特定非営利活動法人 cotori
NPO法人

こどもが育つ場 cotori へのご支援をお願いします

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cotori は、神奈川県川崎市麻生区にある小さな子育てサポートセンターです。 こども食堂として地域の交流の場をつくったり、親子の居場所をつくったり、誰でも通える保育園によって広くこどもの成長の機会をつくったりしています。これから、ひとつひとつの事業を大切にしつつ、活動のバリエーションを増やしてもいきたいと考えています。 是非、みなさまにも、子育てをサポートする仲間になっていただけたら幸いです。

誰でも通える保育園の意味

これまでの保育園は、保護者が毎日働くために、家庭でお世話ができない子どもを預かるところでした。そのため働いていない保護者がいる場合には、預けられないことが多くありました。今日は親が出勤しているのか、会社に電話をかけて確認する保育園もあったと聞きます。しかし、子どもの成長にとって、いつも家庭の中にいることが最善とは限りません。

子どもたちが、週1回からでも定期的に、親の手を離れて、家の外で生活するようになると、生活に必要ないろいろなことを学べるようになります。いつも家で食べているのとは違う食事や、それを積極的に食べている同年代の子どもを目の当たりにすることで、食べられるものが増える子どもも多くいます。親子関係とは違う人間関係が生まれるのも、子どもにとって大きな学びになります。口を育てる「口育」として、姿勢や口腔機能の改善に働きかけることで、将来の健康や集中力にもつながります。

大人でも週5日働くのはキツいという声があります。子どもだって週5日ずっと保育園に通うのはキツいときがあることでしょう。でも、だからと言って、ずっと家庭の中にいるのも、親子ともに変化が生まれづらくなります。私たちは、週1日から週3日くらいで保育園に通うスタイルが、子どもにとって無理なく、学びを大きくするものであると考えています。

cotori でも、就労要件や理由を問わずに、誰でも通える保育園を運営しており、「通園制度」の試行的事業を利用する方も多く受け入れてきました。そうした中でも、やはり週1回でも定期的に通っているこどもたちは大きく成長していきます。今後も、誰でも通える保育園の価値を多くの方に提供していきたいと思います。

保育園を軸にして広がる活動

また、cotori では、保育を利用せずに家庭で子育て中の親子でも、気軽に安心して来ていただける場所「おやこ広場」として、保育園施設を開放する日も作っています。そこでは、地域で親子向けに活動している方々と連携して、イベントの開催などもしています。

また、企業や有志の協力のもと、こども食堂も運営しています。保育園、おやこ広場、さまざまなイベント、そして、こども食堂が、それぞれ補完し合いながら、地域の親子の子育てをサポートし、こどもたちの未来を支えていけるように、徐々に活動の土台ができてきているところです。

今後は、安心してそこに居られるというだけでなく、何かチャレンジしたい親子がいたときに、それを後押しする小さな挑戦の機会や、モノゴトをつくる力を育てる場も、用意していきたいと考えています。

ミッション

子育てはご家庭だけで担うものではなく、たくさんの人の手を借りながら、それぞれのペースでしていくことが大切であると考えます。人と繋がり、共に子育てをする中で、それぞれの親子が少しでも豊かな時間を過ごすことができれば…私たちはその一助でありたいと思っています。

代表者メッセージ

cotori のスタッフは、これまで行政機関で0歳~18歳までのお子様とそのご家庭のご相談を数多く受けてきました。子育てに対する不安や、育児の疲れは、時に子育てを辛く感じさせてしまうことがあります。
私たちはより身近に、より利用しやすく、徹底的に利用される方の目線に立ったサービスを提供することで、子育てをされる方々を支えていきたいと考え、自分たちの手でこの事業所を立ち上げました。
従来の「保育」にとどまらず、子育てをされている保護者様の気持ちや想いを支えることを大切にしています。
「cotoriがあるから安心」「cotoriに相談しよう」そんな風に思っていただけたら嬉しく思います。
かけがえのない子育てのひと時をご一緒に過ごさせていただけたら幸いです。

保育園 cotori 代表/NPO法人 cotori 理事長
吉井真紀

寄付金の使い道について

お仲間になっていただいた皆様からのご寄付は、cotori の活動全般に活かしていきたいと考えています。

保育園 cotori は認可保育園ではないため、誰でも通える反面、自治体からの給付金などは受けられません。そのため、通うご家庭からは認可保育園よりも高い料金をいただくことになりますが、一方で運営に十分な金額とはなりません。

また、活動する上で苦労しがちなこととしては、新しい活動を始めるにあたっての備品購入費、イベントなどの宣伝広告費、スタッフを集めるための費用などがあります。安定的に資金が集まるようになると、当然のことながら、地域のこどもたちに向けての活動も、安定して進めることができます。

是非、マンスリーサポートなどを通して、cotori のお仲間になっていただき、一緒にこどもたちの未来を支えてください。

今後の展望:「通園制度」の月10時間の制限を広げたい

「こども誰でも通園制度」というものをご存知でしょうか。

普段、保育園などに通っていないこどもが、月10時間まで保育園などに行って集団生活をすることを支援する制度です。親の都合とは関係なく、こどもの学びの機会として、保育園などに通えるのがポイントです。

とても良い制度なのですが、月10時間という制限が、こどもにとって大きな制約になってしまっています。cotoriでは、給食やお昼寝も重要な学びの機会と考えて、1クール5時間の保育スケジュールを立てています。そうなると、利用できるのは月2回…、これではこどもたちは集団生活に慣れるのに必要以上に苦労してしまいます。

国の検討会でも、月10時間では短いという意見が複数出ていますが、全国一律の基準としては、なかなか拡張するのが難しいのが現実です。地方自治体によっては、独自に拡張するところもありますが、ごく一部に留まっています。

cotori では、「ぷち保育」というオリジナルの保育システムがあり、「通園制度」と合わせて利用すれば月20時間、つまり、こどもたちは週1回定期的に通園することができます。
では、残りの月10時間をどうやったら拡張できるのか…私たちは考えます。
「公的なシステムがないのなら、自分たちで作ろう!」cotoriはそのような気持ちで立ち上げた事業所です。

そこで、私たちは独自の助成システムを作り、cotoriの「助成事業」として、利用時間の拡張を目指していきたいと考えています。

この助成事業を実施するには、継続的な財源の確保が必要となります。多くのこどもたちに楽しみと成長の機会を提供するために、また、子育て世代を支えるために、一人でも多くの方のご理解とご協力をお願いいたします。

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