毎年11月は「オレンジリボン・こども虐待防止推進キャンペーン」が国や各自治体で行われます。家庭や学校、地域等の社会全般にわたり、こども虐待問題に対する深い関心と理解を得ることを目的に広報・啓発活動など種々な取組を全国レベルで集中的に実施します。
滋賀県では15年間「CFRびわこ」によるびわ湖一周オレンジリボンたすきリレーが行われています。今年のたすきリレーはオレンジリボン・こども虐待防止推進キャンペーン直前の10月26日に開催されます。そこでこの日にあわせて、NPO法人こどもソーシャルワークセンターが事務局となって、びわこオレンジリボンフェスタ実行委員会による【びわこオレンジリボンフェスタ】を、たすきリレーのスタート地点である浜大津で開催することになりました。15年引き継がれてきたマラソンによるたすきリレーと共に今年度から新たに「文化のリレー」による、こども虐待防止の啓発活動を作り出していきます。
そしてこの「びわこオレンジリボンフェスタ」はお金がなくても、またお金の心配なくこどもたちをはじめ参加者に楽しみながらこども虐待について考えるイベントとするべくイベント費用をクラウドファンディングで集めます。
【びわこオレンジフェスタの概要】
①オレンジリボン映画祭
②オレンジリボンこども食堂
③オレンジリボンステージ
10月26日(土)11時から17時
会場:スカイプラザ浜大津他
2024-10-29 23:55
センターの若者たちの活躍
こどもソーシャルワークセンターのキャッチコピーは「こどもとおとながともに成長しあう場所」ということもあり、今回のびわこオレンジリボンフェスタでは、高校生や学生をはじめとする若者たちの活躍が目立ちました。こども虐待の支援については、こどもたちに何かを与えられるだけでなく、こども若者たちが活躍する機会をつくることも必要なことで、それもフェスタの目的のひとつです。
■パンフレットの表紙を描いてくれた中学生
びわこオレンジリボンフェスタの表紙のイラストは、夜の居場所トワイライトステイを利用している中学生にお願いしたら描いてくれました。
■ステージをもりあげる高校生たち
当日のオレンジリボンステージでは、地域イベントが重なってゲストアーティストが思ったより呼べずに困っていたら、こどもソーシャルワークセンターの若者たちがギター演奏や得意のルービックキューブタイムアタックで会場を盛り上げてくれました。