希望の光

ブラジル学校が地域と「つながる」サッカークラブをつくりたい!

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支援総額
213,000
30%
目標金額 700,000
サポーター
9
終了しました
2022年10月31日 23時59分 まで
エスコーラ ネクターは愛知県豊田市で30年近くブラジルルーツの子どもたちの居場所づくりをしてきました。1996年から始まった小さなポルトガル語教室は、日本の公立校に適応できなかった不登校児や不就学児となっていたブラジルルーツの子どもたちの学び場となっていました。2001年にはブラジル教育省から学校としての認可を得て、数多くの子どもたちの「学ぶ権利」を保障し、今では2000人以上の卒業生を輩出しています。地域と「つながる」サッカークラブでは、ブラジル学校に通えている子どもたちだけでなく、地域の外国ルーツの子どもたちの居場所へと広げたいと思っています。この活動が続けられるよう、皆さまからの温かいご支援をお待ちしております。

ブラジル学校エスコーラ ネクターとは

ブラジル学校エスコーラ ネクターは豊田市で30年近くブラジルルーツの子どもたちへの包括的な支援をしてきた学校です。1996年に小さなポルトガル語教室から始まったネクターですが、2001年以降はブラジル教育省の認可を得て、ブラジルのカリキュラムに沿った教育活動を展開してきました。この教育課程を修了した生徒や放課後ポルトガル語教室に通った生徒たちを含めると、卒業生は2000人以上。日本に来日して公立校に馴染めなかったり、外国人労働者の長時間労働や共働き家庭など、家に帰っても家族が不在しがちで居場所を無くしてしまったブラジルルーツの子どもたちの拠り所でした。

今でも愛知県は「日本語で勉強ができない子どもたち」が全国で最も多く、その数は9000人以上。その中でも、最も多いのがブラジルルーツの子どもたちです。

ブラジルルーツの子どもたちにとって、ブラジル学校は「分かる言葉で学べる場所」なんです。

エスコーラネクターの卒業生が口をそろえて言うのが、

「日本にきて辛いことがいっぱいあったけど、ネクターに行けば、笑顔になれた」

 

卒業生たちにとって拠り所だった母校や地元の子どもたちには強い思い入れがあります。「センパイ」として、子どもたちが自分のルーツやアイデンティティに自信が持てる活動を子どもたちに届けたい!という想いから、ブラジル学校の子どもたちと地域の子どもたちが笑顔になれる「遊び場」をつくろうと決意して動きだしたのが”ブラジル学校が地域と「つながる」のサッカークラブ”です。

なぜ地域と「つながる」クラブチームがなぜ必要なのか

愛知県豊田市には多くのブラジルルーツの外国人住民が暮らしています。保見団地という集住地域は半分以上が外国人住民となり、その8割がブラジルルーツです。

ブラジリアンタウンの保見団地で育った私たち「センパイ」が豊田市内で暮らす2000人以上の外国ルーツの子どもたちに「何かしなきゃ!」という想いからこのプロジェクトは動きだしました。

多くの外国ルーツの子どもが暮らしている愛知県は、日本語で勉強ができていない子どもたちが全国で最も多い地域です。9000人以上の外国ルーツの子どもたちが公立校に通いながらも、日本語で十分に理解することができず、学びにアクセスできない状況にあります。

 

そして、こうした外国ルーツの子どもたちの多くは両親が共働きの外国人労働者です。夜勤や昼勤、二交代制など、不在にしがちで、家でも寂しい想いをしている子どもたちが沢山います。

 

学校では勉強が難しく、両親は不在にしがち…そんな子どもたちを少しでも笑顔にする時間、沢山の大人や「センパイ」たちとの関わりを増やす必要があると強く感じています。

学校と家庭だけでは孤立してしまう外国ルーツの子どもたちと地域と、そして社会とつなげて、活躍できる場を増やせる活動はなんだろう…

「遊びだ!私たちだったら、サッカーだ!」

と思い、サッカー交流事業を立ち上げました。

 

ブラジル学校エスコーラネクターはブラジルルーツの子どもたちの学びへのアクセスを保障し、子どもたちが自分でいられる居場所づくりを長年してきました。その経験やリソースを活用して、新しい「居場所づくり」がスタートします!

 

エスコーラネクターの卒業生、そして保見団地育ちの「センパイ」たちが協力して、誰もが笑顔になれる!そして、楽しい時間を過ごせる!そんなサッカー交流を定期開催するコミュニティのクラブを作ります!

 

その中心となるのが「ブラジル学校が地域と交流するためのサッカークラブ」です。

すべての子どもたちに、温かくて優しい空間を

このページに辿り着いてくれて、ありがとうございます。ブラジル学校エスコーラネクターを運営するNPO法人希望の光の代表、山家ヤスエです。
私は3歳で来日して、日本、保見団地で育ったブラジル人です。幼少期から日本の公立校とエスコーラネクターに通い、リアルな多文化共生を生きてきました。公立校の日本語指導員を経て、すべての子どもが学びにアクセスできる学校を目指してブラジル学校の運営を携わるようになりました。

私自身も、ブラジル学校の卒業生として、そしてバイリンガル、バイカルチュラル(一人の人間の中に二つの文化が息づいていること)、当事者としての感覚や自分と同じ外国ルーツの子どもたちへの深い共感を活かして、母語教育や日本語教育、多文化共生に関連するプロジェクトを必死に実施してきました。

そこで今感じるのは、子どもたちが自分のルーツに誇りをもってもらえるような「遊び場」をつくる必要性です。この安心で安全な「遊び場」を皆さまと一緒に創っていけるように、温かいご支援をお待ちしています。

NPO法人希望の光 

ブラジル学校エスコーラ ネクター
代表 山家ヤスエ

ご支援の使い道

サッカー交流事業は、皆さまからのご支援で成り立っていきます。サッカー交流会をなるべく多く、そして沢山の子どもたちにアクセスできるようにしていきたいと思っています。

現段階では、ボランティアによるサッカー交流会の開催とエスコーラネクターが頂いた子ども弁当の寄付の配布などを実施しています。サッカー交流会をより定期的に、そしてより多くの子どもたち子ども弁当を配布できるように、ボランティアとして来てくれている方々に交通費だけでも支払いたいと思っています。

皆さまからのご寄付は、主にサッカー交流会を定期開催するためのボランティアスタッフの交通費や子ども弁当や食品配布などの購入費、そして子どもたちのユニフォームの制作費として使用させて頂きます。
5,000円のご寄付を10名の方からいただければ、1回のサッカー交流会を開催でき、20人の子どもたちに子ども弁当を配って、サッカーを通じて楽しく過ごすことができます。

いろいろな形で応援できます!

企業スポンサー(150,000円)

サッカー交流活動を応援してくれる企業を募集しております。サッカー大会やサッカー交流会のチラシや広報にてお名前を掲載させて頂きます。

企業スポンサー(100,000円)

サッカー交流活動を応援してくれる企業を募集しております。サッカー大会やサッカー交流会のチラシや広報にてお名前を掲載させて頂きます。

企業スポンサー/ユニフォーム記名 背中「中」(50,000円)

サッカー交流活動を応援してくれる企業様で、クラブTシャツにお名前を掲載させて頂きます。

応援寄付(10,000円)

サッカー交流活動を応援して頂けます。

ボランティア寄付(5,000円)

活動資金の寄付と合わせて、サッカー交流会やサッカー大会におけるボランティアとして関わって頂けます。

ボランティア寄付(1,000円)

活動資金の寄付と合わせて、サッカー交流会やサッカー大会におけるボランティアとして関わって頂けます。

その他の金額

応援して頂ける皆さまのお気持ちで寄付金額を設定できます!小さなエールも、私たちにとっては大きな力となります!

 

このページは寄付・ 会費決済サービス
コングラント」で作成されています。
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