えひめ西条つながり基金とは?
愛媛県西条市に令和4年4月8日に設立された四国初のコミュニティ財団で、西条市民を中心に愛媛県内、全国の401名から428万円超のご寄付をいただき立ち上がりました。
私たちが立ち上がった時は四国には1つもなかったコミュニティ財団ですが、香川や高知でも立ち上がり、全国にも広がり続けています。
えひめ西条つながり基金は地域協働のハブになり、市民団体やNPOをサポートして地域課題を解決するという役割を持っています。昨今の地域課題は非常に多様化しており、国や地方自治体の支援だけでは解決できない課題が増えてきています。
その課題を解決するためには様々な市民や団体、企業、行政が協力し合っていく必要があります。これらの協働を促進し、コーディネーションを行っていきます。
行政と似ていますが、大きく違うのは小回りが利きスピード感がある点です。既に行政も人材が減ってきており、職員一人一人の業務が過多になっています。つまり行政が支援したくてもできない現状があります。行政の支援が行き届かない課題に私たちが取り組んでいくことも、非常に意義のあることだと考えています。
私たちが目指す社会像 ~楽しくつながることが未来を創る~
私たちは3年間の中期計画を作成しました。その中期ビジョンがこちらです。
「誰もが主体的に なりたい未来に向けて ココロオドルまちづくりに参加できる 共創型社会を目指す」
私たちはひとりひとりが思い描くまちの未来に向けて、ワクワクしながら活動できるまちを志しています。
地元の人だけではなく、西条というまちに関わりたいと思う全ての人たちが、つながり合い行動し、地域への想いを実現したい人たちへの支援を通じ共創型社会を目指します。
そしてこの中期ビジョンを達成するためのミッションがこちらです。
「次世代と共に 協働による 楽しいまちづくりを。」
私たちはまちの未来を考えるとき、地域の課題やまちづくりの中心にいる方だけでなく、これから課題に関わる人たちと一緒に考えることが必要だと考えています。
ともに考え、ともに動き、ともに結果をわかちあう。
多様な協働でひとりひとりが活躍できる場を創り出し、まちのことをジブンゴトに考える人を増やします。
いつでも明るくポジティブに、信頼し合える仲間と笑顔で楽しみながら続けていけるよう応援することで、まちづくり活動の輪を広げていきます。
主な活動内容
主な業務は助成事業です。市民や企業から寄付を預かり、地域の活性化や課題解決に取り組む団体に助成をします。今までに7つのテーマに対して助成プログラムを実施しています(2024年3月時)。
助成するというとお金の支援だけしているように思われがちですが、助成先の「事業」「財務」「組織」そして「成果」の4つの観点で団体の成長ステージに合わせてバランスを見ながら伴走支援をしています。団体の代表の方のみを支援するのではなく、中心メンバーの方にも面談に参加してもらい組織作りの支援を行ったりもしています。
主に支援が中心の活動ですが、時にはプレイングマネージャーのように現場のNPOとタッグを組んで事業を行うこともあります。私たちが事務を請け負い、NPOが現場で課題解決するという座組で資金調達を行い協働プロジェクトを実施することもあります。
また中期計画では「地域コミュニティの再生」「防災」「若者支援」の3つを軸に事業を行っていこうと考えています。これからの西条市にとって必要なことを仕組み化して持続可能なまちを創っていきます。
寄付の使い道
預かった寄付は特に指定がない場合は当財団の運営活動費として大切に使わせていただきます。
個人のマンスリーサポーターの方は毎月1000円から、法人サポーターの方は毎月3000円からご寄付をお願いしております。個人の場合は税額控除(所得控除より大きく節税ができる制度※)が利用できます。法人の場合は公益法人への寄付ということで寄付金額の一部が損金対象になります。
※高所得者の場合は所得控除の方が節税できる場合がありますので詳細は専門家にご相談ください。