市民がつくる 2校目の学校づくりへ
NPO法人コクレオの森は、子ども一人ひとりの個性を尊重し、民主的に生きる市民を育むオルタナティブスクール「箕面こどもの森学園」の運営を主な事業としながら、子育て支援事業、対話の場づくりやSDGsプログラムの提供、持続可能なまちづくり事業などを行っています。
この20年、箕面こどもの森学園でのカリキュラムづくり、教育実践を積み重ねる日々の中で、私たちの想いは、「子どもの主体性を育み対話が大切にされる学校」に留まらず、次第に「そうした学校が地域のハブとして存在する、人と人、人と自然が調和して暮らす信頼によって結ばれる社会(まち)を創りたい」というものに変化していきました。
学校を中心としたまちづくり
今、教育移住という動きが広がっています。場所を選ばずに仕事ができる人がコロナの影響で増え、自然豊かな地域で子どもを育てたいと思う人も増えてきています。地域に子どもの主体性を育み、対話を大切にする学校があれば、その学校の教育に魅力を感じ、移住してくる人も多くいることと思います。現在の箕面校舎のこどもたちも4割が入学と同時に学校に近い環境に転入してきています。
2校目を設立する地域で、子どもも大人も尊重される教育とまちについての対話を積極的に行いながら、廃校を利用し、特色ある学校を設立することで、教育移住による移住者を増やします。
地域のための廃校利用をみんなで考えるプロジェクトを発足させ、地域住民と移住者、地域の企業との対話の機会を定期的に開催します。その中で、地域課題の解決の糸口を見出したり、新規事業を生み出したりして、住み続けられる豊かなまちづくりをめざし、地域に住む人が主体的な学びの大切さに気づき、対話に価値を見出している地域を創っていきます。
みんなで創るミライの学校
私たちは教育の分野を担当して、エネルギーや食、医療・福祉等、他の分野の人もいて、そういう人たちと一緒に手触り感のある、顔の見える関係の中で安心できる暮らしを実現できたらと思っています。ぜひそこにかかわっていただける方を探したいですし、それを応援してくれる方と出会えたらうれしいです。
寄付金の使い道について
2校目開設のための準備資金として大切に利用させていただきます
・学校設立のための検討にかかる活動費(年間300万円)
・廃校利用した場合の施設改修費(3000万円)
・人材育成費(年間600万円)
・学校運営費(算定中)
具体的な費用については設立場所によって変動する可能性があります。
また現在運営している「箕面こどもの森学園」は公的機関からの補助金が一切なく
保護者が負担する学習費等によって運営されています。
箕面校舎も年数が経ち、修繕費用などが不足しています。
また、教育スタッフの給与も学校教員より低い基準になっており、一人ひとりの想いで運営されています。
こちらにもご寄付をいただけるとありがたいです。
コクレオの森は、認定NPO法人です。
個人からのご寄付は、税制上の優遇措置として控除の対象となります。
「所得控除」と「税額控除」からどちらか有利な方をご選択ください。
控除を受けるためには、確定申告が必要です。
後ほどお送りする領収書を添付し、所轄税務署から確定申告してください。
詳しくは最寄りの税務署へお問い合わせください。