なぜ私たちが対人援助をする人々をサポートするのか
一般社団法人COMHCa(コムカ)は、対人援助職の方をサポートする団体です。
なぜメンタルヘルス専門職である私たちがこの事業をするのか。
多くの患者さんに接する中で、その方たちをサポートしている対人援助職の方が傷つき、疲れ、
仕事をするのが辛くなっている、そんな姿を多く見かけました。
傷ついた人を見る機会が多い対人援助職は無力感を感じたり、落ち込みを感じたりします。
また、燃え尽き症候群が起こりやすいことも知られています。

対人援助職は、今も、そして未来も重要な役割を担っています。
2021年時点で医療・福祉分野で働く人は891万人となり、就業者の約8人に1人が医療・福祉分野で働いている(令和4年度厚生労働白書)とされています。
さらに未来はどうでしょう。
2040年には医療・福祉分野だけで1000万人以上の人員が必要という試算もあり、近い将来、我が国で働く人の5人に1人が何らかの対人支援に携わる時代が目の前にきています(令和4年度厚生労働白書)。
対人援助職の方の役割はますます大きくなり、その存在は支援を受ける人々にとっても、重要なものとなってきます。
その未来に、対人援助職が生き生きと働いていること、私たちはそれを実現したいと考えています。

COMHCaの事業内容
私たちが「対人援助職」というとき、その中には、医療・保健・福祉の領域で資格を持つ専門職、自身が病を持ちながら、病を持つ人をサポートするピアサポーター、また、ケアラーとしてのご家族が含まれます。
私たちは、下記の4つの事業を行っていきます。
【研修】私たちが大事にする「対話と協働」を通じて、自分や、自分の周りの人々、組織を対話的・
協働的に変えるようなファシリテーションができるようサポートします。
また、これまでの私たちのメンタルヘルスでの経験をもとに、依頼元のニーズに応じて、
様々なテーマの研修を提供します。
【コミュニティ】対人援助職が集い、お互いにコミュニケーションをとれる場を準備します。
【個別相談】個別の相談を承ります。また、組織に赴き、対話的・協働的実践を
組織内外で行うことができるよう、サポートします。
【各種イベント】対話の場を設け、対人援助職が語り合い、お互いの言葉に耳を傾けるミーティン
グを設けます。
対話と協働を、すべての人に、社会に
どのように対人支援職をサポートしていくのか。
私たちは、すべての人々、社会に、対話と協働があることが大事だと思っています。
これまで語られなかった思いや言葉を安心な環境の中で、その場にいる人々が語り合うこと、
お互いの違いを認めながら、共に何ができるのか考えること、
この文化がすべての人、社会の中に息づくことができれば、きっと多くの人々、組織の中で
大きな変化が起こると考えています。
それが対人支援職の方を元気にし、それがさらに対人援助職からサポートを受ける人々を
元気にする、そんな循環が生まれると思っています。
私たちはそのような変化を促進する活動をしていきたいと考えています。
一般社団法人 COMHCa
代表理事 岩谷 潤
下平 美智代
真嶋 信二
松本 衣美
会員になる
COMHCaでは、活動に賛同いただき、会員になってくださる方を募集しております。
会費は各種事業運営費に使わせていただきます。
【会員手続き】
①一般社団法人COMHCaホームページ上にある会員申請フォームにご記入、送付いただきます。
▶会員申請フォームはこちら http://comhca.org/join/
②COMHCaからの折り返しメールに、こちらのページが添付されておりますので、そこから会費のお支払いとなります。
※会員申請フォーム受付の後、こちらの会費お支払い手続きに進みます。
お間違いないようにお願いいたします。