特定非営利活動法人どりぃむスイッチ

みなさんのおかげで活動を継続できました。

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いつもご支援いただきありがとうございます。 昨年もコロナ渦ではありましたが、新たな取り組みとして、さまざまな悩みをもっている子ども若者のための「若者ゆるっと相談室」、行政・地域のNPO・ボランティアなどと協働する「地域を居場所に事業」、完全オンライン(ZOOM)で情報発信等を担える「在宅ワーカー育成事業」、10代後半の女の子を支える「自立援助ホーム」などに着手することができました。 また、若年無業者就労支援、社会的養護出身者の支援、若者に会いに行くアウトリーチ、20歳の振袖記念撮影などの活動も継続することができました。 こうして若者支援に総合的に取り組むことができているのも、ひとえに皆さまの温かい力添えがあったからこそだと思います。本当にありがとうございます。 今年も引き続き、ご支援のほどよろしくお願いいたします。

私たちの取り組み

誰もが活躍できる社会を目指して

もっと相談しやすい方法があれば、もっと働きやすい方法があれば、地域にもっと居場所と感じられるところがあれば。そんな「あったらいいのに」を探して、いろいろなプロジェクトを立ち上げて試行錯誤しています。目指しているのは、誰もが活躍できる、輝ける場所がある地域社会です。

 

若者支援コミュニティ事業

●ゆるっとわかもの相談室 

人間関係、もやもや、困っていることをどこに相談したらいいんだろう?そんな若者が地域には沢山います。その背景には大変な事情を抱えていることもあります。相談のハードルを下げるため、主にLINEで相談を受け、後日、日時を決めて対面もしくはオンラインで相談を受ける仕組みです。関係づくりを大切にしつつ、適切な支援機関やボランティア先などにつなぐ「つながるアウトリーチ」も行います。誰かの一歩につながるようにと願いつつ取り組んでいます。

 

●若者支援×まちづくり

「支えあいがめぐるやさしいまちは誰にとっても心地よい」そんな地域共生の姿を目指して活動中。その土台として、誰もが安心して自分の思いを語れる、お互いに聴き合えることが大切なのではないかと考えています。けれど、実践するのはなかなか難しいものです。相手の話を深く聴き、意見を押し付けずに対話する傾聴力をもった人を地域に増やすことを目的とした勉強会も開催しました。

私たちが会いに行く「アウトリーチ」

児童養護施設や里親家庭等で生活する子どもたちは、18歳になると地域で自立して生活をしていきます。けれど、18歳で社会のことが分からない中、さまざまな落とし穴が待っていて、困難を抱えたまま孤立してしまうことも多いのが現状です。今年度は、広島県全域にいる社会的養護を巣立った若者たちに、食べ物や生活用品を持って会いに行ったり、届けたりするアウトリーチに取り組みました。時には一緒に家の片づけをするなど、何かあっても前向きに一歩を踏み出せるように必要なサポートを行っています。

DX化人材育成事業

小さい子を育てている若いお母さん、健康面の不安から外で働くことが難しいと感じている若者、これからの社会で生きていける新しいスキルを身に着けたい若者などを応援するため、Webサイト制作・SNS発信・動画制作などを働きながら学べるように、助成金を活用した事業を行いました。働きたい若者がもっと気軽に「在宅ワーク」という道を選べるように、働きながら知識と経験が詰める機会を提供。実践の場として、在宅ワークをしたい若者と在宅ワークを導入したい企業が「お試し」できる機会も創りました。これからも自主事業として発展させていきたいと思っています。

※DX(デジタルトランスフォーメーション)進化したIT技術を浸透させることで、人々の生活をより良いものへと変革させるという概念のことです。

自立援助ホーム エクリュ 

広島県東部で初めての自立援助ホーム誕生 定員女子 6名(内 4名入居)

昨年6月1日より、更に充実した体制で支援を行うため、シェアハウスは自立援助ホームに移行しました。

児童養護施設出身者など親を頼れない若者が自分の足で一歩踏み出そうとするのを応援するための施設です。法人スタッフが、自分も相手も大切するにはどうすればよいか一緒に考えながら、入居者同士で話し合い、お互い心地よく暮らせるように、自立へ向けた準備をサポートしています。

二十歳の晴れ着プロジェクト

自立援助ホームの入居者1名が参加しました。

現在、成人式の振袖・前撮りの相場は20~30万と言われており、親を頼れない若者は諦めることが少なくありません。私たちは、年齢性別を問わず頑張っている若者が自分の好きな衣装、好きなロケーションで、好きな人と一緒に「今この時の私」を撮る時間をプレゼントしたいと考えています。

今回参加した子は、普段は見られないような笑顔ではにかみながら、でも徐々にモデルさんのように堂々とした様子で写真におさまりました。自分は価値ある人間なんだと、そんな感覚を持てるのが、この撮影会の大切なところです。成人し、しっかりと自分の足で立つことができるのだと、そんな自己イメージを心に納める機会でもあります。この活動を一人でも多くの子に提供するため、今後も協働してくださる方を募っていきたいと思います。

寄付で若者を応援してください

親をたよれない若者は、金銭的に厳しい生活をしていることや不安な気持ちを抱えて生活していることが多いと私たちは日々感じています。

「眠れなくて苦しい」

「安心して帰れる家がほしい」

「自分はこの社会に居ていいんだと感じられる場所がほしい」

こんな相談を受けたとき、私たちはその子の希望をできるだけ叶えてあげたいと思います。仕方ない・・で終わらせる社会であってほしくない。

お金が全てを解決してくれるわけではないけれど、お金があれば一歩前進できることもあります。

またそうすることで、「また困ったことがあったら頼ってみよう」につながるかもしれないし、直接私たちのところへこなかったとしても、「大人に助けを求めてみよう」と思ってくれるかもしれない。

自分の意思で決めたことが叶うこと、そして応援してくれる大人の存在を感じてくれること、それはいつかお金に代えがたい経験に変わると私たちは信じています。

それぞれの子たちの希望を叶えるために使うことのできる基金を私たちに届けてください。

ご支援の使い道

厳しい生活をしながらもがんばっている若者は沢山います。

上記の取り組みを進めていくための活動費として資金を使わせていただきます。

例)今日食べるものに困っている若者の食費や今を凌ぐ生活費

  今晩泊まる場所のない若者の宿泊費

  居場所や自立援助ホームに必要な物品代やイベント費用

  振袖など記念写真を撮影するのに必要な実費 など

 

※取り組みを指定して寄付をされたい方は、「寄付をする」ボタンを押した後に表示される画面のコメント欄に「○○の取り組みに寄付」とご記入ください。

団体情報
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