「リカバリー全国フォーラム」は、2009年に第1回を開催して以来、精神疾患を持つ当事者、そのご家族、精神保健福祉・医療関係者、教育・司法関係者、市民などが全国から集い、職種や所属を超え、「リカバリー」について活発な議論を行い、また、互いに交流する場として定着してきました。「リカバリー」とは、精神障害を持つ方々がそれぞれの自己実現やその求める生き方を主体的に追及するプロセスのことです。
第17回目となる今回は、「当事者」活動の活発化をメインテーマとして企画準備をすすめています。私たちは現在、インターネットを含む様々なツールを得て、それぞれの立場からその経験や想いを直接発信できる時代を迎えています。そういったメッセージのひとつひとつが、多くの人々を勇気づけ、リカバリーのプロセスを歩む原動力となっていると思われます。だが同時に、それは果たして本当にスティグマの解消に寄与しているのだろうか、それぞれがきちんと自身の「声」を出せているのだろうかとの問いも、残っています。今回のテーマには、そういった問いかけをかかえつつも、「溢れる声」があまねく、より確実に広がるようにとの期待が込められています。
今回はオンライン開催で1日開催となりますが、分科会や全体会を録画したものをオンデマンドで5月末まで見られるようになります。充実したフォーラムとなるよう、ぜひご協力をお願いいたします。

