NPO法人コクレオの森

NPO法人コクレオの森~ともにつくる会員~

私たちの団体は学校運営を通して、子どもの主体性を育む教育や対話の文化を広め 人と人、人と自然が調和する暮らし方の普及や信頼によって結ばれる社会創りにチャレンジしています。 認定NPO法人コクレオの森は、「誰もが自分らしく生きられる社会」、「平和で持続可能な社会」を創ることを目指して、オルタナティブスクール「箕面こどもの森学園」を運営する『こどもの森』、対話の文化を広げる『おとなの森』、親と子の幸せを支援する『こそだての森』、民主的な学校づくりや持続可能なまちづくりを支援する『ミライの森』の4つの活動を行なっています。

「子どもがまなびの主人公」~市民がつくった学校~

 1999年10⽉「⼤阪に新しい学校を創る会」発⾜。2003年5⽉「特定⾮営利活動法⼈⼤阪に新しい学校を創る会」を設立しました。

 2004年、子どもを権利主体として認め、子どもが主体的に学べる学校をつくろうとNPO 法人立の学校「わくわく子ども学校」を開校。「子どもは、自ら学ぶ意欲を持ち、自らの力で学ぶことができる」という学習者中心の教育観に立ち、子どもたちが創造的で共生的な生き方を身につけ、自立した人間に育つことを支援しています。

 2009年には現在の大阪府箕面市に校舎を建て「箕面こどもの森学園」となりました。私たちの教育は、持続可能な社会の担い手を育むESDの学びとして、2015年国連のUNESCOから「ユネスコスクール」として認定され、2016年ESD重点校(サスティナブルスクール)に認定されました。現在約70名の小中学生が通学しています。

 2015年認定NPO法人となり、2019年11月「NPO法人コクレオの森」に改称。コクレオ(COKREO)は、英語のCO(共に)とエスペラント語のKREO(創造)の合成語で、「共に創る」を意味します。

 新しい教育の選択肢を提供しています。

どうして教育の選択肢が必要なのか?

 日本の学校の教育方法は、学力を平等に保障することが求められているため、教科書に書かれている画一的な教育内容を暗記中心で詰め込んでいくのが基本的なスタイルです。こうした教育を受け続けることで、子どもたちは受け身になり、学ぶ意欲が下がり、自分の考えがもてず、周りに合わせて行動するような人になってしまいがちです。実際、令和3年度には24万人のこどもたちが不登校になっています。その要因は様々ではありますが、さらにその3倍の子供たちが学校に行きづらさをかかえているというデータがあります。

 一方、欧米などの先進国では学校教育の多様化が進み、子どもたちは自分のニーズや価値観に合う学校を選ぶことができます。そのため、「不登校」という言葉は存在しません。教育の内容も子ども一人ひとりの興味や関心を重視し、参加型で対話形式の学習が広く行われています。

 私たちは、画一的な教育に違和感を抱える子どもたちへの選択肢の一つとして、子どもの個性を尊重し、対話のある学び場を提供することで、主体的に自分を表現でき、学ぶ意欲があり、自分考えを持って行動できる人へと、子どもたちを育んでいます。

対話のちから

私たちの教育の特徴の一つでもある「対話」
全校集会では小学1年生から中学三年生、そしてスタッフみんなで話し合います。

「全校集会」は子どもが進行し、子どもも大人も対等で、多数決ではなく誰もが反対しない案を考え、決めていきます。みんなが納得できるアイデアが見えてきたり、その日に決まらないことは次回まで保留にします。意見や価値観が違ってもお互いが納得のいく方法を見出していくことの大切さを学んでいます

「行事」は、するかしないかを毎年話し合い、みんなで考えてみんなで創っていきます。体育祭や夏祭り、お誕生日会など…ある年の修学旅行は、大分と京都のどちらに行くか?の話し合いを経て、大分と京都のどちらにも行くことに!

このような経験は、誰の意見も無視されないことや、対話のプロセスの大切さを学ぶ機会になります。子どもたちの間に「自分たちでこの場をつくっていくんだ」という感覚が確かに育まれていきます。

代表者メッセージ ~コクレオの森が目指すもの~

NPO法人コクレオの森 代表理事の藤田美保です。

私たちは、大阪に新しいタイプの学校を創りたいと思いからスタートした法人です。大人側が学びの内容を決めて与えるのではなく、子どもが持っている力を信じ、一人ひとりの興味関心から始める学びを大切にしてきました。
コクレオとは、英語とエスペラント語の合成語で「ともにつくる」という意味です。

子どもたちと同じように、私たち一人ひとりもいろんな力をもっています。それを出し合いながら、自分も人も大切にする学校をつくり、社会を創っていきたいと思っています。

ぜひ、「ともにつくる」仲間として、あなたのお力をお貸しください。

寄付金の使い道について

 小中学校の運営
 「箕面こどもの森学園」の運営については、学習費をいただいていますが、学校建物の修繕・整備費用や、スタッフの人件費なども不足している状況です。約70名の小中学生が学んでおり、学校規模が大きくなっていくなかで、十分な学習環境を提供するために皆様からの支援が必要です。

 みんなで創るミライの学校プロジェクト
 現在箕面こどもの森学園は定員いっぱいの状況が続いており、希望してくださる方が多くいるにも関わらず入学できず、待機していただいている方が100名ほどいらっしゃいます。子どもも大人も尊重される教育とまちについての対話を積極的に行いながら、廃校を利用し、里山地域に子どもの主体性を育み対話を大切にする2校目の学校の設立をめざします。特色ある学校を設立することで、教育移住による移住者を増やします。将来的には地域住民と移住者、地域の企業との対話の場をもち、その中で、地域課題の解決の糸口を見出したり、新規事業を生み出したりして、住み続けられる豊かなまちづくりをめざし、地域に住む人が主体的な学びの大切さに気づき、対話に価値を見出している地域を創っていきます。

【会員申し込み方法】クレジットカード決済または振込で受け付けております。
こちらのページの会員になるのボタンをクリックし、必要事項をご入力お願いします。
■年会費金額
正会員「6,000円/年」、賛助会費「3,000円/年」、学生賛助会費「1,500円/年」
団体賛助会費「1万円・5万円・10万円・30万円/年」からお選びいただけます。

正会員は総会の議決権あり。
賛助会員については総会の議決権がありません。

■更新について
初回決済日はお申し込み日当日です。次回の更新日は、初回の決済日から365日ごとになります。更新日に、ご登録頂いたクレジットカードで自動で決済され、以降、毎年自動決済されます。

団体情報
このページは寄付・ 会費決済サービス
コングラント」で作成されています。
このページは寄付・ 会費決済サービス「コングラント」で作成されています。