイヤーズ スクイブのC2C4Cとは?
この伝統は2014年、がん研究に携わるブリストル マイヤーズ スクイブの米国の社員たちが、「がんと向き合う人たちにもっと何かをしなければ」と強く感じたことから始まりました。そして、彼らはがんで命を失った人や現在闘病中のがん患者さんのことを想いながら自転車を漕ぐサイクリングイベントをはじめたそうです。
このサイクリングイベントはC2C4Cと総称され、米国ではCoast 2 Coast 4 Cancer(海岸から海岸へ、がんを乗り越えるために)として、欧州ではCountry 2 Country 4 Cancer(国から国へ、がんを乗り越えるために)として、日本ではContinent 2 Continent 4 Cancer(大陸から大陸へ、がんを乗り越えるために)として実施されています。
米国において2年間の成功を収めた後、この取り組みはまず2016年に欧州に、2021年に日本に広がりました。2022年、初めてラテンアメリカでもC2C4Cサイクリングが行われる予定とのことです。
2022年の日本におけるC2C4Cでは、9月22日~10月12日にかけてブリストル マイヤーズ スクイブのライダー70名が7チームに分かれて下記のルートを走破します。
ご寄付の際に、どのチームを応援しているか選ぶことができます 。その応援が選手の励みにもなります。是非、コメントも残してください。
準備が整い次第「活動報告」としてチーム紹介も記載する予定です。
チーム | ライド日程 | 出発地 | 到着地 |
1 | 9/22-24 | 幕張, 千葉 | 宇都宮, 栃木 |
2 | 9/25-27 | 宇都宮, 栃木 | 水上, 群馬 |
3 | 9/28-30 | 水上, 群馬 | 上田, 長野 |
4 | 10/1-3 | 上田, 長野 | 長良川, 愛知 |
5 | 10/4-6 | 長良川, 愛知 | 諏訪, 長野 |
6 | 10/7-9 | 諏訪, 長野 | 熊谷, 埼玉 |
7 | 10/10-12 | 熊谷, 埼玉 | 大手町, 東京 |
キャンサーネットジャパンへのご支援の使い道
がん患者さん向け冊子「もっと知ってほしいシリーズ」
制作・配布
もっと知ってほしいシリーズ冊子を制作。がんの概要、外科的治療、化学療法、副作用対策など、知っておくべき点を網羅した冊子を制作し、全国のがん診療連携拠点病院へ配布しています。
「Over Cancer Together~がんを共にのりこえよう」
キャンペーンの開催
「Over Cancer Together~がんを共にのりこえよう~(OCT)」キャンペーンは、がん患者とその家族、遺族、ケアをする人、友人など、広くがんに関係のある人々(=キャンサー・サバイバー)が自分の体験を語り、その話を聞くことで、日本のがんに関する課題を明らかにして 「がん患者を含む国民が、がんを知り、がんと向き合い、がんに負けることのない社会(*1) 」の実現を目指そうというキャンペーンです。性別、年齢、がんの種類は問いません。
ジャパンキャンサーフォーラムの開催
がん患者・家族をはじめ、がんに関わるすべての人に送る日本最大級のがん医療フォーラムです。
近年、がん医療の進歩は目覚しく、臨床研究、各疾患における診療ガイドラインの整備、がん医療の個別化も進んでおり、患者がより良いがん医療を受ける環境は整備されつつあります。しかしながら、未だ診療ガイドラインの普及や、がん医療の均てん化は十分でなく、患者・家族は、治療を行わない放置治療や、科学的根拠が不十分なサプリメント、代替療法など、信憑性に欠ける情報や誤った情報にもさらされています。そのような観点より、日々進歩する各種がんの最新情報、がん医療で現在問題となっているテーマを取り上げ、患者・家族、一般市民ががんを「知り」「学び」「集い」、勇気・希望が持てるフォーラムとすること、ひいては、がん対策推進基本計画にもある「がん患者を含めた国民が、がんを知り、がんの克服を目指す。」の実現に資することを目的としたフォーラムです。毎年、各領域を代表する医療従事者・研究者の基調講演やQ&Aセッションを設け、来場者も患者・家族をはじめ、医療従事者等、多岐に渡ります。「がんに興味・関心を持っている」方ならどなたでもご参加いただけます。