アフガニスタン女性支援プロジェクトEJAAD(エジャード)では、2017年から刺繍製作を通じてアフガニスタンの女性の教育や就労を応援してきました。しかし、2021 年から続くタリバン統治下において、女性の教育、就労、外出などあらゆることが厳しく制限されており、特に中学以上の女子教育は禁止されています。そのような先の見えない暗雲の中で、若い女性たちの希望を取り戻し、今後のアフガン社会を担う女性を育てておくために、女子教育支援をスタートします。この活動は、日本に留学しているアフガン女性の熱い思いから始まりました。 草の根の小規模な取り組みですが、応援いただければ幸いです。 (EJAAD JAPAN代表 筒井百合子)
2025-10-14 09:43
クラウドファンディングが10万円に達しました!さっそく支援を開始します。
アフガニスタンの女子教育にご支援いただいた皆さま、ありがとうございます。おかげ様で支援金額が10万円を超えました!早速、進路がはっきりしている女子から順にサポ―トを始めます。現状をお伝えします。
まずTamanaさん(20歳)とBasmeenaさん(18歳)姉妹からスタートします。二人とも病院付属の養成所 (SINA Medical Academy) の助産師コースへの入学が許可されました。座学と週3日の研修を受け、頑張れば病院で働く道も約束されているとのことです。
二人の父親は失業中、母親も病気で生活が極めて苦しいため、縫いものや刺繍の内職で生活費を工面していますが、長時間の針仕事でBasmeenaさんは頚椎を痛めてしまったとのこと。この学費支援によって家族の健康も取り戻せますように。
なお、現在のタリバン支配下では女子の高等教育や就労が禁止されていますが、民間レベルでは密かに行われています。Fahimaさんが現地の家族や学校とも密に連絡をとりながら、安全な方法で進めています。
もう一人、教師を目指すArezoさん(16歳)は、近くのイスラム学校に通いながら、LEARNでのオンラインクラスがスタートするのを指折り数えて待っているところです。
皆さまからの温かい応援で、一人一人、希望の光を取り戻しつつあります。
ご支援金は毎月コングラントからEJAADに振り込まれ、確実な方法で活用させていただきます。引き続きご支援をよろしくお願いいたします。

