融通念佛宗元祖大師900回御遠忌奉修局

「令和の本堂大改修」大阪府下最大の木造建築物にあなたの名前を残しませんか

融通念佛宗総本山大念佛寺の本堂は伝統建築の技法に近代建築の技術がうまく融合されているところが評価され、国の重要文化財指定に臨む大阪市指定文化財です。しかし、昭和13年の建築以降80年余りの永い年月に腐食が進み、大修理による総葺き替えが必要な状況にあります。そこで「令和の本堂大改修」として本堂の屋根改修を計画いたしました。大阪府下最大の建築物にして日本国内最初の念仏根本道場である本堂大屋根改修を成満達成するため、有縁無縁を限ることなく広く多くの方々のご支援をお待ちしています。

大阪市指定文化財の本堂

平野の大念佛として親しまれている総本山大念佛寺は平安時代後期の大治2(1127)年に宗祖の良忍上人が、鳥羽上皇の勅願を賜って念仏勧進の根本道場を建立されたことを起源としています。大念佛寺の中でもひと際目を引く本堂は、緑青の色鮮やかな大屋根を冠する入母屋銅板葺きで、間口が39.1メートル、奥行が49.8メートルもある大阪府下最大の木造建築物です。

旧本堂は江戸時代寛文12(1672)年に完成した入母屋、瓦葺きの大建築物でしたが明治31(1898)年に焼失し、これを昭和13(1938)年に再建されたものが現在の本堂で、このたび令和3(2021)年3月に、伝統建築の技法に近代建築の技術がうまく融合されているところが評価され、将来国の重要文化財指定に臨む大阪市指定文化財となりました。

大阪府下に木造建築は多くありますが、その中でも最大規模の木造建築として知られています。

巨大本堂を支える「信仰の力」

明治の大火による本堂、諸堂消失から日が経ち、伽藍整備が計画されましたが、その中心的事業であった本堂の再建は、昭和4(1929)年、名古屋の伊藤平左衛門により設計がなされました。伊藤家は尾張国の工匠の伝統を受け継ぐ名跡で、この設計をもととして、同7年、工事を請け負った西川繁一氏を棟梁とする西川工務所により、構造、細部意匠等の設計がおこなわれ、同9年に着工、同13年に竣工しました。

大堂建築工事(現本堂 昭和初期)

  • 本堂工費    506,217円(当時)
  • 起工式     昭和4年4月4日
  • 立柱式     昭和9年5月8日
  • 上棟式     昭和9年12月20日
  • 還仏会     昭和14年5月1日

しかし、大堂建築にとっては欠かすことの出来ない基礎工事については善男善女の協力なくして完遂は成しえなかったと記録されています。本堂再建築の悲願が実る昭和4年5月8日、合計1,500人が訪れ、寄せられた数多の栗石、砂利を松の巨木でつき固め基壇が作られました。地域の別なく、本宗、他宗の別なく、ただ「信仰の力」によって延べ5万人の石づきから一枚の基礎を造り、現在に至ってもなおその大磐石は大堂を支え続けています。

まさに、現在の御堂は「信仰の力」によって建立を果たしたとも言えるでしょう。

青年団による石つき工事の様子(写真 昭和4年)

長さ11メートルを超える松の巨木を引き上げ、つき落とす作業を繰り返し地盤を固める。「青年300名ではつき難し」との記録もありました。

銅板瓦ご寄進について

しかし、その本堂も昭和13年の再建以来幾星霜を重ね、近年の自然災害により損傷が散見されるようになりました。そこで、来る令和13(2031)年元祖良忍上人900回御遠忌に先立ち、その記念事業として本堂の屋根改修を計画いたしました。「信仰の力」の基壇に建つ大屋根工事を成満達成するためには、やはり皆様のお力添えが必要です。

つきましては、屋根瓦(銅板)葺き替え工事に向け皆様方の温かいお心をお寄せいただきますようお願い致します。

お寄せいただいた浄財は本堂大屋根改修に用いる銅板瓦に充当させて頂き、寄進者のお名前を銅板に記入し奉納させて頂きます。

元祖大師900回御遠忌奉修局 事務局長 田中瑞修

昭和の初め、皆様のご先祖がつき固められた信仰を途絶えさせることなく、私たちが受け継いでいきたいものです。

大阪府下最大の木造建築物にあなたの名前が残る

この度、皆様にお願いする瓦勧進は銅板に名前を記入し(10,000円以上の場合)その面を裏にして本堂大屋根に葺いていきます。大阪市指定文化財である本堂は今後の水準を見据え、現在の容姿そのままに改修いたします。100年に一度の大改修の機会、皆様のお名前を大阪府下最大の木造建築物の大屋根に宿し、大改修と今後の行く末を共に見守って頂きたく、瓦寄進をどうぞよろしくお願い申し上げます。

「令和の本堂大改修」瓦寄進の種類

  • 5,000円        寄進者のお名前を芳名帳に記帳させていただきます
  • 10,000円    銅板瓦(1枚につき連名列記)
  • 30,000円    銅板瓦1枚に家族名記入(最大6名まで記入可能)
  • 50,000円    銅板瓦1枚に寄進者名と祈願文を記入いたします
  • 100,000円     銅板瓦1枚に寄進者名と祈願文を記入いたします(「自分の銅板が葺かれる」現場見学にご招待)
  • 200,000円    銅板瓦1枚に寄進者名と祈願文を記入いたします(竣工法要に特別ご招待)

※100,000円ご寄付の詳細について 
「自分の銅板が葺かれる」現場見学にご招待 -
施主様立ち合いで銅板設置作業を特別に執行-
大念佛寺では本堂大改修にあたり「瓦勧進」として皆様にお願いを申し上げ、多数の寄進を仰いでおります。寄進者のお名前が記載された銅板を見るたび、皆様の温かいお気持ちが伝わってきます。皆様のお気持ちが宿る銅板瓦は、本堂屋根に葺かれるその時を待ちわびるかのように準備が整われております。
そして今回は、「瓦勧進」をしていただいた皆様より多く耳にした「寄進した銅板に書かれた文字が見たい」「銅板瓦はどのあたりに葺かれるのか知りたい」というお声から、思いのこもった銅板が屋根に葺かれる瞬間を間近で見ていただきたいと考え、施主様お立会いのもとで銅板設置作業を執行することにいたしました。
内容といたしまして、令和の本堂大改修「銅板瓦」に寄進者様ご芳名と祈願文をあらかじめ墨入れさせていただきます。次に工事の進捗状況を考慮しながら寄進者の皆様にご招待できる約2ヶ月前にメールか郵送にてご案内をさせていただきます。そして、改修途中の本堂に特別招待し工事現場にご案内の上、ご眼前で設置作業を実施いたします。(記念撮影付)
尚、工事の進行に関わりますので、今回の「自分の銅板が葺かれる」銅板設置作業に特別ご招待は1日のみの開催とさせていただきます。当日ご参加いただけない場合は、動画撮影の上、後日、送付させていただきます。

  • 1組2名様までです。
  • 開催は2024年3月〜10月頃を予定しています(工事の進捗により変更になる可能性があります)。
  • 詳細は開催の2ヶ月前までにご連絡いたします。
  • 40組限定とさせていただきます。
四角で囲む周辺にて行います
現場見学会 写真撮影イメージ

「自分の銅板が葺かれる」現場見学は40組限定とさせていただきます。

※200,000円寄進の詳細について
竣工法要に特別ご招待

・ 1組5名様までです。
・開催は2025年秋頃を予定しています(工事の進捗により変更になる可能性があります)。
・詳細は開催の2ヶ月前までにご連絡いたします

 10,000円以上の御寄進を頂く場合は銅板瓦に名前を記載させていただきますので、備考欄にお名前などをご記入ください。

◎銅板瓦に名前記入(10,000円)の御寄進を頂いた場合は寄進者様のお名前を記入いたします。

◎銅板瓦1枚に家族名記入(30,000円)の御寄進を頂く場合はご家族やご兄弟6名までのお名前をこちらに記入してください。

◎銅板瓦1枚に寄進者名と祈願文記入(50,000円・100,000円・200,000円)の御寄進を頂く場合は祈願文をこちらに記入してください。 

(祈願文例 身体堅固・家内安全・病気平癒・〇〇家先祖代々など)

※銅板瓦に記入するため、無記載の場合は連絡することがあります。

その他の質問等がございましたら、ご入力ください。

今、蘇る 我国最古の念仏道場の雄姿

団体情報
融通念佛宗元祖大師900回御遠忌奉修局
このページは寄付・ 会費決済サービス
コングラント」で作成されています。
このページは寄付・ 会費決済サービス「コングラント」で作成されています。