特定非営利活動法人 cocoloito

【マンスリーサポーター】「学びの場」から始める高齢者のいきがい作り

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特定非営利活動法人cocoloito(心糸人 こころいと)は、「ものづくりを学ぶ場」を作り、高齢者が「社会活動へ参加できる環境を創る」ことを目的としています。 2014年3月大阪府立大学に設置された「コミュニティデザイン研究所」の学外研究員により産学官民の幅広い参画・協力企業、団体を募り、2015年3月からは大阪府堺市の白鷺団地で地域の高齢者向けに編み物教室を毎月開催しています。始めは学びの場だった編み物教室も、現在では作品の商品化を行い、販売の準備もしています。 今後は高齢者の方に編み賃もお渡しし、多世代間のコミュニケーションを楽しみつつ、作品販売によるいきがいも感じられる場を、他地域の集合住宅や地方公共団体へ広げていきます。cocoloitoの活動を応援していただける方はぜひ、ご寄付でのご協力をお願いいたします!

「大変楽しくさせてもらっています。とてもやさしく教えてくださいますし、眠っていた脳細胞が少し目覚めました。」70代 Tさん

「大変楽しく昔を思い出しました。」80代 Kさん

「もう目が見えないからダメ。ん?体が覚えてるからかな。ここはいろんな物が編めるから楽しい。」80代 Aさん

これは、cocoloitoの活動に参加した皆さんの声。
特定非営利活動法人cocoloito(こころいと)は、様々な世代と地域の強みを生かして繋がりをカタチにする団体です。

今回だけの寄付(都度寄付)をご希望の方はこちら

歳を重ねるごとに社会のシステムから外されていく、高齢者

核家族化や社会全体の高齢化により高齢者世帯、独居老人世帯が増え続けている現代の日本。
少子高齢化の進行により、高齢者一人に対して労働人口2.4人と、まさに騎馬戦のような形で労働者が高齢者を支えるという社会構造が問題視されています。

この現状を解決するために大切なのが、高齢者の社会参画です。
今の日本社会では、ある一定の年齢に達することでシステムの”傍観者”としての立場を余儀なくされてしまいます。
豊かな経験、素晴らしい技術は未来を創るために無くてはならない貴重なものです。
cocoloitoでは高齢者の見方を「知見・社会経験の固まり」へと転換し、高齢者も一緒に楽しく働ける社会を構築しています。

「学びの場」から始める高齢者のいきがい作り

少子高齢化が進む現代で高齢者がいきいきと暮らしていくため、私たちは次のようなことが重要だと考えています。

・「高齢者」と共に社会活動が出来るシステムを作ること。

・社会活動を通じて世代間・地域間の繋がりを作り 安心・安全な地域社会を作ること。

・「高齢者」が自身の存在価値を自身で認め健康で生き生きと 「今が楽しい」と言って頂ける社会を作ること。

そこで、cocoloitoでは2015年から月一回のペースで、高齢者を対象にした編み物教室をスタートしました。
私たちが最初のモデルケースとして選んだ場所は大阪府堺市の白鷺団地。
平均年齢が56.2歳と周辺の団地と比べて高く、独居老人の数も増え続けています。まずはここから持続可能な活動に発展できるようにビジネス化を図っているところです。

最初は少なかった参加者も回を重ねるごとに友人を連れてきたり、そのまた友人を誘ったりと、だんだん人数も増えてきました。次第に参加者同士でも教え合うような関係性ができてきて、これまで同じ団地で暮らしながら会話をしたことがなかった人たちが、気づけば一緒に買い物に行くような仲に。

また、教室に参加するのは高齢者だけではありません。時には団地の子どもたちやその親世代の方々、ボランティアの学生たちも参加して、世代を超えたコミュニケーションが生まれています。

教室では日本手芸普及協会のご協力を受けて手芸講師の方々に教わります。そして、ある一定レベルの技能を持たれた方の作品は、インターネットやイベント、催事などで実際に販売も行うことで収入を得ることもでき、さらには社会から必要とされる喜びを実感することもできるのです。

cocoloitoでは“ものづくり”を通して「学び」「集い」「作り」「与え」「得る」仕組みづくりを実現し、”一人ひとりの存在価値の創出”とともに次世代に多くの”こと”、”もの”を伝えることのできる環境づくりを目指しています。

cocoloitoがつくりたい社会

cocoloitoが作りたいのは、「健康でいることが社会活動への参加になるシステム」です。
cocoloitoの活動で高齢者のいきがいを作ることで、高齢者の医療機関にかかる回数や薬の服用が減れば、国や地方自治体の医療費負担が減ります。
それを財源として高齢者に地域通貨を発行することで、地域経済が活性化し、やがて地域全体で高齢者を応援するようになり、ますます高齢者のいきがい作りが重要視されていくはずです。

現代の日本社会の高齢化を止めることはできません。ならば、私たちが今やるべきことは、高齢者が健康で社会に参加できるシステムづくりではないでしょうか?

現在cocoloitoで取り組んでいる白鷺団地での活動は、今後5年以内に全国へ広げていきます。
そのためにも現在、高齢者が編んだ編物をインターネットやイベント等で販売して収益を出そうとしていますが、ビジネスとして継続させていく段階に到達するにはもう少し時間がかかりそうです。

cocoloitoの活動を継続的にビジネスとして成立させるため、皆さまからのご支援が必要です。

現在cocoloitoのメンバーは全員が本業と並行しながら活動を行っています。今後本格的にビジネス化を目指して活動を発展させていくためには、cocoloitoの専任スタッフの雇用が不可欠です。さらにはより多種多様の商品ラインナップを持てるよう、商品開発にも取り組まなくてはなりません。

スタッフの人件費と商品開発費を賄うため、cocoloitoでは毎月定額で寄付してくださる「マンスリーサポーター」を募集しています。金額は500円/月、1,000円/月、3,000円/月、10,000円/月からお選びいただけます。

cocoloitoのマンスリーサポーターになるには、こちらのページの「マンスリーサポーターになる」のボタンをクリックし、必要事項をご入力お願いいたします。

参画・運営

cocoloitoの活動は公・学・管・民が一体となって取り組んでいます。

企業一覧
株式会社インプルーヴ(http://improve-knit.com/
有限会社エムズ(http://www.ms-group.jp/
株式会社クリーマ(http://www.creema.co.jp/
クロバー株式会社(http://www.clover.co.jp/
株式会社川崎屋(http://www.bag-artist.jp/
シー・システム株式会社(http://www.seagp.com/
株式会社大城(http://www.daijo.com/
公益財団法人 日本手芸普及協会(http://www.jhia.org/
丸安毛糸株式会社(http://www.maruyasu-fil.co.jp/
有限会社ユース(http://u-th.jp/
株式会社りそな銀行(http://www.resona-gr.co.jp/
 
大学
公立大学法人大阪府立大学(http://www.osakafu-u.ac.jp/
府大 コミュニティデザイン研究所(http://www.rccd.21c.osakafu-u.ac.jp/
学校法人 大阪芸術大学(http://www.osaka-geidai.ac.jp/geidai/
 
地方自治体
堺市(http://www.city.sakai.lg.jp/
堺市東区(http://www.city.sakai.lg.jp/higashi/

パテントアドバイザー
杉本特許事務所(http://www.sugimoto-patent.com/

認定講師
鳳編物綜合学院            平井 美智代

団体情報
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コングラント」で作成されています。
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