円ブリオ基金とは
エンブリオとは8週までの胎児のこと。身長2センチ、体重は一円玉と同じ1グラムのお腹の赤ちゃん。国民の皆様から“ひと口1円”の拠金をいただき、妊娠に悩む女性の相談にのって、健診・出産費用をサポートします。
1円の“円”と“エンブリオ”の“エン”をかけて「円ブリオ基金」と命名。1億人が1円を出して、みんなで赤ちゃん誕生を喜ぶ社会をめざしています。
ありがとう・円ブリオベビー1000名!
「”おなかのあかちゃんを守って下さりありがとうございます”というメッセージを見て、涙が出ちゃいました。本当にほっこりして、安心して出産することが出来ました。かわいい赤ちゃんと過ごす日々、みなさまに”ありがとう”と感謝する日々です。(ありがとうのお手紙より)」
円ブリオ基金からの支援で産まれた赤ちゃんが、1000名を超えました!(2024年3月現在 1022名)
円ブリオ基金の理念
「赤ちゃんが宿ると、お母さんは赤ちゃんに対する愛を感じる。そして、周囲の人たちが幸福を感じる。その周囲の人たちにもたらす幸福の輪がどんどん広がっていく。もしかしたら、この世の中で一番大きな幸せの輪をもっているのは赤ちゃんで、その赤ちゃんを大切にしなければなりません。
赤ちゃんの投じた一石は、水の中に投げ込んだ小石がつくる波紋のように、小さい輪からどんどん大きく広がっていく。これを“円/縁”だと。」
「円ブリオ基金」の名付け親・NHKで長年活躍されていた元アナウンサー鈴木健二先生のお言葉です。赤ん坊がだんだんと成長し、徐々に笑い、声を出してハイハイするように、みんなの善意の1円玉が集まれば、大きな力となって、いのちに優しい社会を築くことにつながっていく。そんな社会を作るため、円ブリオ基金は活動しています。
基金の使い道
円ブリオの活動には、「1円玉を集めて出産費、健診費用を支援する」と「お腹の赤ちゃんを喜んで迎える町の空気をつくる」という2つの目的があります。
1、「妊娠SOSほっとライン」相談窓口の開設
妊娠葛藤に悩む妊婦さんの相談にのり、出産費・健診費、または初診費等の不足分を支援しています。
2,震災・災害等緊急支援
阪神淡路大震災で、初めての赤ちゃんを支援。東日本大震災や西日本豪雨等の災害時にも、行政やマスコミに呼びかけ、妊婦さんに出産費等を支援をしました。また諸事情により仕事が急に減ったり、思いがけない妊娠で、出産費等に困っている妊婦さんを支援しています。
能登半島地震でも緊急募金を呼びかけ、被災した妊婦さんをご支援させていただきました。