団体の紹介・活動の背景について
エキナカこども食堂は、2021年11月から「ブラ―ゼンこども食堂」として活動を開始しました。現在は、JR東日本株式会社様の「HAPPY CHILD PROJECT」と共同で那須塩原周辺地域のお子様へ毎日元気に過ごしてもらえるよう那須の食材を使った栄養満点のお食事を提供することを主とし、学習や体験活動の場、親御様同士・地域の方との交流の場として活動をしております。今後更に、活動を広げ、まだ届いていない方へ様々な体験を提供していきたいと考えております。
活動内容の詳細、実績について
エキナカこども食堂は大きく3つの活動の場所になっています。
1つ目が、食事の場です。
食事は弊社が運営しているホテル藤和ピュアコテージにて調理し、スタッフがこども食堂まで運んでいます。これまでは食事形式をお弁当にしていましたが、2024年11月より、自分の食べたいものを選んで食べるバイキング形式に変更し、おかずの種類や内容の充実化に力を入れています。
2つ目が学びの場です。
毎週水曜日、グループ会社の(株)TCKワークショップとオンラインでつないだ英会話教室を開催しています。
また、2024年6月からは(株)TCKワークショップから講師1名が那須に出向し、こども食堂が営業している日は毎日、個別指導が受けられる無料の学習サポートをスタートしました。
これにより、学校帰りに宿題をしてご飯を食べて帰るというルーティンができ、食数・店内飲食率の増加につながっています。
3つ目が交流の場です。
毎月1回以上、テーマを決めてイベントを開催しています。
ハロウィンやクリスマスなど季節の行事をはじめ、那須塩原駅と共同開催イベントや、関東自動車様やグループ会社の鹿島槍スキー場にご協賛いただき1泊2日のスキーツアー開催など、他の企業様にもご協力いただきながら規模の大きいイベントを開催することができています。
実績としては、前期、2024年8月∼2025年1月までで、提供食数3284食、建物の中でごはんを食べた方の割合を出している店内飲食率が47%となりました。
代表者メッセージ
こども食堂は貧困対策ではなく、誰もが利用できる多世代の交流の場です。誰もが利用したいと思う施設作りが、本当に困っている人たちの施設利用のハードルを下げることにつながると思っています。
私達は、食事の提供を皮切りに、学校・地域・企業との連携を強めながら、学習や体験活動にも力を入れ、子ども達にとって、自立や生きていくために必要な能力・態度の育成につながる、食育、キャリア教育の視点を取り入れた「育成型こども食堂」を目指しています。
運営を継続していくために、応援してくれる皆様の存在が必要不可欠です。
皆様の温かなご支援をお待ちしております。
寄付金の使い道について
集められた協賛金や寄付金は、以下の目的で使わせていただきます:
- 食材費: 毎週、栄養バランスの取れた食事を提供するために、地域の食材を購入し、調理する費用に充てます。
- 運営費: 施設の維持費や、スタッフやボランティアの活動費用を賄います。また、運営に必要な備品(食器や掃除道具など)の購入にも使います。
- 学習支援活動費: 食堂の運営に加え、子どもたちの学習支援や遊び場提供に必要な費用を補助します。
- イベント・交流費: 子どもたちと地域住民が交流できるイベントや体験活動の開催費用に使います。これにより、地域全体が子どもたちの成長を支える体制を作ります。
いただいた寄付金はすべて、子どもたちが安心して成長できる環境作りのために大切に使わせていただきます。
皆様の温かいご支援を心よりお待ちしております。