ココスグ こころの居場所とは?
「ココスグ こころの居場所」は秋田県大館市で活動する【生きづらさを抱える人のための居場所活動】です。精神疾患や発達障害などの生きづらさを抱える方々が集まり、日々の辛さを共感し合っています。
現在は施設の一室を借りての活動のほか、LINEのオープンチャット機能もつかってオンラインでの交流も行っています。市の内外から参加者があり、日々感じている生きづらさを話し合ったり、ボードゲームなどをしたりしがら交流しています。
生きづらさを抱える方々に対する理解が進み、少しでも生きやすくなることを目指し活動していきます。
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なぜ生きづらさを抱える人の居場所が必要なのか?
精神疾患や発達障害、それ以外にも目に見えない内面的な生きづらさを抱えている人は多くいます。そういった生きづらさから社会に適合できず、ひきこもりや自ら命を絶つことに繋がるケースもあります。内面的な生きづらさに対して、まだまだ理解が進んでいない現状があり、当事者も自らの想いや日々の辛さを吐き出せずにひっそりと暮らしています。
また、ひきこもりに限らず学校や仕事に生きながらもぎりぎりで闘っている人もいます。周囲に頼れず、精神をすり減らしながら日々を送っているのです。
そういった生きづらさを抱える人にとって、安心して自分らしく過ごせる場所があることは、日々の緊張を和らげ、安心感を与えることができると思います。
また、そのような活動が地域に認知され、生きづらさを抱える人に対しての理解が進み、少しでも生きやすくなる地域になればと考えます。
そのために、まずはこの居場所活動を継続して運営していく必要があります。
日本で子ども食堂がはじまったのは、2012年。その活動は短期間で全国に広まり、現在では全国に150箇所以上の子ども食堂が存在していると言われています。一体何故、こんなにも子ども食堂が必要とされているのでしょうか?
その背景の一つに、「子どもの貧困」の問題が挙げられます。
経済的に豊かだと思われてきた日本ですが、子どもたちの16.3%、実に6人に1人が貧困状態にあるという衝撃的なデータが厚生労働省から発表されました。2015年には13.9%に改善されたものの、依然として約280万人の子どもたちが貧困状態にあります。
さらにひとり親家庭の子どもの貧困問題は深刻で、2人に1人が貧困状態。先進国の中でも最低の水準だと言われており、満足な食事を食べられない子どもたち、ほぼ毎日一人でご飯を食べている子どもたちも数多く存在しています。
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生きづらさを抱えていても生きやすい社会へ
このページにきていただき、ありがとうございます。
秋田県大館市で活動する「ココスグ こころの居場所」の代表を務めております菊地陽介です。
私自身うつなどの精神疾患を抱える当事者であり、生きづらさを抱えています。
様々な生きづらさを抱え、自宅や学校、職場の中で内面と闘いながら生きている人は実は多いのではないかと考えています。
そのように苦しんでいる方々には、ありのままの自分を安心して出せる場が必要だと考えています。普段誰にも頼れず我慢している分、仲間と共感し合いながら心を癒す場が必要です。
また、精神疾患などの内面的な生きづらさは目に見えず、理解されないことがよくあります。
ココスグの活動を通して、地域の理解を高め、誰もが生きやすい社会に近づけていければと思います。皆様からの温かいご支援をお待ちしております。よろしくお願いいたします。
ココスグ こころの居場所
代表 菊地陽介
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ご支援の使い道
「ココスグ こころの居場所」は生きづらさを抱える当事者が運営する任意団体です。
そのため、自分たちで資金を捻出することが難しくなっています。
いただいたご寄付は主に、
〇日々の活動に必要な物品(飲食物やイベントで必要な備品等)
〇施設を借りる利用料
〇チラシの印刷代
に充てさせていただきます。
また、今後資金が集まれば、街の一角にココスグ専用のスペースを設けることができればと考えております。
地域にココスグの活動が根付いていくために、どうかご支援よろしくお願いいたします。