年末年始は、一年を振り返り、周囲の人たちへ感謝を伝える絶好のタイミングです。
「ありがとう」という言葉を通して、家族や友人、職場の仲間とのつながりを再確認し、さらに良い関係を築いていきませんか？

「ありがとう」という言葉には、私たちの身体と心理に対して大きな影響を与える力があります。

科学的な研究により、感謝が以下のような効果を持つことが分かっています。

身体への効果

感謝を感じることで免疫機能が向上し、血圧が低下します。カリフォルニア大学デイビス校のロバート・エモンズ教授の研究によると、感謝を習慣化した人々は、健康面で目に見える改善が見られたことが確認されています。ストレスが軽減され、心身の調子が良くなることも報告されています。

心理的な影響

感謝を意識的に表現することで、前向きな気持ちが生まれ、幸福感が向上します。感謝の習慣は、ネガティブな感情を和らげ、日々のストレスや困難に対しても回復力を高めることが分かっています。

社会的な影響

感謝の表現は人間関係を深め、寛容さや他者への思いやりを育む力があります。感謝を通じて、人々の孤立感が軽減され、社会とのつながりを実感しやすくなります。

エニワンプロジェクトの取り組み:

「ありがとうを伝える会」を通じて、エニワンプロジェクトでは、普段なかなか伝えられない相手に感謝の気持ちを伝える機会を提供します。また、感謝を伝えられていない相手を見つけ、どうすればその感謝を表現できるか考えるきっかけを作ります。感謝の気持ちを伝えることで、伝える側も受け取る側も心身ともに健康が改善され、前向きな気持ちを持ち続けることができ、双方の関係もより良いものになります。この活動を通じて、感謝がもたらす力を実感し、その影響を社会全体に広げることを目指しています。

次回は「感謝と脳の関係 ～幸福ホルモンの秘密～」をお届けします。