COMHCaとは
一般社団法人COMHCa(コムカ)は2022年11月に創立された、対人援助職をサポートする団体です。
これまで、私たちは様々な対人援助の現場で、サービスを提供する側が、疲れ、傷つき、仕事から離れていく姿を見てきました。
対人援助職の方が元気にならなければ、そのサポートを受ける人も元気になることができないのではないか、という問題意識の中で、私たちCOMHCa(コムカ)は生まれました。
なぜ私たちが対人援助をする人々をサポートするのか
もし、対人援助職がいなくなったらどうなるでしょうか。
2021年時点で医療・福祉分野で働く人は891万人となり、就業者の約8人に1人が医療・福祉分野で働いている(令和4年度厚生労働白書)とされています。
さらに未来はどうでしょう。
2040年には医療・福祉分野だけで1000万人以上の人員が必要という試算もあり、近い将来、我が国で働く人の5人に1人が何らかの対人支援に携わる時代が目の前にきています(令和4年度厚生労働白書)。
対人援助職の方の役割はますます大きくなり、その存在は支援を受ける人々にとっても、重要なものとなってきます。
その未来に、対人援助職が生き生きと働いていること、私たちはそれを実現したいと考えています。
COMHCaの事業内容
私たちが「対人援助職」というとき、その中には、医療・保健・福祉の領域で資格を持つ専門職、自身が病を持ちながら、病を持つ人をサポートするピアサポーター、また、ケアラーとしてのご家族が含まれます。
私たちは、下記の4つの事業を行っていきます。
【研修】私たちが大事にする「対話と協働」を通じて、自分や、自分の周りの人々、組織を対話的・
協働的に変えるようなファシリテーションができるようサポートします。
また、これまでの私たちのメンタルヘルスでの経験をもとに、依頼元のニーズに応じて、
様々なテーマの研修を提供します。
【コミュニティ】対人援助職が集い、お互いにコミュニケーションをとれる場を準備します。
【個別相談】個別の相談を承ります。また、組織に赴き、対話的・協働的実践を
組織内外で行うことができるよう、サポートします。
【各種イベント】対話の場を設け、対人援助職が語り合い、お互いの言葉に耳を傾けるミーティン
グを設けます。
全国にこの動きを広めるために
対人援助職が元気に働けること、それは、結果として多くの人の元気につながると考えています。
頂いた寄付は、
・各種事業運営費
(研修の実施にかかる諸費用、コミュニティの運営、対話会の運営、各種イベントの運営)
・全国的に活動を広げるための広告宣伝費
に使わせていただきます。
ぜひ、私たちの活動にご賛同いただける皆さまからの温かなご支援をよろしくお願いいたします。
一般社団法人 COMHCa
代表理事 岩谷 潤
下平 美智代
真嶋 信二
松本 衣美