活動・団体の紹介
はじめまして、イマココ子育て支援です。
私たちの団体は西条市で主にひとり親家庭の受験生の学習支援、子ども食堂の運営、その他障害児や高齢者の支援を行っております。
・2016年 学習支援事業と障がい児のスポーツ支援事業を開始。
・2019年 こども食堂開始。
・2020年 ひとり親家庭と高齢者の食事・交流支援事業開始。
これらの活動を7人のメンバーと18人のボランティアで運営をしています。
活動の背景、社会課題について
現在、当団体に登録されている近隣のご家庭27件のうち、3件に受験生がいます。
これまでにも受験の相談を頂くことがありましたが、2021年の調査によれば現在西条市には3,594件の母子家庭と650件の父子家庭があり、その内受験生を抱える世帯は約8%あるそうです。
この中には塾に行く予定がなかったり、家庭の事情で志望校を諦めたり、さらにはヤングケアラーや学校に行けてすらいない環境の子もいます。
家庭の事情はどこでも様々ですが、昨今は物価高の逼迫などもありこうした環境のこどもたちがさらなる悪環境に追い込まれる危機感を感じています。
そこで少しでもこどもたちの将来についてお手伝いができればと思い、家庭に負担のかからない学習支援を始めようと考えました。
西条市では現在2か所で学習支援事業が行われていますが、主に小学生・中学生が通っており、特に当団体では受験生を対象に安心して勉強できる場所を作っていきたいと考えております。
こどもたちに我慢をさせるのではなく、親や地域の大人たちみんなで考えて課題に取り組んでいく、それが私たちが目標とする「地域で子供たちを育む」活動の一環として提案致します
活動内容の詳細、実績について
現在、西条市役所の南側、うちぬき公園西隣にてドネーション型食堂「ゴテンマエ食堂」をオープンしています。ドネーションとは「寄付」のことで、食事代金としてドネーション(寄付)込みで支払う食堂がゴテンマエ食堂です。営業日時は、毎週月・水・金曜日(祝日・祭日は休み)の 11:30~13:30 です。
その寄付金を財源にして「こども食堂」と「ひとり親世帯の学習支援」を行っています。
こども食堂を月1回(第1土曜日)に開催しています。
小さく始めたこども食堂ですが、一緒に活動してくれているボランティアさんが独立し、新しく3つのこども食堂が生まれ活動が広がっています。
また、ひとり親世帯の学習支援ですが、今までに13名の学生たちを支援してきました。
現在も8名の学生を支援しており、うち3名が受験生です。彼らの塾の月謝の一部は団体が負担しており、上記の寄付だけでは足りていないのが現状です。
代表者メッセージ
はじめまして。
イマココ子育て支援代表白石小夜です。
私自身がひとり親家庭でひとり娘を育ててきました。
経済的な理由で、大学進学を諦めてもらったことを、私自身が後悔しています。
7年前に学習塾の経営を始め、3年前にひとり親家庭の学習支援を始めました。その中で、やはり親の負担を考え、進学を諦める子どももいました。
少しでも、力になれることはないかと考えていく中、つながり基金さんから、クラウドファンディングのお話を聞き、子どもの夢を叶えるお手伝いができる!と思い、「ひとり親家庭の受験生」を応援しようと考えました。
毎年、この時期に受験相談も増える中、この事業が受験生をかかえるひとり親家庭の安心できる要因になればと思っています。
寄付金の使い道について
ひとり親家庭の受験生の学習支援の運営費に充てさせていただきます。
具体的には ・講師人件費 ・会場費 ・教材費 ・広告費 ・通信費 です。
今年度と来年度のひとり親家庭の受験生支援に使用します。
なにとぞご支援のほど、よろしくお願いいたします。