「EAT LOCAL KOBE」の継続的な活動のためにご支援をお願いします

一般社団法人KOBE FARMERS MARKETでは、継続的に「EAT LOCAL KOBE」の活動を支えてくださるマンスリーサポーターを募ることを始めます。これは、取り組みに賛同いただいた皆さまから毎月決まった金額をご寄付いただくことで、この取り組みを共に育んでいただくためのものです。みなさんそれぞれのお気持ちを集め、活動に反映していきたいと思います。我々の活動の名のとおり、神戸における地産地消化を推進するためにも、どうぞご参加をお願いします!
サポーターとしてご参加いただける方は、ページ下部の緑ボタンよりお申し込み手続きをお願いします。

EAT LOCAL KOBEとは

EAT LOCAL KOBEは神戸における農業・漁業に着目し、神戸市を中心としながら、より安心で豊かな地産地消を推進するため、様々な「食・農」に関わる活動を行なっています。その大きな柱となっているのは、ほぼ毎週土曜日に開催しているファーマーズマーケットです。神戸市中心部にある神戸市役所南側の東遊園地で、共催する神戸市と共に6年間開催を続けてきました。ここでは毎回、地域の農業者、漁業者、農水産物加工業者、飲食店関係者、一般消費者など様々な人たちが集います。(※生産者・消費者という言葉が適しているとは思いませんが、ここではそう表現します。)ファーマーズマーケットでは、生産者と消費者の直接的な出会いに加えて、出店者を含む関係者同士のつながり、取引先の開拓、また農に興味ある人の相談や移住検討者の窓口など「食・農」を通じた様々な交流の場となってきました。

ファーマーズマーケットの開催をさらに持続可能なものに

ファーマーズマーケットは暮らしの中の「インフラ」を目指して、これからも着実に淡々と継続することが重要と考えています。

こうした考えは、神戸でファーマーズマーケットを開始する直前にアメリカのポートランド市で行われているファーマーズマーケット団体の代表の方から教えていただいた言葉が大きな指針になっています。その一つは「マーケットを毎週続けなさい」というもの。毎週続けると生産者、消費者、運営者が習慣としてマーケットを利活用するようになり、安定的にマーケットが経営できるということ。また、ファーマーズマーケットが安定的にある程度開催されるようになったら、市民や企業からの支援(スポンサーシップ)を募りなさいとも言われました。

(日本とアメリカで寄付に対する制度の違いはありますが、今、そのお願いをするタイミングかと考えています。アメリカでは、認定NPOへの寄付が盛んで、自分たちの支援する団体に定期的に寄付をし「更に確定申告時に寄付控除を受ける」ことが実践されています。)

EAT LOCAL KOBEファーマーズマーケットは、神戸市と共同で立ち上げが進み、開催スタート3年目までは神戸市による資金支援をいただいておりました。また、今でも開催場所確保における支援など主に後方支援をいただいております。日本におけるこうしたNPO活動の発展のためには、こうした「公的支援」「民間の自助努力」と、今回初めてお願いをする「一般支援者によるサポート」この3つによって成立していくことがふさわしいのではないかと我々は考えています。

このマーケット開催における運営費用(企画、地代支払、設営、運営、広報など)は、毎回の出店料で成り立っています(つまり、消費者の皆様がファーマーズマーケットでお買い物していただいた金額の一部が運営費になっています)。それは、マーケットに参加するすべてのみなさん(農業者、漁業者、食の事業者、一般消費者の方々)の、どこで・だれと・なにを交換(販売・購入)し、交歓(想い・価値観・楽しみ)するのか?という意志により、継続することができているとも言えます。

今後は、EAT LOCAL KOBEの継続的な活動をより着実なものとするために、また参加してくださるみなさんがよりワクワクしたり、明るい未来を感じられるようなものにするために、新しい次のステップへと歩みたい。

そのため、これからは以下のような進化が必要だと考えています。

①「ファーマーズマーケット」であり続けるためには、ファーマー(ここでは漁業者も含めた生産者)が中心のマーケットであり続けることが大切です。そのため、農漁業者の参加が全体の60%以上になるよう努めています。また、できるだけ若手や新規就農者による販売の機会をつくるため、そのような農家の出店料を抑える制度の導入が必要と考えています。

②現在、運営事務局のメンバーの一部は無償で活動しています。今後は、これからを担う若手メンバーの有償での雇用を増やし、運営メンバーの雇用環境の安定化を目指すことで「マーケットを続けたい」と願う若手への継承をリアルにし、持続可能な運営体制の構築を目指すことができると考えます。

③開催地である東遊園地の工事中は、市内の様々な場所を転々と移動して開催を続けていきます。しかし頻繁な移動に際しては、様々なコストやリスクが発生し、マーケットの運営に影響するような状況となります。

以上がこれからのマーケット運営のために、みなさんからサポートしていただきたい部分です。

学生による学生のための農業スクール

私たちがファーマーズマーケットの開催を続ける目的の一つに、新規就農者が消費者に出会う機会をつくるという柱があります。このような世情のなか、多くのひとが農業に関心を持つようになり「新規就農したい」という方からの相談を受けるケースが多々あります。しかしながら、そもそも農業者になることはハードルが高いのが現状です。

そのハードルを少しでも低くしたいという願いから「マイクロファーマーズスクール」というスクール事業を新たに始めました。こちらは社会人向け(今の仕事を活かしながら、農業収入も取り入れ、新たな暮らし方を実践していきたい人向け)のスクールです。EAT LOCAL KOBEの農村の拠点・淡河野瀬エリアで開催しており、こちらもコツコツ淡々と、しかし明るい希望を持って運営しています。今後新しいマイクロファーマーという形の就農者が広がっていくことは、農や食を担う人材を育成するだけでなく、その理解者も増やすことにつながり、また農村に関わり問題解決に貢献できる人材をも増やすことになります。そのため、ゆっくりではありますが丁寧に、またいつかは西区などにもスクールを広げていくことが大きな目標です。

さて、このように大人になって農の大切さを気づき、農業を学ぶということも大切ですが、大学生など若い世代が自らの学業に励みつつも、農業を学ぶことができる機会も大変重要だとコロナ禍で強く感じる、大学生を中心とした「マイクロファーマーズユース」という活動もスタートしました(こちらは、神戸市による「KOBE“にさんがろく”PROJECT」から進化したプログラムです)。ここは学生が農家によるレクチャーを受けながら、農業のこと、食品加工のこと、農村のこと、ローカルエコノミーのことなど幅広く学ぶ場となっています。学生中心の活動であるため、学生の費用負担を極力抑えて学べる環境を整えたいと考えています。そこで今回新設する仕組み・マンスリーサポートでは、この学生のためのスクールも加えています。

みなさんからのサポートが導く未来

寄付により集まるお気持ちは、EAT LOCAL KOBEの活動のうち「ファーマーズマーケット」および「マイクロファーマーズユース」の運営に活用させていただきます。サポーターのみなさんへのご報告やお知らせも発信していきます。(サポーターのみなさんとの交流もしていきたいと考えています。)

ローカルの食を担う多様な役割の若手、旅するマーケット、真剣に農に向き合う若者たちへのサポートが、豊かで環境に優しい食環境の発育にもつながります。EAT LOCAL KOBEへの新たな方法でのご参加を、心よりお待ちしています。

Q&A

◯ 領収書はもらえますか?

はい、都度のご寄付の場合は、ご希望いただいた方に寄付金受領証明書(領収書)を発行しております。なお、領収日付は、お申込み日ではなく、各決済代行会社から弊団体に入金された日付となります。

また、継続寄付(毎月のご寄付)の皆さまには、毎年1回、1月下旬に寄付金受領証明書(領収書)を発行いたします(前年1年間に、当法人にて領収を確認させていただいた寄付金の合計額にて発行させていただいております)。

◯ 寄付控除を受けることはできますか?

申し訳ありませんが、寄付控除を受けるには当社が認定NPO法人や一般財団法人などの法人格を取得する必要があります。今後、そのような法人格を目指していきたいと考えておりますが、現状は寄付控除を受けていただくことができない状態です。

◯ 1回だけの寄付(都度寄付)もできますか?

はい、できます。こちらのフォームよりお手続きをお願いします。

◯ 活動報告はどのようにしていますか?

日々の活動は、公式ホームページやSNSでご報告させていただいております。

【ホームページ 】http://eatlocalkobe.org

【Facebook 】https://www.facebook.com/eatlocalkobe

【Instagram】https://instagram.com/eatlocalkobe

その他、寄付についてのご質問等ございましたら、こちらのフォームよりお問い合わせください。

寄付募集元

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