子どもたちが自分や身近な誰かの苦しみに気づき、支えを育む「折れない心を育てる いのちの授業」。これまで延べ82,721人に届けてきました。
しかし、授業依頼が増える一方で、多くの認定講師や大学生が、仕事や学業の合間をぬって地域の子どもたちと向き合っています。
これまでこうした現場の善意で続けてきた活動を、次の10年は“仕組み”として育てたい——。
地域の居場所・若者・講師が協働し、つらさを抱える子ども若者をそっと支える新しいモデルづくりに挑戦します。
支える人を支える仕組みを、次の10年に向けて共につくるため、ご支援をお願いいたします。
2025-11-20 11:25
【いのちの授業 寄付キャンペーン、始まりました】
本日より、2025年の寄付キャンペーンがスタートしました。
さっそくページをご覧くださった皆さま、本当にありがとうございます。
今回のプロジェクトは、
子どもたちに直接授業を届けることだけを目的にしたものではありません。
悩みや不安を抱えながら過ごす子どもや若者のそばには、
学童、フリースクール、子ども食堂、学習支援など、
日々ていねいに向き合ってくださっている大人がいます。
その大人がもともと持っている力に、
・「苦しみの構造」という視点
・解決が難しい苦しみの中でも穏やかさを取り戻す「支え」の見つけ方
・本人が「わかってもらえた」と感じられる聴き方
こうした学びをそっと重ねることで、
子どもたちが「わかってもらえた」と感じる場面が確実に増えます。
そしてもうひとつ、今回のプロジェクトが大切にしていることがあります。
それは、
いのちの授業を受けた学生や若者が、認定講師と共に現場に入り、
居場所のスタッフとつながりながら、子どもに関わる一員として育っていくこと。
これまでの取り組みの中で、
「自分も誰かの力になりたい」と行動し始める若者が増えています。
その芽が地域につながり、スタッフの方々とも支え合いながら、
子どもたちに届けられる“あたたかさ”が少しずつ広がり始めています。
今回のご寄付は、以下の取り組みに使わせていただきます
- 居場所スタッフ向けの学びの場づくり
- 講師・学生の活動サポート(準備・移動など)
- 認定講師 × 若者 × 居場所の“三者協働”モデル構築
- 学びと変化を社会に共有する成果発信
キャンペーン期間中、
地域で生まれていく小さな変化や、
若者たちの成長のストーリーもお届けしていきます。
どうか、この歩みを見守っていただければ幸いです。

