認定NPO法人キャンサーネットジャパン

脳腫瘍の子供たちへ最新の遺伝子検査を!

認定NPO法人キャンサーネットジャパンは、小児がん啓発・支援の一環として、脳腫瘍の子供達が治療のために必要な検査を受けられるよう本プロジェクトを立ち上げました。皆さまからの温かいご支援をお願いいたします。 *本プロジェクトは、日本小児がん研究グループ(JCCG)脳腫瘍委員会の「小児脳腫瘍の遺伝子検査(メチル化中央診断)プロジェクト」に賛同し、実施しているものです。 なお、毎月、毎年定額で継続的にご寄付をいただく方法もございます。継続的にご支援いただくことで、安定して脳腫瘍の子供たちが最適な治療を受けることを支えることができます。
2023-02-01 17:56
JCCGから2:山崎 夏維(日本小児がん研究グループ(JCCG)脳腫瘍委員会副委員長/大阪市立総合医療センター小児血液腫瘍科医長)
「最新の診断と治療を患者さんに届けたい。」多くの医師がそう考えて日々診療や研究を行っています。日本の国民皆保険制度は素晴らしい制度ですが、新しい検査や治療が開発されてから実際に保険医療として患者さんに届けるまでにはどうしても一定の時間がかかります。

山崎 夏維(日本小児がん研究グループ(JCCG)脳腫瘍委員会副委員長/大阪市立総合医療センター小児血液腫瘍科医長)

「最新の診断と治療を患者さんに届けたい。」多くの医師がそう考えて日々診療や研究を行っています。日本の医療は国民皆保険制度の上に成り立っています。国民皆保険制度は素晴らしい制度ですが、新しい検査や治療が開発されてから実際に保険医療として患者さんに届けるまでにはどうしても一定の時間がかかります。国民の皆さんに、安全で有効な診療を届けるのですから当然必要な時間でもあります。
私は抗癌剤治療を中心に、これまで多くの小児がんの診療に携わってきました。未来のあるこどもたちに最新の診断と治療をと思い日々奮闘していますが、小児がんを始めとした希少癌では時にその願いがかないません。患者さんの数が少ないので保険の承認に必要なデータがなかなか集まらないからです。「保険でできない検査があるなら、できるようにして、今すぐ患者さんに届けよう!」そうして始まったのが小児がんの中央診断です。研究により既に診断・治療に役立つことが分かっている遺伝子を調べるだけなので、決して特別な検査ではありません。ですが、医学は日々進歩します。小児脳腫瘍ではメチル化解析という特殊な遺伝子検査が診断にとても役立つことが研究で明らかとなりました。中央診断でもさっそくメチル化アレイを取り入れましたが、検査費用が高額なため、検査の機会を十分に提供することができていません。そこで今回、皆様に検査費用のご支援をお願いをさせて頂く事にしました。全国の脳腫瘍のこども達に、最新の検査の機会を届けるため、是非皆さんのお力をお貸しください。研究の成果が保険診療となってこども達に届くまでのラグをみんなの力で埋めていきましょう!!

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