NPO法人DITTA
NPO法人

不条理な困難を抱える子ども・若者の経済的制約で狭められた選択肢と視界の拡充を図るため、皆様からのご支援をお待ちしております!

当法人の活動にご関心を寄せていただき誠にありがとうございます。 「貧困を後悔させない」ため、ぜひ温かいご支援をお願いいたします。

NPO法人DITTAの紹介

私たちは、不条理な困難を抱える子ども・若者の経済的制約で狭められた選択肢と視界の拡充を図り、より開かれた選択肢から自らの意志で将来を選択できるようになることへの寄与を目的とした団体です。

団体名「DITTA」は、当団体のスローガン「DIVE INTTHE ADVENTURE 〜飛び込もう、新たな冒険へ〜」に由来しております。

人は誰しも、何かに対して「やってみたい」という好奇心を抱くものだと思います。しかし、「お金がない」「才能がない」「自信がない」といった理由で、その好奇心に蓋をしてしまうことが少なくありません。

私たちは、子どもたちのそうした「諦め」に寄り添いながらも、大きな一歩を踏み出す「きっかけ」を提供したいと考えております。
できなくていい、失敗してもいいから新たな世界、知らない世界に飛び込んでみる。
どんな環境に置かれていたとしても、子どもたちが抱いたその「小さな好奇心」を信じて挑戦できる、新たな冒険へと飛び込める社会を目指して、私たちは活動していおります。

代表理事メッセージ

「子どもの貧困」の現状は実に厳しく、生まれ育つ環境や家庭の事情、教育機会の格差など、個人の力ではどうにもならない要因が、人生の選択肢を狭めてしまう現実があります。
度合いは違えど、私自身もそうした環境で育った一人でした。

しかし、どんなに厳しい状況であっても、そこで得た苦しく苦い経験は、決して無駄ではありません。それらは他者の苦しみに共感し、誰かを支える力となり、社会を変える原動力になると信じております。

私たちは、過去や現在の苦しい経験を持つ子ども・若者たちが、その苦しみに押し潰されてしまわないように、そしてその苦しみが誰かを支える原動力へと進化するように、共に歩んでいきたいと考えております。

貧困を無くすことはできないが、「貧困を後悔させない」ことは私たちにもできる。
そうした信念を掲げ、活動に邁進して参ります。

活動の背景、社会課題について

厚生労働省の「2022年国民生活基礎調査」によると、18歳未満の子どもの相対的貧困率は11.5%であり、約9人に1人の子どもが相対的貧困状態にあるとされています。
(相対的貧困とは、その国の生活水準と比較して困窮している状態であり、世帯の所得がその国の等価可処分所得の中央値の半分に満たない状態を指します)
また、ひとり親世帯の貧困率は44.5%であり、ひとり親世帯の子どものうち、約2人に1人が相対的貧困状態にあるとされています。

こうした貧困状態が、親から子へ世帯を超えて繰り返される社会的構造を、「貧困の連鎖」と言います。
生まれ育つ家庭の経済的事情により、学習塾をはじめとする習い事などの教育機会の選択肢が限定され、「教育格差」「体験格差」といった格差を生み出し、これらの格差が学力や就業機会・雇用形態に影響を与え、結果として子ども自身が大人になっても貧困状態から抜け出せない問題が生じています。

活動内容の詳細と寄付の利用用途について

私たちは、「子どもの貧困」という社会課題に対して、以下の三つの事業に取り組み、より効果的な貧困支援の実証を目指しております。

■ ユースベース事業
ユースベースとは、安全で自由に過ごすこともでき、文化・スポーツ・就労準備など若者の多様なニーズに応えるプログラムも用意されている、子ども・若者の余暇活動拠点になる施設のことを指します。
家庭内不和で家に居づらさを感じている、経済的事情で商業施設には容易に行かれないなどの悩みを抱える中学生〜大学生年代の子ども・若者が、安全で自由に過ごしながら、社会に参画する前に多様な環境に触れ知識を吸収できる施設が、「ユースベース」です。

ユースベースに、自由活動機能といった「自由探索型プログラム」と、スキルアップ・キャリア形成サポート機能といった「目的思考型プログラム」を意図的に併設することで、安心感と成長機会の両立を図り、これが効果的な支援を生み出すと考えております。
無目的(自由活動機能)を掲げ子ども・若者の安全を保障しながら、ユースベースでの活動を通して多くの人、もの、環境に触れることで、思い悩みながらも自身で考えて選択できるようになることが、この事業の目的です。

皆様からいただきました寄付金は、主にこのユースベースの運営費(物件賃借料、水道光熱費、人件費等)に充当させていただきます。

■ スキルアップサポート事業
スキルアップサポート事業として、主にプログラミング教室を実施しております。
プログラミングを通して仕事につながるスキルを獲得し、将来の選択肢を拡充することを目的としつつ、プログラミング教室での学習習慣が、日々の教科学習にも良い影響をもたらすことを狙いとしております。

皆様からいただきました寄付金は、スキルアップサポート事業の運営費(中古PC購入費、通信費、人件費等)にも充当させていただきます。

■ キャリア形成サポート事業
キャリア形成サポート事業として、主に職場見学等のプログラムを実施予定です。
多様な職種の見学を行うことで、社会にはどういった仕事があるのか、どの仕事が自分の適正なのかなど、選択肢と視界の拡充を図り、より開かれた選択肢から自らの意志で将来を選択できるようになることへ寄与していきます。

皆様からいただきました寄付金は、キャリア形成サポート事業の運営費(交通費、人件費等)にも充当させていただきます。

団体情報
このページは寄付・ 会費決済サービス
コングラント」で作成されています。
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