NPO法人だっぴは「若者の可能性と実現力を開拓」をミッションに、若者たちが意思ある未来を創造できるよう、岡山県内の各地に教育機会を届けています。
中高生の意欲を高める
大人との対話プログラム「中学生・高校生だっぴ」
2014年から「高校生だっぴ」を、2015年から「中学生だっぴ」をはじめ、これまでに22市町村44校の中学校区・15校の高校で、10,000人以上の中高生に対して、様々な大人との対話と交流の機会を届けてきました。
中高生だっぴを通して、普段出会うことのない大人たちとの対話から、中高生の自分自身や将来に対する自信・意欲を高めることができました。
中高生の意識変容については『岡山中学生白書2020』にて、中高生のプログラム参加前後アンケートデータを整理しました。
中学生だっぴを学校の恒例行事に
中学生だっぴのような、中学生が様々な大人と出会い、未来の可能性を広げられる機会を、岡山県の中学校の恒例行事にしていきたいと考えています。そのために、中学生だっぴはオープンソース化をゴールとして、市民の力で学びの場をつくっています。
各地域の人たちで「だっぴ実行委員会」を組織してもらい、中学生だっぴのコーディネートノウハウの共有を行うことで、中学生だっぴを企画運営できる人を増やしています。実行委員会は現在9つ生まれ、地元のNPOや教育委員会、PTA、地域学校協働本部などの皆さんが中心組織となっています。
中高生の”やってみる”を実現・応援
校内フリースペース「放課後キャリア探究」
私たちは、中高生の「越境」も応援します。普段の居場所を飛び出し、何かやってみる越境体験を通して、自分の頭で考えて答えを生み出す力や誰かと協力して何かを成し遂げる力を育みます。
しかし、実際にはこの越境がなかなか難しいのです。普段の環境では挑戦できる機会がなかったり、その機会を知らなかったり、1歩踏み出すことに躊躇したり。そもそも、自分が何をやりたいのか分からないという若者も少なくないです。
NPOだっぴが実施する「放課後キャリア探究」の活動では、高校のなかに大人や大学生と交流できるフリースペースをつくり、月1~2回の頻度で放課後の時間に運営しています。高校生は自分の興味関心ややってみたいことを大人や大学生に話してみて、そのための第1歩は何かをスタッフ一緒に考えて、やってみます。ベイビーステップ(簡単な1歩目)が分かることで、行動しやすくなり、学校外に飛び出していくことができます。
進路探究メディア「生き方百科」
「生き方百科」は進路探究WEBメディアとして、大人たちの問いと行動、つくりたい未来について取材して、中高生に届けます。高校生・大学生が岡山の大人にインタビューを行い、若者たちの手によって、彼らのロールモデルとなる記事を増やしていきます。
掲載された記事は岡山県内の中学生・高校生の進路学習で活用されています。記事にある大人たちの問いと行動、つくりたい未来を1つのモデルとしながら、中高生は自分がつくりたい将来の物語やつくりたい社会の姿について考え始めることができます。
若者が育つ、地域を耕す
地域の学びの土壌を耕していくことで、すべての若者が人生の開拓者になれる。そんな地域がたくさんある岡山をつくります。そうして育った若者たちが意思ある未来を描き、次の地域社会を創造していくことを目指します。
地域の教育を耕す活動を続け、意志ある未来を創造する若者を増やしていきたいと思っています!応援・お力添え、何卒よろしくお願いいたします。
会費・寄付の使途
会費・寄付は、以下の活動に使わせていただきます。
- 「中学生・高校生だっぴ」の実施エリアを広げる活動
- 「放課後キャリア探究」「生き方百科」など中高生の越境機会を増やす活動
- その他活動を進めるなかで新たに分かった課題に対する必要な打ち手
さぽーたー特典
【個人の方】
- 年次報告書のご送付
- 活動報告メルマガの配信(不定期)
【企業・団体】
- ①HP②年次報告書③「中学生・高校生だっぴ」報告書への法人・団体名の掲載
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